Coskey

祖父が軽い脳梗塞で入院したとの連絡。
大事には至らなかった様で、恒例の「そのまま葬儀まで済ませてくれたら良かったのに。」の流れを聞かされ、安堵したものの、このジョークが聞けなかった可能性も十分にあった。
(*その代わり「やっと逝ってくれたか。」というジョークを聞かされる可能性が大いにあるのが、我がファミリーの愛おしいトコロ。ただし、それがジョークというよりは本音に近いのが、怖いトコロ。)

親族一同からは、早く天に召される事を切望されてやまないCSKだが、CSKと過ごした時間は素直に楽しかったし、何よりもCSKの周辺で起こる家族のすったもんだが心地良かった。

日本を発つ時にある程度想定はしていたものの、大切な人の人生の節目に立ち会えないのはもどかしい。その人に会えないのが、もどかしいというよりは、その人の記憶から自分の足跡が褪せていくのが哀しい(という意味ではやはり利己的な感情なのだろう)。CSKの意識がハッキリしてる内にきちんと感謝を述べて、一方通行ではなく対話がしたい。
次の帰国までどうか元気でいて下さい。90年も自由気ままに生きてきたんだから、最期くらい、ヒトのために生きてくれたっていいでしょう。