Climbing Review 2018

2018 Climbing Summary:

  • 相変わらずスポートルートばっかり。これは2019年も同様の見込み。
  • 外岩日数マキシマイズをモットーに金に糸目をつけずに遊んだ結果、岩場遠征に70万近くをぶっこんだ事に(内40万は約計1ヶ月に亘る2つの海外遠征)。ただでさえ、ロープクライミングは一般大衆受けしないのに、岩場に行くのはこういった金銭的ハードルもあるのかもしれない。まぁ個人的には単身で他に趣味も無いし、楽しいのだから、暫くは手を休める事はなさそう。
  • 岩場滞在は計92日。転職前ヴァキューム期間を活用した約1ヶ月のフルタイムクライマー期間を差し引いても、(下界: 3日につき岩場: 1日と考えると) まったくここまでのめり込むとは思わなかった。
  • RPもOSもこの一年で大分底上げできた。ただ、王道の花崗岩クライミングは一向に成長を感じられず。いつかはビッグウォールとか漠然とやってみたいと感じてはいるものの、これじゃあ今世でのヨセミテは甚だ無理ゲーである。(そのため暫く大人しくスポートに興じる)
  • やはり日本のグレードは概ね辛すぎー。というかスケールが短いからボルダリーなルートが多い。その点 御前岩はグレード感もスケールもワールドスタンダード。

Overall (Japan, Frankenjura and Spain)

Japan

Frankenjura + Spain:

Cost Summary: 

Total/Year Days@Crag Avr Cost/Day
¥659,945 92 ¥7,173
Total Trips/Year: 47  
Highest (Cost/Day/Trip):   ¥27,964
Lowest (Cost/Day/Trip):   ¥1,650

Crag-wise Breakdown:

Crag Days Cost/Day
小川山 6 ¥4,067
御嶽 2 ¥1,836
甲府幕岩 13 ¥3,659
湯河原幕岩 1 ¥2,081
具志頭 0 N/A
有笠山 0 N/A
河又 0 N/A
天王岩 1 ¥2,198
城山 15 ¥4,377
障子岩 1 ¥2,796
二子山 4 ¥2,962
太刀岡山 9 ¥2,817
聖人岩 1 ¥2,129
カサメリ沢 7 ¥3,604
赤岩青巌峡 5 ¥9,511
御前岩 2 ¥2,069
Frankenjura 17 ¥10,071
Spain 8 ¥27,964

含む: 移動関連費(ガソリン、高速、レンタカー、駐車場費@岩場、電車賃、バス代、航空券など)、宿代、入山料、外食代、温泉/銭湯代

含まず: 車検代、保険代、駐車場費@下界、行動食費、外食以外の食費(コンビニ飯)、お土産代

※居住@東京山手線圏内 + 駐車場@西東京市

2018楽しかった/記憶に残るルート:

  • スパイダーマン @ 湯河原:  4月に1日トライ。未完登。終始ジワジワと壁から剥がされない様に必死。第一印象は正直(期待を膨らました目には)ショボかったが、取りついてみるとバランスと傾斜が絶妙に苦しい・楽しい・(大好き)。

 

  • スーパーラット & カリスマ @ 太刀岡山: GWから6月のカリスマ完登まで続いた太刀岡詣。ラインも内容もラットの方が自然で秀逸(といってもカリスマも良いライン)に感じるが、苦しんだ初13はやはり思い出深い。

 

  • ダイナマイト・ボンボン @ 赤岩青巌峡: 6月に有給消化し敢行した北海道ツアーで登った。ボルダリー且つ繊細な足裁きを要求するルートの内容もさることながら、ボルダー力の無さに打ちひしがれた圧倒的敗退(そんなのはしょっちゅうだが)から逆転勝ちに珍しく持ち込めた自身の成長が記憶に残る1本。

 

  • トップガン @ カサメリ沢: 北海道ツアー後、ユーラツアー前の週末に登った。グレードは差し置いても(といっても1 dayで登れたのが記憶に残る最大の要因なのは否めない)、このルート程登るのが爽快だったクライミングは未だ出来ていない。

 

  • Sautanz @ Frankenjura: 7月の転職前のユーラツアーにて完登。ドイツ発の9-である本課題は、ユーラの中でもクラシックなだけあって特に厳しかった。といっても1 Dayで登るべき内容であったが、特に精神面の詰めの甘さを突き付けられた。日々変わるパートナー(複数)にわがまま言って連れて行ってもらった事もあり、決めきれないトライに地団駄を踏んだ。内容はとても面白い。

 

  • Magnet @ Frankenjura: 此方も同じくハードクラシック。結果は箸にも棒にも掛からぬ未完登。ボルダー力の無さを否応なく突き付けて頂き、Sautanz以上に厳しい窘めを頂戴した。次行ける機会があったとしても登れるか不明なので、もしかしたら、見て見ぬフリをするかも。こちらも内容は、R&S誌にてI山氏が「世界のクライマーが登っておくべき10本に入るルート(原典は少し違う言い方だったかもしれない)」と言わしめた1本。ただ、1P目が異様に高く初見では悪いので、般ピーはプリクリ(左のルートを登って可能)推奨。

 

  • ぞうりむし @ カサメリ沢: ユーラツアー後の燃えつき症候群&連続の雨週末&転職後のゴタゴタで登攀モチベーション下降気味の8月に登った。出だしのオフウィズスから最後までムーブが多彩で、非常に充実したOSトライであった。このルートでオフウィズスに開眼するかと感じた程に面白かったが、NPセット1式を買い揃えるには至らなかった。100岩にて星がついていないのが謎だが、恐らくNPで登れるのにボルトを打ってしまったからであろう。

 

  • シルクロード & ロッキーロード & 届け手の平 @小川山: 秋頃にエクセレントラインをお試しトライも、全くお話にならず。花崗岩登攀の出直しを告げられた課題。届け手の平もマラ岩訪問の度にやっており、フリクションに恵まれた日もあったが、未だ登れない始末。最難の10Cとして燦然と君臨中。

 

  • Energia Positiva @ Terradets (Bruixes):  年末年始のスペインツアーの出だしに「元気な内に高難度」を目論んで取りついた超ストレニ課題。日本ではお目にかかれない35Mのスケールに亘りガバが点在するハングを中・後半部分に集中する小核心を超えながら耐えに耐えて登る。これもルート内容は面白いのだが、それ以上に珍しくギリギリの勝負に押し勝てたという点で、2018年の個人的ベストバウトであった。一方で7c辺りをOS出来る人にとっては冗長なガバ課題と認識されてしまうかもしれない。

ボルダー/トラッド(新規で登れたのは4本だけ):

1st Try RP on Grade Alt Grade Route Name Result Felt Grade Crag Area/Rock Days tried Atmps tried Notes
10/1/2017 4/22 初段 V7 子供返し RP 1級+ 御岳 忍者岩 3 50 ☆☆☆ リーチ有利。ランジの後もモタモタすると落ちる。
11/19/2017 4/22 初段 V7 勅使河原美加の半生 RP 初段 御岳 デッドエンド 3 70 ☆☆☆☆ 指皮温存核心。保持というよりは重心の動かし方がキー。一手一手遠い
4/8/2018 4/8 10b 6b ラナ FL 10c 湯河原幕岩 正面壁 1 1 ☆☆☆ クラック沿いのルートは明瞭で、安定した体勢でプロテクションが取れるためNP練習向き
10/8/2018 10/8 3級 V3 サブウェイ RP 3級 小川山 ビクター 1 3 ☆☆☆☆ 適度なホールドと豊富なスタンスで伸びたり縮んだり。低いので、ルート帰りのワークアウト向き

スポートルート:

1st Try on RP on Grade Alt Grade Route Name Result Felt Grade Crag Area/Rock Days tried Atmps tried Notes
9/24/2017 10/8 10d 6b+ JECCルート RP 10d 小川山 マラ岩西面 2 2 ☆☆☆ 1P目遠いので、自信が無ければカムを決めていきたい。
1/6/2018 1/6 5.7 5b 花便り MOS 5.9 天王岩 下の岩場 1 1   1P目が高く脆い(18年1月)ので要注意。
1/6/2018 1/6 5.8 5b ホウセンカ MOS 5.9 天王岩 下の岩場 1 1    
1/6/2018 1/6 5.8+ 5c 小便小僧 MOS 5.9 天王岩 下の岩場 1 1    
1/6/2018 1/6 5.9 5c 春雷 MOS 5.9 天王岩 下の岩場 1 1    
1/6/2018 1/6 5.9 5c つゆしらず MOS 5.9 天王岩 下の岩場 1 1 ☆☆☆ 「下の岩場」で(5.9以下で) アップするならこれ
1/6/2018 1/6 10a 6a サンコウチョウ MOS 10a 天王岩 下の岩場 1 1   ボルトは気にせず、弱点を付けば良い気がする
1/6/2018 1/6 10b/c 6b ノーリー MOS 10c 天王岩 下の岩場 1 1 ☆☆☆ 傾斜とグレードの割りにガバ満載では無い。要ムーブ
1/6/2018 1/6 10b 6a+ ダブルハッカー MOS 10c 天王岩 下の岩場 1 1   乗越しは右に逃げず、直上(100岩を見る限り)
1/6/2018 1/6 11a 6b+ ドロボーカササギ MOS 11a 天王岩 上の岩場 1 1 ☆☆ ムーブは面白いが、隣接するボルト(ルート)が近すぎ&多すぎ
1/6/2018 1/6 5.9 5c クラックジョイ MOS 5.9 天王岩 上の岩場 1 1 ☆☆ 楽しいが、終始脆いのが気になる
1/13/2018 1/13 5.9 6a 椿の森の中で FL 10a 城山 チューブロック 1 1 顕著なホールドが余り無くて怖い
1/13/2018 1/13 5.8 5c イスタンブール FL 5.8 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ 顕著なホールドがあり快適
1/13/2018 1/13 10c 6b ストーンフリー OS 10c 城山 チューブロック 1 1 ☆☆☆☆ 出だしの傾斜が強いが快適なルート。上部はルーファイも大事
1/13/2018 1/13 11b 6c こんにちはマコロン OS 11b 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ (色々な登り方が出来ると思うが)よく似た体の引上げムーブが2回出てきたのが印象的
1/13/2018 1/14 11d 7a OVERDRIVE RP 11b/c 城山 ワイルドボアゴージ 2 3 ☆☆☆ 持久系だが、1P目までが中々悪い(ので要注意)。逆に1P目まで余裕で登れるのであればOSし易いハズ
1/13/2018 1/13 10d 6b+ オンリーイエスタデイ MOS 10d 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ 近隣のルートと同じく、核心が何処かは判り易い
1/14/2018 1/14 10c 6b ジャーニーオブホープ RP 10d 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆ 見た目は結構ねているがFace的。棚への落下/激突注意
1/14/2018 1/14 10b 6a+ ファンタジーランド OS 10b 城山 ワイルドボアゴージ 1 1 ☆☆ 大きな動きが楽しいが全体的に脆い
1/14/2018 1/14 11a 6c ミウラー MOS 11a 城山 チューブロック 1 1 1P目まで高いので, 余裕が無ければマスターはやめた方が良い。隣接するルートに寄り気味になる(がOKらしい)。
1/14/2018 1/14 11c 7a ジャンバラヤ RP 11c 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆☆ ルート解析力も持久力も試される好ルート。
2/3/2018 2/3 11a 6c チャンディーラサ MOS 11a 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ 凹角が楽しい。テラスに立ったら終わりと思いきや。。
2/3/2018 2/17 12b 7b トゥエルブモンキー RP 12b 城山 ワイルドボアゴージ 3 5 ☆☆☆ 初見ではボルト位置が「?」ルート全容が判れば納得(1P目は下地崩壊のためらしい)。終了点ガバはグラグラ(18年2月)なので触らない方が吉
2/4/2018 2/4 11b/c 6c+ ジゴロ RP 11b 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆ 大きい動きが楽しい。ルート名の由来は「遠いホールドで女性泣かせ」だから?
2/12/2018 2/12 10a 6a ペッペッペの羽田さん MOS 10a 障子岩 南東面 1 1 ☆☆ 快適なホールドを繋げる
2/12/2018 2/12 5.9 6a 熱中症 MOS 10b 障子岩 南東面 1 1   ラインが判りにくく、ホールドも悪い。アップには不向き?
2/12/2018 2/12 10d 6b+ ジェラシー’95 MOS 10d 障子岩 南東面 1 1 ☆☆☆ 顕著なつらら石(スタラクタイトというらしい)を使う。下部は見た目通りパワフル。
2/12/2018   11a 6c 筋違い   11b 障子岩 南東面 1 1 ☆☆ 細かいホールドとスタンス。
2/12/2018 2/12 11d 7a デザート・ストーム RP 11d 障子岩 南東面 1 2 ☆☆☆☆ 顕著なコルネ2本に沿いながら全体的に小難しさが続く。楽しいし、見た目も立派なライン。
2/12/2018   11a 6c ジョン・ガーバー   11b 障子岩 南東面 1 1 ☆☆ 名前に誘われると痛い目をみる事うけあい。相当なOS力を要する(特にメンタル)ハズ
2/17/2018 2/17 10d 6b+ キララ MOS 10d 城山 チューブロック 1 1   終了点前1-2P間に大きな浮石(18年2月)。チューブロックへの通行人に気を遣う。
2/18/2018 2/24 11a 6c バロンダンス RP 11b 城山 チューブロック 2 2   テラスに立つ前の左のカンテを全く使わないと11c位?
2/18/2018   12c 7b+ モンキークライ   12d 城山 ワイルドボアゴージ 2 3 ☆☆ 核心は短いが無酸素運動の連続でリーチが無いとより厳しい。最後も気が抜けない。
2/18/2018 2/18 11b 6c レインホール RP 11b 城山 ワイルドボアゴージ 1 3 ☆☆ 縦ホールドとステミングを駆使。面白いが、濡れている時が多く、乾いていてもリップ上部が苔コケ
2/24/2018 2/24 12a 7a+ ラストショー RP 11c 城山 ワイルドボアゴージ 1 2   3P目後は左壁から周り込まないとの事。しかし、終了点前V字ホールドは左壁と隣接しており、終了点上の縦ホールドも左に足を張らないとかなり不自然。終了点クリップ時は限定は気にしなくて良いハズ。。適度に持てるホールドが散在し、組立て方を考えるのには面白いルート。
2/24/2018 3/3 12c 7b+ ダスキン多摩 RP 12b 城山 ワイルドボアゴージ 3 7 ☆☆ 1P目が遠く、ホールドが判っていても少し不安。錆びているボルトも多いが、(18年3月)細かいポッケやカチを繋ぎムーブは面白い
2/25/2018 2/25 12a 7a+ パンクジャズ RP 11d 城山 チューブロック 1 2 ☆☆ 11aのフェイスに3級位(リーチが無いとより厳しい)のマントル
3/3/2018 2019/

1/14

11c 7a ファーストサークル RP 11d/12a 城山 チューブロック 3 4 ☆☆☆ 細かいフェイスに遠目のガバマントル。マントルは上手く落ちないとテラスにグラウンドする恐れ有。下部は細かく、上部は思い切りだが、どちらも肝っ玉を鍛えるのに良いルート。
3/4/2018 3/25 12d 7c 白壁の微瑕 RP 12b/c 城山 チューブロック 4 7 ☆☆☆☆ 大きいホールドで体幹と細かい足置きが要求される下部と使えそうなホールドが点在し色んな組立て方が出来る上部の異なる登りが面白い
3/4/2018 3/4 11c 6c+ グレイシー MOS 11a 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ ムーブが解ければ大分楽。そしてムーブも読み易い
3/4/2018 3/4 10c 6b カルカッタ FL 10d 城山 ワイルドボアゴージ 1 1 1P目が地上5m程にあり、出だしが緊張する。(怪我するよりはプリクリ推奨)上部のハング部分も迷いやすい。
3/11/2018 3/11 12a 7b フェイト RP 12a 城山 2間バンド 1 3 ボルダリーで面白いがとにかく脆く足を探してるとボロボロ削れる。核心は思い切って心地の悪い体勢を作るのが肝
3/11/2018 3/31 12b 7b 生と死の分岐点 RP 12a 城山 チューブロック 2 3 ☆☆☆☆ ボルダリーな下部とバランシーな上部。ホールドがやや頼りない部分でも耐えて足を上げれば安定する感覚を味わえる好ルート。
3/17/2018 3/17 IN-12b 7b オレンジ(100°位) OS 12a T-Wall 江戸川橋 1 1   店舗改装(18年2月)後のルートグレードは全般的に甘め
3/24/2018 3/24 10b 6b レインマン MOS 10d 城山 チューブロック 1 1   ジャムが上手く決められないと、踏ん切り付かない。終了点付近の顕著な足場(30cm四方位?)が揺れる(18年3月)
3/25/2018 3/31 12a 7a+ ドロンパ RP 11d 城山 チューブロック 2 3 ☆☆☆ カンテをヒールや振りを駆使して登る楽しい課題。カンテのホールドを追っていけば、右のテラスからは自然に離れる。つま先位は乗せるたくなるが、限定は余り気にしなくて良い(難度も余り変わらない)ハズ
4/1/2018   12a 7b 小春日和   12a/b 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ パワフルな紐付きボルダー。
4/1/2018   12a 7b バージンキラー   12a 城山 チューブロック 1 1 ☆☆☆ ランナウト状態での未知へのデッドが痺れる。恐怖核心
4/1/2018 4/1 11b 6c シャムロック MOS 11a 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ ホールドが散在しているため、多分色んな登り方が出来る
4/8/2018 4/8 5.9 6a ポニーテール MOS 10b 湯河原幕岩 正面壁 1 1 ☆☆ 100岩記載の通りにパワフルなルート。上まで抜けるのならば要60mロープ
4/8/2018   12a 7b スパイダーマン   12b 湯河原幕岩 正面壁 1 3 ☆☆☆☆☆ 終始壁から剥がされないように耐えて耐え抜く登り。強傾斜/人工壁好きこそ登っておくべき一本。
4/8/2018 4/8 10b 6b ラナ FL 10c 湯河原幕岩 正面壁 1 1 ☆☆☆ クラック沿いのルートは明瞭で、安定した体勢でプロテクションが取れるためNP練習向き
4/14/2018 4/14 10b 6b 高く登れ MOS 10d 二子山 広場 1 1 判ってしまえば系だが、それでもグレードの割に強度はキツい。ボルト位置が??(ボルトに沿って登れなくはないが、それだと難し過ぎ)
4/14/2018 4/14 10c 6b 徒然草 MOS 11a 二子山 右壁 1 1 ☆☆ 核心は短く強度高めだが、手前でよくオブザベでき、クライムダウンもできるので頑張りたいところ
4/14/2018 4/14 10a 6a+ 悪魔のエチュード MOS 10b 二子山 弓状 1 1 ☆☆☆ 立体クライミングを心地良く楽しめるが、もう少し登りたくなる終わり方(延長ルートはあるが、アップルートを作りたかったため?)
4/14/2018 4/14 11c 6c+ ホテル二子 OS 11c 二子山 弓状 1 1 ☆☆☆☆ コルネガバでグイグイ登れ、ムーブも豊富。ホテルでのレストを飛ばせばワークアウトに至適か
4/14/2018 4/14 10d 6b+ シリアル OS 10c 二子山 1 1 ☆☆☆☆ ご多分に漏れず、これも立体クライミングを快適に楽しめる。核心は手順がキー
4/14/2018 4/14 11c 6c+ 鬼ヶ島 RP 11c 二子山 1 2 ☆☆☆ 最終クリップまでは長いが快適で、最後に細かく/テクニカルになる。OSトライ向き
4/14/2018 4/14 11a 6c ごんべえ FL 11a 二子山 1 1 ☆☆ 核心は人によって色んなムーブ/順序が出来る模様
4/14/2018 4/14 10d 6b+ 甘納豆 MOS 11a 二子山 1 1 ☆☆☆ 下部は一見判り難く、上部はボコボコしたコルネを登るルート。ムーブが豊富で、上部は無理やりでも行けそうだが、意外な省エネムーブ有り。
4/28/2018 4/28 10c 6b メイプルの涙 MOS 10c 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆ ムーブがありそうだが、強引にも登れる(が悪い)
4/28/2018 4/28 11b/c 6c+ JUNE RP 11b 甲府幕岩 森の散歩道 1 2 ☆☆☆ テラスを挟み下部はカンテで上部はスラブ。いずれも工夫が必要。
4/28/2018 4/28 11b 6c+ つぎいってみよー RP 11c/d 甲府幕岩 森の散歩道 1 2 ☆☆☆☆ 壁一面を使って登る好課題。核心は強度高めでルーファイと手順がキー。左右壁(足)とその間のクラックは使わない(えない?)ので、限定感も少ない
4/29/2018 4/29 11a 6b+ ハッピーバースデイ MOS 11a 太刀岡山 小山ロック西面 1 1 ☆☆☆ ルーファイがキー。後は素直で概ね快適。小山ロック界隈ではアップとして使われている模様。
4/29/2018 4/29 10b 6b バーボンを片手に OS 10c 太刀岡山 小山ロック西面 1 1 ☆☆☆ 核心は見た目通り。残りはごく快適(上部のボルトはやや遠め)。最上部まで行くので、景色も楽しめる。
4/29/2018 4/29 11c 7a ルートキラー RP 11c 太刀岡山 小山ロック西面 1 3 ☆☆☆ 下部はスラブでジワジワ、上部は傾斜を格好良いムーブで。両隣のボルトが近いが(名前からして本ルートが後に出来た?)独立した課題としてみれば面白い。
4/29/2018 5/5 12c 7c スーパーラット RP 12c 太刀岡山 小山ロック西面 3 5 ☆☆☆☆☆ 登り応えばっちり。持久力とメンタル(トラバースでのランナウト)が試される。最終Bからもランナウトだが、乗越しは判れば、落ち着いていける
4/30/2018 4/30 11a 6b+ 太陽が恋しい MOS 11a 太刀岡山 小山ロック北面 1 1 アンダーフレークやポッケなどを使ったムーブは面白いが、脆いフレークばかりなので要用心(18年4月)
4/30/2018 4/30 11b 6c+ 北風小僧 MOS 11b 太刀岡山 小山ロック北面 1 1 ☆☆☆ ムーブが多彩で、バランスも微妙で面白い。最終クリップ後は終了点に向かって左上でOK(100岩も左上で記載)
4/30/2018 6/13 11c 6c+ 陽の当たらない坂道 RP 11c 太刀岡山 小山ロック北面 3 3 ☆☆ 核心付近はホールド探しが鍵。上部は右壁に足を張りたくなるが、堪えると充実
4/30/2018 4/30 10a 6a+ ヤバイから逃げます MOS 10b 太刀岡山 小山ロック北面 1 1 ☆☆ 下部が結構嫌らしく、アップには向かないが、終了点を越えて立てば景色を楽しめる。
4/30/2018 4/30 10b/c 6b ヴァレンタイン・イブ MOS 10d 太刀岡山 小山ロック南面 1 1 ☆☆☆ スパッと切れたスラブを、足(スメアというよりは立ち込み)を信じて進んでいく。限定Verはとても怖そう
5/4/2018 5/4 10b/c 6b GATE MOS 10c 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆ 傾斜はあるがガバの下部とバランスの上部
5/4/2018 5/4 10c 6b 地震・雷・火事・台風 RP 11b 甲府幕岩 森の散歩道 1 2 ☆☆ ホールドに乏しいカンテを激しいムーブで超える。グレードが辛過ぎるので恐らく何処か欠けた??
5/4/2018 5/4 11c/d 7a 開拓万事塞翁が馬 MOS 11b 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆☆ スラブの適度なカチとスタンスを拾っていく素直なルートだが核心はルーファイが鍵。やや苔々
5/4/2018 5/4 11b 6c+ ブラッキー MOS 11b 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ☆☆☆☆☆ カンテ登りとスタンスを駆使してバランスを取っていく。「スパイダーマン」を反転させて手足ホールドを大分ポジティブにした感じの好ルート。
5/4/2018 5/4 11b 6c スパイラルリーフ MOS 11a 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆☆ 核心はごく短く、ムーブがあるはずだが、強引にも行けてしまう。
4/29/2018 6/13 13a 7c+ カリスマ RP 13a 太刀岡山 小山ロック西面 7 17 ☆☆☆☆ 部分部分は(グレードの割に)難しくないのだが、繋げるのが厳しい。出だしは木を使わずに登れる(5級位)
5/6/2018 5/6 11d 7a+ GO ON THE BOLT RP 12a 太刀岡山 小山ロック西面 1 2 ☆☆☆☆ テクニカルで指力が要る下部とかなりダイナミックな上部。要所要所で体幹/足がヨれる大レスト可能だが、上部核心は強度高め(3級位)
5/20/2018 5/20 5.9 6a おっとりマミちゃん MOS 10a 聖人岩 聖人岩 1 1 ☆☆ 前半がちょい悪
5/20/2018 5/20 11a 6c ルミちゃんは気が早い RP 11a 聖人岩 聖人岩 1 3 バランシーな核心付近は左右どちらからも行けそうだが、いずれも隣のルートに近くなる
5/20/2018 5/20 11b 6c+ モモンガキッド RP 11b 聖人岩 聖人岩 1 3 ☆☆☆ ジャムが使えないとパワフル&バランシー、使えると大分楽になるらしい。右壁限定との事だが、余り気にならない
5/20/2018 5/20 11b 6c 貂が見ていた OS 10d 聖人岩 聖人岩 1 1 ☆☆☆ 顕著なガバを繋ぎ、大きい動きが楽しいルート。左壁限定だが、全く気にならない。
5/20/2018   11c 7a 天使の誘惑(耳ルート)   11d 聖人岩 聖人岩 1 1 ☆☆☆ 耳のようなフレークが目印で脆そうだが、結構しっかりしている(18年5月)。この耳までが辛い
5/20/2018 5/20 11c 6c+ 合掌 OS 11b 聖人岩 聖人岩 1 1 ☆☆ 取り付きは「モモンガキッド」と一緒で、右壁を登ってカチガバからスタート。大きい動きの下部と細かい上部
5/20/2018   12a 7a+ ウェーブ   11d 聖人岩 聖人岩 1 2 ☆☆☆ 「モモンガキッド」と「合掌」を顕著なポッケを使ってトラバースし繋ぐ。繋げ核心だが、大レスト可能
5/27/2018   11c/d 7a パンクス・イン・ザ・ダーク   ? 太刀岡山 小山ロック北面 1 1 ? 3P後のガバアンダー地帯が欠けたらしく(剥離跡有り,18年5月)かなり細かく、足も乏しい
5/27/2018 5/27 10d 6b+ 詫び状 MOS 11a 太刀岡山 小山ロック南面 1 1 ☆☆ 「チェリーブロッサム」と核心は同じ??分岐後の上部もちょっと嫌らしいが、下部よりは簡単
5/27/2018 5/27 10b 6b チェリーブロッサム RP 10d 太刀岡山 小山ロック南面 1 1 ☆☆ 核心は見た目通り。リーチが有ると有利。見晴らしの良い上部まで抜けられる
5/27/2018 5/27 10c/d 6b モダン30 RP 10d 太刀岡山 小山ロック南面 1 2 1P目まで高く、最終Pからのスラブも5m程ランナウト(18年5月)。どちらも核心ではないが侮れないので慎重に
6/2/2018 6/2 10c 6b ちちくりマンボウ RP 10c カサメリ沢 オランジュ岩 1 2 ☆☆☆ 要60mロープ。適度な緊張感が続くルート。上部でのロープドラッグが激しいので流れ要考慮
6/2/2018 6/2 11c 7a はるな RP 11c カサメリ沢 オランジュ岩 1 2 ☆☆☆ 核心は短くバランシーで面白い(し手前で熟考可)が、リーチが無ければ辛い
6/13/2018 6/13 10c 6b 友情の印 MOS 11a 太刀岡山 小山ロック北面 1 1 ☆☆ スタートは1P目の左側の石の上(苔で滑る)からで可だが、1P目クリップまでビレイヤー含め要注意
6/17/2018 6/30 12c 7b+ ナイトデイジーダンス RP 12b/c カサメリ沢 コロッセオ 2 7 ☆☆☆☆ ストレニでもなくボルダリーでもないのだが、遠く際どい核心2箇所が嫌らしい。余力たっぷりでも落とされてしまう不思議(小癪)な好ルート。最後のランアウト(マントル)は判ってれば、怖くない
6/22/2018 6/22 10b 6b 裏切り RP 10c 赤岩青巌峡 裏切りの岩 1 2 ボルトはフェイス側だがホールドは右カンテ(の奥)を多用?
6/22/2018 6/22 12b 7b 天国列車 RP 12b 赤岩青巌峡 えらいこっちゃ岩 1 5 ☆☆☆☆ 縦ホールドが多く、保持力だけではなく、際どい足使いとバランスも必要。最後まで気を抜けない好ルート
6/23/2018 6/23 10c 6b 僕を見て FL 10d 赤岩青巌峡 橋の岩 1 1 ☆☆☆☆ ルーファイとバランシーな立ち込み(と度胸)が要求される好ルート。マスターだとより充実
6/23/2018 6/25 12b 7b+ ダイナマイト・ボンボン RP 12c 赤岩青巌峡 ぶったまげ岩 2 4 ☆☆☆☆☆ 130°強位の被りをダイナミック、且つ足裁きで傾斜を殺しながら超えていく。11a位をこなした後のボルダー勝負
6/23/2018 6/23 11b 6c ワンダーボーイ RP 11b 赤岩青巌峡 しゅうちょう岩 1 2 ☆☆☆ ハンドホールドは大体目星がつくものの、余裕がないと上部で組立てられない持久系
6/25/2018 6/25 12b 7b ニニウ君 RP 12a/b 赤岩青巌峡 えらいこっちゃ岩 1 3 ☆☆☆ 核心と思わしきカチカチの下部にカンテを抱え込む上部(+最後にまたカチ)。ムーブの組立てが難しい
6/25/2018 6/25 11a 6c ジェロニモ FL 11b 赤岩青巌峡 しゅうちょう岩 1 1 ☆☆☆ 核心部は下から見るよりかなり傾斜を感じる。幾つも解決方法がありそうだが、どれも厳しそう
6/25/2018 6/25 11a 6b+ ワンダーガール RP 10c 赤岩青巌峡 しゅうちょう岩 1 1 難しいムーブは無いが、ラインが釈然としない。右のクラック限定
6/25/2018   11c 7a 見ちゃヤダ   ? 赤岩青巌峡 橋の岩 1 1 ? 見栄えのする凹角クラックを登る(ボルトルート)。足が探し辛い
6/30/2018 6/30 10d 6b 真実の口 MOS 10d カサメリ沢 コロッセオ 1 1 ☆☆☆☆ スケールがある壁(50mで下降可)でルーファイと3点支持を楽しめる。高い1P目までは右巻きでOK
6/30/2018 6/30 11a 6b+ オスティカアンティカ FL 10d カサメリ沢 コロッセオ 1 1 ☆☆☆ 分岐部分からの核心は手順がキーだが、行ったり戻ったり出来る
6/30/2018   12a 7b ムーラン・ド・ラ・ギャレット   12b? カサメリ沢 コロッセオ 1 1 核心始めのアンダー後の掛かりの良い右手カチ(シッカー補強跡有り)を足で使った際に欠けてしまい悪めのカチとなった(18年6月)。他の細かい粒も脆そう
6/30/2018 6/30 10a 6a トレビの泉 RP 10a カサメリ沢 コロッセオ 1 1 ☆☆☆ 出だしが少し悪いので慎重に。後は快適。フォロー回収が楽
7/1/2018   11d 7b お先にマサカズ   12b? カサメリ沢 コセロック 2 2 ☆☆☆☆ バランスの際どい乗越しの下部核心に、かなり遠めな上部核心。面白厳しい
7/1/2018 7/1 13a 7c+ トップガン RP 12c(170cm) カサメリ沢 コロッセオ 1 3 ☆☆☆☆ 10c位のトラバースに3Q界隈のランジ2つ。リーチ物だが、ムーブは爽快。発射体制作りが悪い
7/1/2018 7/1 10b 6b トータルリコール MOS 10d カサメリ沢 コセロック 1 1 ☆☆☆☆ ルーファイが試される好ルート。核心はホールドもあまり良くない
7/1/2018 7/1 10a 6a+ ネコの手 MOS 10b カサメリ沢 コセロック 1 1 ☆☆☆ 終始良いホールドで繋げるが遠めなので、慎重に
7/1/2018 7/1 11b 6c+ ワニワニワニ FL 11b カサメリ沢 コセロック 1 1 ☆☆☆☆ のっぺりとしたカンテを多彩なムーブで登る。1P目までが凄く高く余り快適でもないので要注意
7/8/2018 7/8 10b/c 6b ミートテック MOS 10a 御前岩 エレファントロック東面 1 1 ☆☆ 「わがままボディ」の左。快適なルートだが、脆そうな箇所多数
7/8/2018 7/8 11c/d 7a わがままボディ MOS 11b 御前岩 エレファントロック東面 1 1 ☆☆☆ 核心以外は適度に快適。核心のハングも大きなホールドで心地良い
7/8/2018 7/8 12c/d 7c キルフィンガー RP 12b 御前岩 ドラゴンロック 1 3 ☆☆☆☆☆ 多彩なムーブが面白い。ルート名の由来と思しきホールドが幾つかあり、どれもバチ効きではある。
7/8/2018 7/8 11b/c 6c+ ななめくじ MOS 10d 御前岩 エレファントロック南面 1 1 ☆☆ コルネガバでグイグイ登れるがかなり短く感じる
7/8/2018 7/8 11a 6b+ 蕎麦太郎 MOS 11a 御前岩 エレファントロック南面 1 1 ☆☆ ルーファイもホールドも厳しめ。アップには向かない
7/12/2018 7/25 12b 9- Sautanz RP 12c Frankenjura Obere Gößweinsteiner Wände 3 7 ☆☆☆☆☆ ドイツ初の9-。ホールドは散在しているが、スローピーで足も乏しい。一連の核心を繋げるのが厳しい。
7/13/2018   13a 9+ Ekel   12d Frankenjura Eldorado 1 1 ☆☆☆☆ ドイツ初の9+。みじかしく、体幹使って真っ向勝負
7/14/2018 7/14 10c 7 Guillotine FL 10d Frankenjura Dromedar 1 1 ☆☆ 見た目より悪いカンテ/クラック
7/14/2018 7/14 11b 8- Klemmen erlaubt FL 11a Frankenjura Dromedar 1 1 ☆☆☆ “Jamming Allowed”の名前通り。ホールドの使い方も多彩
7/14/2018 7/14 11c 8 Altweibersommer FL 11b/c Frankenjura Schwesternwand 1 1 ☆☆☆ 下部はアルパイン。ホールドの効かせ方がキー
7/14/2018 7/14 11c 8 Erfahrungsfeld der sinne RP 11d Frankenjura Neppwand 1 2 ☆☆☆☆ テクニカルな中間部に立体的な上部。面白い
7/15/2018 7/22 11d/12a 8+ Fight Gravity RP 12a Frankenjura Richard Wagner Fels 2 3 ☆☆☆☆☆ 大きなホールドでグイグイと。ホールドは豊富だがどう組み立てるか
7/16/2018 7/16 5.7 5+ Zauberer von Oz MOS 5.5 Frankenjura Zauberberg 1 1 ☆☆☆ ガバしかない気持ち良いルート。(オズの魔法使い)
7/16/2018 7/16 10c 7 Zaubermaus MOS 10a Frankenjura Zauberberg 1 1 1B目の位置が微妙(ラインがはっきりしない)
7/16/2018 7/16 11b 8- Geile Kante MOS 11a Frankenjura Zauberberg 1 1   恰好良いが、木が干渉している上、大きな浮き石有り
7/16/2018 7/16 10c 7 Saupär MOS 10d Frankenjura Zauberberg 1 1 ☆☆ 手も足も比較的良好なスラブ
7/16/2018 7/16 5.8 6- Winklmoos MOS 5.9 Frankenjura Zauberberg 1 1 ☆☆☆ フレークの様なガバクラックが続く
7/16/2018 7/16 11b 8- Rheingold RP 11c Frankenjura Richard Wagner Fels 1 2 ☆☆☆ 足の少ない乗越しをどう解決するか
7/16/2018 7/16 10a 6+ Westband MOS 10a Frankenjura Richard Wagner Fels 1 1 ☆☆☆☆ 立体的なムーブにルーファイも必要。ランアウト気味だが落着けばOK
7/16/2018   12d 9/9+ Magnet   13a Frankenjura Richard Wagner Fels 3 3 ☆☆☆☆☆ 恐ろしいランアウトに始まり、強烈な核心と箸休め出来る中間部を経て、最後に厳しいポッケとランアウトで締め。リーチ(180cm)が無いと9+との事。
7/18/2018 7/18 5.9 6 Gemeinschaftsweg MOS 10a Frankenjura Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆ クラック付近でムーブ有り
7/18/2018 7/18 10c 7 Basic Instinct MOS 10d Frankenjura Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆ 2つのハング越えがパワフル
7/18/2018 7/18 11c 8 Tetris MOS 11c/d Frankenjura Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆ 楽しいルーフ越えボルダー。両壁限定だが余り気にならない
7/18/2018 7/18 10d 7+ Quergang MOS 11a Frankenjura Diebesloch 1 1 ☆☆☆☆ 140°位の被りをガバで繋ぐ。結構疲れる
7/18/2018 7/18 12b 9- Sledgehammer MOS 11d/12a Frankenjura Diebesloch 1 1 ☆☆☆☆ どっ被りにポジティブなホールドが続く。目標とすべきガバが顕著なのでOS向き
7/19/2018 7/19 5.7 5+ Reinhard Karl Ged.-Weg MOS 5.5 Frankenjura Rote Wand 1 1 ☆☆☆☆ 20m位の長く快適な登り
7/19/2018 7/19 10b 7- Natz Bramslinger MOS 10c Frankenjura Altbabawand 1 1 ☆☆☆ 1P目が異常に高く(9m位)、2P目がやけに近い(&難しくない)謎ボルト事情。登り自体は単調じゃなく楽しい
7/19/2018 7/19 11b 8- Kuttenbrunzer MOS 11d Frankenjura Roter Mönch 1 1   上部のルーフは三ツ星だが、下部が脆過ぎなのが残念
7/19/2018 7/19 5.7 5+ Enzianriss FL 5.7 Frankenjura Roter Mönch 1 1 ☆☆☆☆ 1947年初登。ディーエードルを超え左に抜ける
7/19/2018 7/19 10b 7- Spitzentanz OS 11a Frankenjura Roter Mönch 1 1 ☆☆☆☆ ホールドの効かせ方やムーブが多彩且つデリケート
7/20/2018 7/20 5.9 6 Danzer Ged.-Weg MOS 10d Frankenjura Obere Gößweinsteiner Wände 1 1 凹角が面白いが若干脆いのとラインが不明瞭
7/22/2018 7/22 10d 7+ Aquaplanning MOS 10d Frankenjura Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆☆ 薄被りにガバポッケが色んな方向に使える楽しいルート
7/22/2018 7/22 10d 7+ Weiße Realität MOS 11a Frankenjura Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆ Aquaplanningより難しい
7/22/2018 7/22 10d 7+ Testpilot MOS 11a Frankenjura Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆ 核心が難しく他は易しめ
7/22/2018 7/22 10d 7+ No Chance with Wellingtons MOS 11a/b Frankenjura Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆☆ ポケットの効かせ方が多彩なのに加えてバランシー
7/23/2018 7/23 10a 6+ R9 OS 5.9 Frankenjura Weißenstein 1 1 ☆☆☆ いたって快適だが、1P目まで7m位なので要注意
7/23/2018 7/23 11d/12a 8+ Entsafter FL 11c/d Frankenjura Weißenstein 1 1 ☆☆☆☆ やや細かい下部にガバポッケの上部。何れもムーブで楽になる
7/23/2018 7/23 10b 7- Verlobungsweg OS 10c Frankenjura Weißenstein 1 1 ☆☆☆ 核心はやや細かく全体的にパンピー
7/23/2018 7/23 11c 8 Dampfhammer RP 11d Frankenjura Weißenstein 1 2 ☆☆☆☆ 見た目より効くホールドが限られており、使い方も要工夫
7/23/2018 7/23 5.7 5+ Boulderwandl OS 5.5 Frankenjura Weißenstein 1 1 ☆☆☆ 快適そのもの
7/23/2018 7/23 10b 7- Kaminpfeiler (R7) MOS 10c Frankenjura Weißenstein 1 1 ☆☆☆ 核心は少し遠めでバランシー。左壁は限定でしょう
7/24/2018 7/24 5.7 5+ Nadelspiel FL 5.6 Frankenjura Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆☆ 岩塔を登る気持ちの良い課題。足の乏しい部分もあり
7/24/2018 7/24 5.8 6- Broken Heart FL 5.9 Frankenjura Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆ 平たい棚を使ってのマントルが面白い
7/24/2018 7/24 11b 8- (Der) Koung FL 11b Frankenjura Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆☆ 足の乏しいアンダーをどう処理するか。上部のルーフ超えマントルも楽しい
7/26/2018 7/26 10a 6+ Kauperkante OS 10c Frankenjura Castellwand 1 1   見た目は良いが岩が脆い
7/26/2018 7/26 10c 7 Baldrian OS 10c Frankenjura Castellwand 1 1 ☆☆☆ 20m位のルーファイが楽しいルート
7/26/2018 7/26 11b 8- Goliath RP 11c/d Frankenjura Castellwand 1 2 ☆☆☆ 核心はムーブもトリッキーで強度も高め
7/26/2018 7/26 11d/12a 8+ Empathie MOS V4 Frankenjura Castellwand 1 1 ☆☆ 見た目通りの出だし核心。体制の低いアンダーから顕著なホールドへ
7/26/2018 7/26 11d/12a 8+ Pfundig RP 11d Frankenjura Castellwand 1 2 ☆☆ ルーフ乗越しをダイナミックに
7/27/2018 7/27 10c 7 Athos MOS 10d Frankenjura Hexenküche 1 1 ☆☆☆ 流線形の凹角を突く綺麗な壁。上部で右に逃げられるのが勿体ない
7/27/2018 7/27 11c 8 Kleine Hexen müssen hexen FL 11c Frankenjura Hexenküche 1 1 ☆☆☆ どっ被り紐付きボルダー
7/28/2018 7/28 11b 8- Apokalypse RP 11c Frankenjura Richard Wagner Fels 1 2 ☆☆☆ 左上クラックを突く。1P目が5m超で高め(で少し悪い)
8/11/2018 8/11 10b 6b 青龍 MOS 10d カサメリ沢 コセロック 1 1 ☆☆ カンテ周りのフレークに沿って。省力できないと結構パワフル
8/11/2018 8/11 11c 7a 漁師の娘 RP 11d カサメリ沢 コセロック 1 3 カチカチの核心。2P辺りの左のおむすびホールドが今にも剥がれそう(18年8月)
8/11/2018 8/11 11a 6c なべおさみ OS 11b カサメリ沢 コセロック 1 1 ☆☆☆ 顕著なハングだが、真向勝負せず顕著な左の弱点からトラバース。カチ力が問われる
8/11/2018 8/19 11b 6c+ あすか RP 11c カサメリ沢 オランジュ岩 2 2 ☆☆☆ ボルト間隔から伺える通りの核心。核心後も気が抜けない
8/18/2018 8/18 11b 6c スラブの逆襲 FL 10d 小川山 ソラマメスラブ 1 1 ☆☆☆ 所謂花崗岩スラブ登りではないが、ダイクへの乗込みがバランシー
8/18/2018   12b 7b 働け!ロッククライマー   12b 小川山 3峰下部露岩帯 1 5 ☆☆☆ ボルダリーだがムーブは豊富。出だしがとても細かくバランシー。シッカー補強多数あり
8/19/2018 8/19 11c 6c+ あみだくじ OS 11c カサメリ沢 あみだくじ岩 1 1 ☆☆☆ 常に湿気ている見た目(だが、とりついてみると面白い)。ラインはボルト沿いだが、縦ホールド、カンテ、足などを駆使して色んな登り方ができる
8/19/2018 8/19 11a 6b+ ボトレイアン MOS 10d カサメリ沢 オランジュ岩 1 1 ☆☆ 左にボルトがあるが、傾斜の無い右側に出がちになってしまう。最後の遠いダイク乗越しが面白い
8/19/2018 8/19 11a 6c ぞうりむし MOS 11b カサメリ沢 姉御岩 1 1 ☆☆☆☆☆ オフウィズスに始まり、多彩なムーブてんこ盛り。要所でレスト可だがストレニで登り応えもばっちし。NPで登れるからトポに星無し?
9/16/2018 9/16 11c 6c+ ジューンブライド RP 11c 甲府幕岩 メルヘンランド 1 2 ☆☆☆ アプローチを終え、左から上がり右にトラバースすると遠めでグイグイ系で右から上がるとカチカチ系。終了点直下も気が抜けない。
9/16/2018 9/16 12a 7b パストラル RP 12a/b 甲府幕岩 山椒王国 1 4 ☆☆☆ 厳しい出だしを超えても中々細かく、右ルート合流後も緊張が解けない。
9/17/2018 9/17 11d 7a キキンバック RP 11c カサメリ沢 軍艦岩 1 2 ☆☆ 出だしは苔むしたカンテ右から周り込む。各所で休めてルート読解が鍵だが、最後の乗越しはパワー勝負。
9/17/2018 9/17 11c 6c+ 竜の巣 OS 11c カサメリ沢 猿人岩 1 1 ☆☆☆ ホールドは概ね豊富でかかりも良いが、組み立てが難しく、リーチ有利?左の棚にもチョーク跡があるが、ボルトとライン的に右上が妥当
9/17/2018 9/17 11a 6c 猿の巣 RP 11a カサメリ沢 猿人岩 1 1 ☆☆ 見た目通り快適なアンダーが豊富だが、足を上げないと消耗する。やや脆そう
9/23/2018 9/23 11b 6c+ シルキー MOS 11b/c 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ☆☆☆ 細かい下部はムーブを組み立てないと厳しい
9/23/2018 11/17 12c 7b+ スモーキーマウンテン RP 12c 甲府幕岩 山椒王国 4 7 ☆☆☆☆ クラックと縦ホールドを駆使するテクニカルな下部に短かしくランアウトに耐える上部。中間で完全に休めるが、通すとなぜかプレッシャー負けしやすい。
9/23/2018 9/23 11a 6b+ 山椒は辛い MOS 10d 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ☆☆ 点在するホールドを探り探り進む。傾斜も緩く足も豊富。
9/23/2018 9/23 10c 6b 秘密の岩園 FL 10d 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 ☆☆☆☆ スタンスは豊富だが、正対で足上げの基本をしっかり味わえる1本
9/24/2018   12b/c 7b+ シルクロード     小川山 マラ岩南面 2 2 ☆☆☆☆ 見た目と1P目の高さに圧倒される。足が細かく花崗岩登りが上手くないと勝負出来ない
9/24/2018 10/8 11c 7a 帰ってきた開拓王 RP 11d 小川山 マラ岩北面 3 3 ☆☆☆☆ 自然の造形美、多彩なムーブ、対照的な下部と上部が印象的
10/7/2018 10/7 5.9 6a 屋根の上のタジヤン MOS 10b 小川山 マラ岩ケイブ周辺 1 1 ☆☆☆ 出だしから緊張。小川山の5.9。。
10/8/2018 10/8 3級 V3 サブウェイ RP 3級 小川山 ビクター 1 3 ☆☆☆☆ 適度なホールドと豊富なスタンスで伸びたり縮んだり。低いので、ルート帰りのワークアウト向き
10/21/2018 10/21 12a 7b ノーモアレイン RP 12a 小川山 妹岩 1 3 体幹のヨレに耐えた後にこなす核心界隈は面白いが、下部の逆層が脆過ぎ
11/3/2018 11/3 10b 6a+ 森からのおくりもの MOS 10b 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ☆☆☆ ルートファインディングで右往左往
11/3/2018 11/3 12b/c 7b+ 鉄の爪 RP 12a/b 甲府幕岩 山椒王国 1 2 ☆☆☆ 壁一面で1つのルートだが、左壁は足も限定。核心は右手を使うとかなりユニークで面白い
11/3/2018 11/3 11b 6c 30へのアプローチ OS 11a 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ☆☆ 見た目よりガバガバではないが、凹角の足使いで軽減できる。
11/11/2018   12a 7b ロッキーロード     小川山 マラ岩南面 1 2 ☆☆☆☆☆ 怖くないトコロがない。痺れます。
11/17/2018 11/17 12a 7a+ 爆弾低気圧 FL 11c/d 甲府幕岩 山椒王国 1 1 ひたすら細かいカチを繋いで脚上げ。傾斜が無いので頑張れる。3P目手前が浮石予備軍だらけ
11/17/2018 11/18 11d 7a+ 初夏 RP 11d 甲府幕岩 メルヘンランド 2 2 ☆☆☆ バランシーでパワフルなカンテ。最後は(カンテではなく)リップを取って終了?
11/18/2018 11/18 10a 6a+ アコナ MOS 10b 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆ 適度なホールドが多すぎてルーファイが難解
11/18/2018   13a 7c+ 風になれ   12d 甲府幕岩 山椒王国 3 10 ☆☆☆☆ 見た目よりは悪いアプローチ後にダイナミックなハング越え
11/18/2018 11/18 11b/c 6c+ ジョージア RP 11b 甲府幕岩 森の散歩道 1 2   右壁限定ぽいが、クラックが限定なのか不明な上、カンテとの境目が曖昧なので、やや釈然としない
11/23/2018 11/23 10d 6b+ ピッコロ RP 11a 甲府幕岩 メルヘンランド 1 2 ☆☆ 見た目はチョロそうなのに妙に登りづらい。フリクションが悪いと一層難しい
11/23/2018   12c 7b+ 幻の右   12b 甲府幕岩 豊饒の森 1 2 ☆☆ シッカーでガチガチに固めたキューブ状ホールドからトラバース豊富なライン
11/23/2018 11/23 11b/c 6c+ キルト MOS 11b 甲府幕岩 メルヘンランド 1 1 ☆☆☆ 下部核心の組み立てが楽しい。上部は左カンテ限定との事だが、限定にする必要が不明
11/23/2018 11/23 10b 6b ダダ MOS 10c 甲府幕岩 メルヘンランド 1 1 ☆☆☆ 傾斜が無いが、足上げ正体登りじゃ登れない
11/24/2018 11/24 10c 6b ドラえもん MOS 10a 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆☆ 見た目は厳しそうだが、ポジティブなホールドでストレッチするムーブが楽しい
9/16/2018   12d 7c レラ     甲府幕岩 山椒王国 2 2 ☆☆☆☆ ホールドはかかるが、足が少なくバランシーで際どいムーブの連続
12/2/2018 12/2 11c 7a ビッグ・モモ MOS 11c 二子山 弓状 1 1 ☆☆☆☆ 複数の山場が有り最後まで気が抜けない
12/2/2018   12c 7c おいしいよー     二子山 弓状 2 3   拝みホールドからのランアウトが痺れる。序盤もガバだが傾斜で疲れる
12/2/2018 12/2 11d 7a レイラ RP 11d 二子山 広場 1 2 ☆☆☆☆ 爽快なデッドの連続。短楽しい。リーチがあると有利
12/15/2018 12/15 10b 6b ワーカーホリック FL 10b 二子山 二段岩壁 1 1 ☆☆☆ 目立つ大きなホールドを繋げるアップ向きルート。少し脆そう
12/15/2018   12a 7b 愛しのエリー     二子山 広場 1 1 ? ホールドもムーブも分かり易いがこなすのが難しい。ダミーガバもあり、核心までもきつい
12/15/2018 12/15 11b 6c+ クレーター MOS 11c? 二子山 広場 1 1 ☆☆☆☆ クレーターホールドを繋ぎ左上のリップへ。最後のダイナミックムーブ(不要?)が楽しい。
12/22/2018 12/22 10b/c 6b キープフォレスト OS 10b 御前岩 ドラゴンロック 1 1 大きいフレークが脆そうでガバでも落ち着かない
12/22/2018 12/22 12a/b 7b APA OS 11c/d 御前岩 エレファントロック東面 1 1 ☆☆☆ スケールのある壁をレストを挟みつつ子悪いムーブをこなしていく。ルーファイが難解で、ややボルトに導かれている感あり
12/22/2018 12/22 11c/d 7a 奥多摩は魔女 MOS 11c/d 御前岩 エレファントロック南面 1 1 ☆☆☆☆☆ パッと見、難しそうなフェイスだが、取りついてみるとラインが見えてくる。思わぬサプライズ核心も有り、充実の1本
12/22/2018 12/22 11d/12a 7a+ お尚 RP 11d 御前岩 エレファントロック南面 1 2 ☆☆☆☆ ボルダー核心は見た目通り。ムーブの選択が悩みどころ
12/24/2018 12/24 10c 6b バカ犬 MOS 11a 二子山 広場 1 1 ☆☆ 核心強度高めで足が乏しい
12/24/2018 12/24 10a 6a+ クールダウン MOS 10c 二子山 広場 1 1 ☆☆☆ かかりのホールドは隠れているが、足がツルツルで怖い
12/24/2018 12/24 12a 7a+ かなり手強いみたい FL 11d 二子山 二段岩壁 1 1 ☆☆☆☆ コルネとポッケを多彩なムーブでトラバースしながら上がっていく。ホールドの掛りが良好
12/24/2018   13c 8a+ 即身仏(ミイラ)     二子山 二段岩壁 1 2   終盤に厳しいホールドとムーブが満載。
12/27/2018 12/27 12a/b 7b Jam Sesión MOS 11d Terradets Bruixes 1 1 ☆☆☆☆ コルネでグイグイの下部に、傾斜は無くなるが横ホールドが多くなりテクニカルな上部。ムーブ多彩、レストポイント多めで適度にストレニな好ルート
12/27/2018 12/27 11a 6b+ Madroño MOS 11a Terradets Bruixes 1 1 下部は染み出しの通り道になる様(近隣ルートも同様)で、フレークも脆め。
12/28/2018 12/28 12d/13a 7c+ Energia Positiva RP 12c? Terradets Bruixes 1 2 ☆☆☆☆☆ 35mに概ねガバと休みづらいレストポイントを要所に挟み、小核心が中間部以降に点在する超ストレニルート
12/30/2018 12/30 10c 6b Perseidas RP 10d Siurana Can Melafots 1 2 ☆☆ 出だしがボルダーで残りも快適というわけでは無い
12/30/2018 12/30 11c/d 7a Pizza de Pinya RP 11c/d Siurana Can Melafots 1 2 ☆☆☆☆ 津波状のハング・スラブ壁をボルダリーやらバランシーなムーブで超えてく好課題
12/30/2018 12/30 11d/12a 7a+ Cromañón Climbing RP 12a Siurana Ca La Isabel 1 2 ☆☆☆☆☆ ボルダリーな出だしが全てと思いきや寧ろ上部がテクニカルで最後まで気の抜けない多彩なムーブとライン取り
12/30/2018 12/30 11c/d 7a Ni me n’entero RP V4 Siurana Ca La Isabel 1 2 ☆☆ ダイナミックだが芸の無いボルダームーブ。上部はやや蛇足感有り
12/30/2018 12/30 11b/c 6c+ Garbatx Despistatx MOS 11b Siurana Can Melafots 1 1 ☆☆☆☆ クラック沿いに比較的ポジティブなホールドをつなぐ。見ためよりバランシー
12/31/2018 12/31 11c/d 7a ¡Ay Mamita! FL 11c Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆☆ 30m超。ガバは少ないがポジティブなホールドで最後までルーファイと緊張が程良く楽しい
12/31/2018   12a/b 7b Welcome to the Team   12a/b Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆ 出だしボルダリーで空まで突き抜ける様なルート
12/31/2018 12/31 11d/12a 7a+ La Morena del Montsant FL 11c Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆☆ 80mロープでギリギリ。ぱっと見は壁の端を進む冴えないラインだが、登ってみるとルーファイが楽しい
1/1/2019 1/1 11a/b 6c Setareh MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆ ガバポッケしかないが若干バランシー
1/1/2019 1/1 12a/b 7b Draculín MOS 12a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆☆ 見ためはかなり厳しめだが、ムーブを組み立てれば繋がる。上部も緊張
1/1/2019 1/1 12c/d 7c Maligna   12c/d? Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆ ガバ満載なのに、傾斜が終始辛い。ストレニでもありパワーも必要
1/1/2019 1/1 11b/c 6c+ Repós actiu MOS 11a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆ やや脆く、上部のライン取りがはっきりしない
1/2/2019 1/2 11a 6b+ Tastavins MOS 11a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆ マルガレフでは余り見ないコルネを使って最後の乗っ越しはテクニカル
1/2/2019 1/2 11c/d 7a Qué pasa Neng? MOS 11a/b Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆ 出だしは見ため通りでその後も裏切られる事なく快適
1/2/2019 1/2 12a/b 7b El carasapo MOS 11c/d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆ 出だしが全てではなく上部にも緊張箇所が要所で有り。積み石はしない方がスタートも充実
1/2/2019 1/2 11c/d 7a Franja de ponent MOS 11b Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆ Qué pasa Neng?と近似だが、此方の方がルーファイも難しく、上部の傾斜も強め
1/3/2019 1/3 11a 6b+ Turmellosi MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆ ハング上の大穴からスタート。快適な3点支持クライミング
1/3/2019 1/3 12a/b 7b Amb pal no dóna pal RP 11d Margalef Racó de les Espadelles 1 2 ☆☆☆☆ 核心界隈は使えるホールドが限られており、ライン構築がトリッキーで楽しい
1/3/2019 1/3 12a/b 7b Zona mixta RP 11d Margalef Racó de les Espadelles 1 2 ☆☆☆ 見ため通りの核心。チョロそうだが結構手強い。左壁は勿論限定でしょう
1/3/2019 1/3 11a/b 6c abanibí MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆ カンテを立体的にグイグイ登るが、少しテクニカル。ロープの流れが少し悪くなる

Terradets (Bruixes) / Siurana / Margalef 2018-2019

My previous overseas climbing trip to Frankenjura in July was so fun and fulfilling that it naturally led me (as a single dude with no partner/family obligations) to plan the next trip around year-end/new-year holidays. The last (and “1st” for me) solo trip was hippie and fun, but slightly inconvenient logistically and performance-wise (without having a car and accompanied partners). As much as the climbing trip to Barcelona sounded enticing, my Japanese psyche kept me from telling my boss (@ recently changed job) that I take a stretch of leave days before finishing my probation period. The cost of my indecision took me approx. 500 USD (escalation of flight tickets in the space of 1.5 months or so), but bandwagoning the trip with similarly spontaneous (2) folks expectedly turned out to be fun and memorable.
 
年末年始の岩旅を画策していた所、舞い込んだスペインツアーのお話。転職直後に有給を奮発して良いのか甚だ不安であったが、働き方改革(有給ノルマ消化)の機運も追風となり(?), 無事強強メンバーの尾ヒレに噛り付く体でツアー参加決行。バルセロナに降りたつのは決まっていたが、Terradets: 「テラデッツ」 というエリアの Bruixes 「ブルーシャス」という壁 / Siurana:「シウラナ」 / Margalef: 「マルガレフ」の3箇所を8日かけて周るプランを成田にて一応確認し出発。
Dusk @ Margalef

Terradets (Paret de les Bruixes): 

12/26 – 27
Whatever work-related memories have been obliterated right after a last-minute lousy handover to my boss on 25th (followed by Christmas party@office). During the flights to Barcelona, I watched “Crazy Rich Asians” (whose title seems to lack another adjective: “Chinese/Oriental”, for the sheer sake of political correctness in ethnic representations). The movie adeptly utilizes and defies stereotypes of “Chinese”, and as it features Singapore (where I stayed for an exchange program @ University), it was entertaining throughout the whole movie. Aside from that, the last strings of ups-and-downs are well composed and very moving (even though I seldom watch/enjoy romantic kinds).
Improvised guideposts @ Beijing Airport (Admittedly “Business” seems more classy)
It was 7:30AM and still totally dark when we landed Barcelona Airport. Headed straight to Hertz counter and by the time we went outside the car park with a compact Citroën’s C3 as our company vehicle for the trip, we were greeted with a typically and expectedly-Spanish warm sunny winter weather, which furthered our already hyped-up expectations toward our upcoming 8 days (how short!) trip.
Thought this much of clear sky would continue for the rest of the trip…

However, after circa 1 hour into the direction of Lleida (mountain side), it got inauspiciously foggy. Having made a shopping trip at Carrefour (for foods) and Wala (sports gear shop @ south of Lleida for procuring a gas can), it was still 14:30 by the time we bumped into the ginormous curtains of rock cliffs at Terradets.

Wala @ Lleida
Terradets (Paret de les Bruixes)
Despite slightly cold (4c) temp and ostensibly seeping rocks at the parking area, we hurried to the Bruixes wall (the approach to Bruixes is short: 10mins and obvious, once bolted ladder leading to the path is identified) purely out of excitement. As Bruixes wall gets in the sight our steps got quicker and each stride got longer till the joy culminated when we arrived at the bottom of the wall and realized it’s entirety.
Bruixes wall
The glory to go for 1st try was bestowed upon me by rock-scissors-paper result, but 7b (which seems to be a limited few of up-routes in this crag) is my OS grade in Japan, and OS trying without limber-up (moreover with the pressure to send/fall quickly by awaiting overly eager 2 climbers) added an extra hurdle (“excuse” in case of failed attempt) to me.
Route name at the bottom of each line (some are illegible)
Nonetheless, I managed to conquer the route with excessive over 20mins of clinging to the wall (which understandably should have irritated the ensuing 2 folks) and overly pumped-up arms. By the time all 3 of us did 1 round it was getting darker, so I finished with a drenched 6b+ as a cool down. The approach-back was a bit scary under the slippery surface (even with bolted ladders), so the caution is advised (especially when it gets dark).
From the parking (next to the bridge of the dam), it takes approx. 20km to reach the small town of Salàs de Pallars where we booked a reasonable accommodation just before leaving Japan. (There are a few bookable-via-web options at Cellers and more at Tremp, but we didn’t mind driving extra 10km or so just to save some cost.) 
The hotel (Alberg la Solana) looks rather chic with its antique facade and facilities are sufficiently comfy and neat. Moreover, the uncle is very nice and mellow with his peaceful dog.
Jam Sesión @ Bruixes
どうやら行き当たりばったりなのは他2名も同様のだが(安堵)、シュラフ、テント無しで寒空の下宿無しとなるのは是非とも避けたいのは満場一致なので、成田にて出発直前にSalàs de Pallarsという岩場基部から30km程離れた宿を抑える。WiFiと暖房環境の乏しい8時間のトランジット@北京を経て、7時ではまだ夜明け前のEl Prat 空港に到着(所謂「日の出」は8:20頃)。左ハンドル、マニュアル運転、時折のラウンドアバウトに慣れてもらい、バルセロナからLleida(スペイン語ではLが重なると「J」の発音に近くなるため「ジェイダ」がしっくり来る)に向かう。
Citroën – C3
だしは冬晴れで気持ちの良い天気だったが内陸部に進むにつれ霧模様。道すがらのカルフールで当面の食料を買い込み、若干遠回りとなるがガス缶入手のためLleidaのWalaという馬鹿でかいスポーツショップ(80mロープも売っており、日本より安く買える)に立寄りTerradetsに向かう。
Wala @ Lleida
Parking/Approach Entry to Bruixes (From bolt ladder on the left wall)
Terradets界隈に入ると、これまた馬鹿でかい岩壁に期待を膨らませながら岩場基部の駐車場に着いたのが14:30頃。ボルトラダーから続く15分弱程のアプローチを経てBruixes壁(スペイン語で「魔女」の意)に到着。幸か不幸かOSジャンケンで勝ってしまったのでいきなり7b (Jam Sesión) に取り付く事に。20分以上の奮闘(と恐らくは後続2名の苛立ち)の末、無事OS。3人でロングルートを回すとトライ数も限られるため、びしょ濡れのダウンをもう一本だけ出して登攀終了。ウェブ検索で一番コスパが良さそうな基準で選んだAlberg la Solanaにて宿泊。1人(+1匹)で宿を切り盛りするお爺さんが親身でほっこりする。
Alberg la Solana @ Salàs de Pallars
12/28
The fog was much deeper than the day before and the temp in the car indicated 1c, but that didn’t stifle our eagerness to climb, so we were at the crag by around 9AM. Having carefully observed massive (sport-routes in Japan rarely exceed 25m) overhang lines (many of which are too hard for us), we selected to try Energia Positiva 7c+. The 35m line exemplifies what hyper-strenuous route takes to be. On the flip side though, each part is relatively manageable with occasional cruxes (though concentrated after mid-end sections) and rest points. Having anticipated this much long route requires sizable time to digest, especially taking turn with 3 persons, I gladly let go the privilege to crack the beta for the other 2 folks. Thanks to this sneaky tactic, I managed to send the route on the 2nd try (possibly clinging onto the line beyond 30mins), which was a sufficient accomplishment for me to end the day. It had been all foggy and the evening temp seemed to be around freezing point, so there were only 2 other parties at the crag during the day.
Energia Positiva @ Bruixes
期待していた冬場でも太陽が降り注ぐスペインのポカポカ陽気とは程遠い霧と寒さに萎え気味だったが、岩場に着けばまだまだ登攀欲は顕在。壮大で高難度なラインが目白押し(Bruixesの奥に行けば行くほど傾斜が強くなりグレードも全般的に高くなる)の中、ラインの魅力が決定打となり、Energia Positiva 7c+ を皆でトライする事に。記念受験の気分で2人の後に触って見たが、部分部分は繋がる超ストレニルートで大好物(といっても日本ではこんな壮大なハングルートは滅多にお目にかかれない)だったので、2回目に取り敢えず繋がる所まで頑張ってみる事に。中間のランジに近い遠いガバデッドでモタモタするものの、望外に繋がり勝負出来る感じだったので、本気でRP狙いに変更。恐らく30分以上に亘る防戦(レストが殆ど)の末、今年1番位の会心のRP。7c+(といってもグレード感が良く分からないが)というよりは、日本の11c×3つを心許ないレストを挟みながら通して(といっても小核心が中後半に多め)登る感じ。何はともあれ出し切れた感が爽快で満悦しこの日は終了。
Energia Positiva @ Bruixes
12/29
The fog and cold temperature even furthered (lowest: -2c!!) and convinced me (with previous day’s exhaustion) to take a rest. I requested to have me dropped off at the town of Tremp, but it didn’t take more than 15mins of freezing wandering before I started to regret. It was more of seeking around AC/insulation-equipped shelters rather than sightseeing, but the rest day was well deserved and appropriate. After the climbing of the rest of party, we headed to “Siurana Camping”. As we didn’t make a booking in advance and it was after 10PM by the time we got the camping, we were almost left stranded under the freezing Siurana, but barely admitted in the “Communal room” where there are approx. 10 beds inside a cabin (with a stove).
Main Street in Tremp
Random periphery at Tremp
 
寒さと霧は益々悪化し、レスト日和なのでTremp観光、というよりは氷点下スレスレの中、寒中散歩。教会やらスーパーやらカフェなど温かいシェルターを求め転々と時間を潰す。コースランチやらデザートで場つなぎしていたカフェ(その名も「Umami」)にてピックアップしてもらい翌日からのSiurana転戦のため移動。Balaguerのバルで軽い夕食を食べ、蛇行する山道を突き進みSiurana Camping (同行者は前ツアーで滞在済)に到着した時には22時過ぎでバーが閉まる23時前に滑り込みセーフ。ギリギリベッドにも空きが有り助かった。
Umami @ Tremp
Citadel sitting on top of the city of Balaguer
Yellow ribbons are ubiquitous (in the context of Catalan Independence)
Siurana
12/30 (Can Melafots & Ca La Isabel)
Breakfasting outside was more bearable than I had imagined and the gradually rising sunshine helped a lot. “Can Melafots” is within 10mins walk from the camp and populated with many climbers (and general tourists alike) assumingely thanks to the south-facing warm location and relatively climbable line-ups. In contrast to Bruixes’ juggy tufas, Siurana is generally characterized by smaller and non-juggy crimps. Despite having some hard time to adjust with smaller holds and the initial bouldery moves (due to the cliff formation of the crag that has overhangs in the beginning), enjoyed some nice and technical routes.
Camping Siurana
またまた氷点下付近の寒空の下、Siuranaでは野外で朝食。寒いが日が射して来ると温かい。今パーティの単独ドライバー様はレストのため、残り2名で歩いていける Can Melafots へ。昨晩は夜間で只管に蛇行する山道に食傷気味だったが、壮大なシウラナ全容が見えていれば、道中も楽しかったであろうに。Can Melafotsは陽が一日中当たり、易しいグレードも豊富なので人気エリアの模様。岩壁の形状のため出だしのハング核心が多く、ホールドもガバばかりではないので、個人の登攀としては終始しどろもどろだったが、年末休みと重なってか観光客も数多く通る脇で、Bruixesとは打って変わって一日中半袖でいたい位のポカポカ陽気を楽しんだ。
Can Melafots @ Siurana 
”Communal room” @ Camping Siurana
12/31 (El Pati, El Cargol & Esperó Primavera)
Combining a mandatory (as a climber) visit to La Rambla, we climbed at the crags nearby El Pati. However, my climbing pathos/eyes didn’t seem to be matured enough to be able to identify the La Rambla line. Each of us tried long routes, nearing 40m scale at El Cargol and Esperó Primavera area. Though these areas are adjacently located and there are many options, but many of manageable (around 7c or lower) are constantly populated with climbers all day long (possibly due to the soaring lines and vibes enabled by long routes). As I might have eaten too much liver pate (which I usually enjoy during overseas tours because of rare availability in Japan) at the dinner, I was too drowsy (with a slight feeling to throw up) to stay awake to celebrate the countdown, but the rest of my party didn’t bother to stay awake either.
 
Ginormous swing at El Pati
La Rambla @ El Pati
La Ramblaの有るEl Patiに参拝させて貰う事に。然しながら、ライン読解力の無さのためか聞いてみてもLa Rambla のラインが良く分からなかった。。付近のEl Cargol と Esperó Primavera エリアにてロングラインを楽しんだ1日。長いスポートルートは日本では中々お目にかかれない事もあってか無条件で楽しく心地よい。恐らくレバーとフォアグラペイストの食べ過ぎで胃もたれが酷かった事もあり、大晦日らしいお祝いやカウントダウンは特に行わず早めの就寝。
La Morena del Montsant (40m) @ El Cargol
Margalef (Racó de les Espadelles)
2019/1/1
Left Siurana Camping for Margalef in the morning, which took around 1 hour winding drive via the town of Cornudella de Montsant (where a mountain shop: Goma Ⅱ is located).
Goma Ⅱ @ Cornudella de Montsant
It is possible to drive back and forth between Siurana and Margalef, but the abundance of accommodations at Margalef (though not many seem to be bookable online) dictated us to find some place to stay at Margalef (as the remaining last 3 days was planned to be spent here). As expected, it didn’t take much time to bump into Refugi de Margalef (El Racó de la Finestra) and booking on the spot has secured the shelter for the rest of our stay in Spain. (To be precise, this Refugi turned out to be very comfy with a very reasonable price and generous facilities)
Refugi de Margalef (El Racó de la Finestra)
Now that we got unencumbered by the possibility to spend a night in the refrigerated car, we headed straight to; Racó de les Espadelles, the biggest area (during winter time when another big “Racó de la Finestra” is in shade) in the crag where we eventually ended up spending the remaining 3 days. From the town to the parking, the hill-climb by car (approx. 2.4 km after the noticeable recycle bins at the skirt of mountain) is pretty steep, winding and narrow (to have a 2-way passage, so it should be safe to assume the path is practically one-way in accordance with the rest of climbers’ flow: up-morning, down-evening) . To our fortune, our apparently feebly powered car (Citroën C3) managed not to get stuck there, but the caution is advised especially during early morning and late evening when the path could potentially get icy.
Parking for Racó de les Espadelles
The approach to Racó de les Espadelles is obvious and short (less than 10 mins until the left-edge of the area) with a bit of fix-roped slope. As obviously noticeable by exterior, the rocks here feature juggy and in-cut pockets that almost-literally bite deep into your skins. Finger skins deserve care and preservation if climbing over consecutive days is planned. Maligna 7c line was very enticing with juggy roof climbing but seems to require plenty time and dedication for me to send during this trip (so gave up after the 1st try). Nonetheless enjoyed the edgy pocket holds combined with steeply hanged walls. Dining space at Refugi de Margalef was in a festive vibe with climbers from various countries clustering around in the same room. 
La gomorra @Racó de les Espadelles
これまた元旦らしさは皆無で淡々と朝飯を食べ、転戦先のMargalefに向かう。Siuranaからは山道を1時間程でSiuranaから通えない事もないが、Margalef自体にも宿は充実している。道中のCornudella de Montsantという小さな町ではGoma Ⅱという登山用品店が便利らしいが年始休暇で休業中であった。Refugi de Margalef (El Racó de la Finestra) という宿の空き状況を確認し、宿事情が片付いた (Margalefが今ツアー最後の訪問地のため) 所で、岩場に向かう。
Curtain of countless rocks at Margalef

冬場に登れるセクターとしては最大級の Racó de les Espadellesに向かう (冬場で無ければ日陰主体の Racó de la Finestraも大きいエリアの模様)。アプローチは急登が2.5 km程続き、朝夕は氷点下まで冷えるためレンタカーで登る場合は慎重に行った方が吉。岩壁は見た目より更にガバで掛りの良いポケットだらけの強傾斜が多く、これでもか!という位掛りの良いホールドが散在している。とはいっても高グレードは傾斜が強く引付け&ロックパワーが生半可では余り勝負出来ない。かっちょいー Maligna 7c を触ってみるものの、泥沼の消耗戦が予見されたので、早々に撤退。指皮消耗が余りに激しそうなので、残り2日の岩場滞在中にレストを入れるか入れまいか、悩みながら、ポケットガバをならしつつ触る。Refugi de Margalef の宿はキッチン、WiFi、暖房、シャワー環境諸々充実しており、各国のクライマーで賑わっていた。

Crowded dining @ Refugi de Margalef 
1/2
Blessing of sunny weather over the last few days at Siurana and Margalef had totally lowered our guard and the foggy and freezing morning inauspiciously reminded us of the hard-cold valleys at Bruixes. Nevertheless, having been pressed by the time constraint of remaining 2 days of climbing, we were at the foggy crag by 9AM. It was when I almost decided to take a rest day before the sky cleared up around 11AM. The accumulating fatigue and worn fingertips didn’t necessarily encourage me to try hard routes, so I enjoyed relatively manageable OS tries. Though our last supper during this tour would be the next dinner, but the departure to airport would be early in the subsequent morning, so we cooked a sumptuous dinner to celebrate the end of a short but cherish-able tour. 
Climbers in dusk @ Racó de les Espadelles
Bruixesを彷彿とさせる朝霧に戦々恐々としながらも、残り2日を有効に使うべく、9時頃には岩場基部に到着。個人的には寒さに心が折れ、完全にレストモードだったが、11時頃にお天道様がお見えになったので、アクティブレストに切り替え。OSトライを楽しむ(というよりはこの時点で今ツアーでのRPトライは店仕舞いモード)。空港への出発が早朝なので、ワイガヤな雰囲気の中、ツアー最後の(豪勢な)晩餐を前倒し。
Cooking facilities enrich the dining @ Refugi de Margalef 
1/3 – 1/4 
The absence of fog in the morning assured us to go ahead to the crag and utilize the last day. The OS tries continued, but with more emphasis on grasping jugs to the point of self-inflicting the laceration on my fingers to satisfy my masochistic climber’s psyche. The 5th day of climbing in a row was more doable than I had imagined but the worn-out fingertips make it harder to grip edgy holds. Leaving aside the desire to abandon the flight ticket and just extend the stay, we mournfully left the crag to prepare the early departure to El Prat Airport in the next morning. 
Some people are really hardcore
La Mainadera @ Margalef
この日は朝から好天に恵まれ、最終日の追い込み日和。結局5連登となったが、限界トライは抑えめにしているので、意外にも消耗した指皮を我慢すればまぁまぁ登れる。石灰岩パラダイスとの暫しのお別れを惜しみつつ、翌早朝に空港へ出発。上海でのトランジットが超属人的オペレーション(看板の案内が乏しく、航空会社のスタッフが声掛けと旗振りに尽力)が最後の印象として残るツアーとなった。
Dawn on the way to El Pati
Topo/Guidebook:
Tarragona Climbs & Lleida Climb
Siurana Guidebook
Margalef Guidebook (2019 Edition was available on Jan-1st!) 

Since “Tarragona Climbs” & “Lleida Climbs” cover a varieties of crags in the region, these are more suited for hopping around multiple crags. For huge crags, such as Siurana and Margalef (that has 82 areas!), the dedicated guidebooks cover more routes and information on each area (sun/shade, recommended season etc.)

備忘録:

  • 年末年始のバルセロナ界隈の日照時間は8時以前,及び18時以降がほぼ真っ暗。太陽がお出ましにならない朝夕は霧が多く温度が低いため岩場で登るのは10〜17時位が快適。山間部は朝靄や霧はしょっちゅうだが、雨は少ない模様。また霧が出ていても10時頃には好天が訪れるパターン(特に@Margalef)が多いとの事。
  • 太陽は偉大。有るか無いかで夏にも冬にもなる。今ツアー1週間だけでも岩場での体感温度差レンジの振れ幅は20度以上。
  • 分かってはいたが、3人だとどうしてもトライ数・時間が限られる。ロングルートだと更に顕著なので、2人か4人以上(というか3人以外)が望ましい。一方で連登するなら、3人位でのらりくらり回すのも寧ろペースを抑えられて結果オーライであったかもしれない。
  • Google Mapはオフラインでも目的地履歴を残してナビ可能なので、宿でWiFiにありつければ、ロジ(宿/車/買物)関係は十二分。
  • 年末年始はどこの岩場も混雑。 クライマーの出身地も点々バラバラ(大体欧州内だが)。場所によっては駐車場や宿にあぶれる可能性もあるレベルなので常にPlan Bを念頭に置いておくのが吉。
Climbing Log:
No. RP on French USA Route Name Result Felt Grade (USA) Crag Area/Rock Days tried Atmps tried
1 12/27 7b 12a/b Jam Sesión MOS 11d Terradets Bruixes 1 1 ☆☆☆☆
2 12/27 6b+ 11a Madroño MOS 11a Terradets Bruixes 1 1
3 12/28 7c+ 12d/13a Energia Positiva RP 12c? Terradets Bruixes 1 2 ☆☆☆☆☆
4 12/30 6b 10c Perseidas RP 10d Siurana Can Melafots 1 2 ☆☆
5 12/30 7a 11c/d Pizza de Pinya RP 11c/d Siurana Can Melafots 1 2 ☆☆☆☆
6 12/30 7a+ 11d/12a Cromañón Climbing RP 12a Siurana Ca La Isabel 1 2 ☆☆☆☆☆
7 12/30 7a 11c/d Ni me n’entero RP V4 Siurana Ca La Isabel 1 2 ☆☆
8 12/30 6c+ 11b/c Garbatx Despistatx MOS 11b Siurana Can Melafots 1 1 ☆☆☆☆
9 12/31 7a 11c/d ¡Ay Mamita! FL 11c Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆☆
10 7b 12a/b Welcome to the Team 12a/b Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆
11 12/31 7a+ 11d/12a La Morena del Montsant FL 11c Siurana El Cargol 1 1 ☆☆☆☆
12 1/1 6c 11a/b Setareh MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆
13 1/1 7b 12a/b Draculín MOS 12a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆☆
14 7c 12c/d Maligna 12c/d? Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆
15 1/1 6c+ 11b/c Repós actiu MOS 11a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆
16 1/2 6b+ 11a Tastavins MOS 11a Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆
17 1/2 7a 11c/d Qué pasa Neng? MOS 11a/b Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆
18 1/2 7b 12a/b El carasapo MOS 11c/d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆
19 1/2 7a 11c/d Franja de ponent MOS 11b Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆
20 1/3 6b+ 11a Turmellosi MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆☆
21 1/3 7b 12a/b Amb pal no dóna pal RP 11d Margalef Racó de les Espadelles 1 2 ☆☆☆☆
22 1/3 7b 12a/b Zona mixta RP 11d Margalef Racó de les Espadelles 1 2 ☆☆☆
23 1/3 6c 11a/b abanibí MOS 10d Margalef Racó de les Espadelles 1 1 ☆☆☆
Cost Summary (1 EUR= 124JPY):
 

Frankenjura 2018

Taking advantage of 2.5 weeks of employment-free period (technically speaking, I just used up my remaining leave entitlement under my last employer, and I would have loved to extend the stay for another 3 months or so, had I been non-Japanese enough to not give a daxx about getting stuck in the office), I secluded myself in the remote forest of Bavaria (Germany), constantly groping the surface of overhang limestone cliffs with uncontrollable gasps out of excitement, bumping into nice folks (who could belay), eating pretty much bread/würst/liver-paste/kiwi/berries (from meadow grounds) days in and out, daring to request the ride to crags (in exchange for nothing other than taking a seating space and belaying time), unsuccessfully restraining roar and self-hate after the miserable attempts of poor climbing, being unencumbered by checking emails and all the web stuff etc.
In short, I had a fun time in one of the most famous (admittedly debatable, especially in the eyes of general public) & popular rock climbing areas in the world. The chronicle of daily such and such started out in Japanese, but in response to a few requests of some people I have met (and been offered much of help from), English log is also described below. However, to spare me detailing hourly-wise records (which would probably be never read anyway), English version is distilled to a few sentences for a day and let pictures and Google Translate do the job (should there be needs in the first place).

転職前の有給消化期間を利用し、初(といって差支え無い程の似非岩場小旅行は有るが)の海外岩場遠征へ。国内の岩場で十分満足出来るのだが、3周間弱ものフルタイム登攀生活は雇われ人である限り中々に得難い特権なので、折角なので海外に行こうという運びに。思いついたのも出発3週前という行き当たりばったり感なので当然パートナーも見つからず、航空券だけ買って単身ブッこむという日本人に非るが如く無計画ぶり。技術制約と嗜好上スポートルートのメジャー(パートナー確保が容易)で涼しい所検討した結果、フランケンユーラかオーストラリアのグランピアンズにショートリスト。偶々経験者に色々と情報を伺えたのと、冬真っ盛りの南半球は寒過ぎる可能性を加味して、ユーラに白羽の矢を立てる。エイヤで飛び込み、成果もイマイチだったが、何とも楽しく充実した貧乏旅行となった。

7/10: There was an applaud of being alive after the successful landing of AEROFLOT flight.

Moscow Airport layover in the middle of 2018 WC

正午12時発のMoscow経由Frankfurt行きAEROFLOT便を利用。”Three Billboards (in Ebbing)” と”Murder in Orient Express” を観賞 。ビルボードではZombi Landに出ていたスキンのオッチャンが良い味を出していた。細かい台詞は分からない部分があったが、中々に感動を誘う。良作である一方、一歩間違えれば胸糞悪い映画にもなりそう。サッカーWC真っ盛り中のモスクワ経由後フランクフルトへ。着陸後に拍手が起きたのには笑いを禁じ得ず(ロシア便での無事着を祝う意)。22時頃の到着だったのでハナから空港泊予定。連日の寝不足もあり翌朝6時頃まで快眠。

 

Don’t mess with Russia
Yoga room in Frankfurt Airport
Self-made hotel in the 1st night in Germany

7/11: Having walked miles only to wait hours in front of crags (with no chance of climbing), I almost regretted that I should have climbed in Japan instead.

ICE (Germany’s bullet train)

宿は事前調査(近郊のクライミングジムのFBページに質問を投げかける)によって目星は付いていたものの、予約は電話のみ(そして恐らくドイツ語要)だったため、取り敢えず宿に向かう事に。最寄の電車駅Forchheimまで空港のDB(Deutsche Bahn: ドイツ版JR)券売機にて特急券を購入。因みにTerminal 1のtrainsという標識を追うとArrival階より下に向かう事となるが、ICE等の高速鉄道を使う場合は上の方に駅直結の通路があるので注意。ドイツ版新幹線ICEに乗り、Nürmbergへ。Frankfrut hbf(空港駅では無く市内駅)に到着後、進行方向を変えて間も無く切符チェックがあり、その後間も無く爆睡。

 

Nürmbergにてローカル線(REGIO)に乗換え後Forchheimまで25分程。フランクフルトから乗換え含め丁度3時間。Forchheimから222番のバスに乗り(バスチケットは6€でDBの窓口で買える)40分程でGusthof Eichlerがある”Untertrubach Abzw Affaltertal”にて降車。

Gasthof Eichler @ Untertrubach
Sleeping space during stay @ 13 €/night

受付にて気さくで温和なお婆ちゃんMarthaに空きの部屋(キャンプが多数派)があるか調べてもらう。幸い掘建小屋が空いており、1泊13€で泊めてもらう事に。現金の持ち合わせが少なかったため、万一の事を考え前金で全額(17泊で221€)納めてチェックイン(通常はチェックアウト時支払、クレジットは不可)。この時点で11時位だったので、取り敢えずギアを持って岩場に向かう事に。車で出発しそうなドイツ人グループに声をかけ、近め(といっても2km程)のRichard Wagner Fels付近で降ろしてもらう。出来ればパーティーに混ぜて貰えないか仄めかしたが、1人に明らかに怪訝な顔をされたため自重。

 

Park in front of Eldorado where I ended up with staying for hours

本ツアーでの最大目標 “Ekel”(ドイツ最初のUIAA 9+: 5.13a位)があるEldorado まで1km程歩く。Eldoradoは道路沿いの公園に隣接したどっ被りの岩なので見つけ易い(小ぶりだが)。隣のルートにヌンチャク残置があったため期待したが、誰もおらず(公園で遊ぶ家族除く)取り敢えず岩場の取付きでEkelラインを偵察しながら、誰か来ないか只管待つ。

通り雨等を被りの岩でやり過ごし1時間程で痺れをきらし、Richard Wagnerまで戻る。此処でも看板(というか歴史的)課題のMagnetを眺めながら(1P目までが7m位のランアウト具合。そしてそこまでもデリケートそう)地団駄を踏む。結局ギアを背負いながら2km程の帰り道をトボトボ戻る。宿に着くと、疲弊しきっており(どちらかというと心的に)、夕飯を貪り、日本の岩場で遊んでいれば良かったと後悔しながらまだ陽が高い19時頃には就寝。

7/12: Put a flier for requesting a partner, and it made the all difference.

Game Changer (Typo was unintentional)

前日の苦い経験により若干引き籠り気味。取り敢えず朝飯を食い、いかにしてパートナー確保出来るか思案。親切そうな人に声掛けオペレーションを考えたが、機を伺っていると、探りを入れるナンパ師(加えて挙動不審な東洋人)の如くなり憚られたため、Marthaに紙とペンを借りてビルボード(フライヤー)作戦に変更。これが功奏。マルサの声掛けもあり、直ぐにパートナーが見つかる。アルゼンチン出身のドイツ人セバスチャンと娘のレイラ。本日最終日という事で15時までだが、遊んで貰える事に。しかも行先はKurt Albert (Redpointの考案者)初登のクラシック課題SautanzがあるObere Gößweinsteiner Wände。

Name is painted for some routes

車で20分程でGößeweinsteinの町へ(顕著なCathdralが目印)。迷いつつ岩場まで到着後(既に12:30過ぎ)、アップ無しで直ぐにSautanzに触らして頂く。

 

Sautanz @ Obere Gößweinsteiner Wände

例の如く1P目が高いが、3P目までは問題無し。そこから適度なホールドは点在しているが良い足が乏しい核心部分へ。縦ホールドでの身体の引き上げやその後のクリップが厳しいが短い核心を越えれば最後は5.8程のランアウト。セバスチャンとレイラ(3P目まで)がトップロープでトライ後の2便目は縦ホールド保持時に足が切れおしまい。核心付近を精査しタイムアップとなり、後髪引かれながら、15時前には登攀終了。悔しい1日となった。宿まで運んで貰い、洗濯やらネットサーフィン(Wifiはなく宿のWindows XPを使ってそうなPCで)やら本記録を認めながら、21時頃(まだ日没前!)就寝。

 

7/13: Again, had a hard time getting a partner, but patience (plus 4 km walk) had paid off.
二度寝をしてしまい起床は9時。昨日のビルボード作戦で声をかけてくれたオランダ人カップルは今日レスト。そのため、ビルボードの脇で只管待つも、今日は反応無し。11:30頃にはキャンプ場に人も疎らとなったため、岩場取付き前で待機作戦に変更。前述のRichard Wagner(2km程)まで歩き、誰もいないのを確認してEl Dorado(更に2km)まで歩く。昨日とは打って変わって晴天なので、着いた頃にはヘロヘロ。行動食を全て食いきって昼寝。隣接する公園への訪問者はいるもののクライマーは現れない。

Obertrubach

15時頃には諦めて500m程先のObertrubachの町まで散策しようとした所、公園でダベっていた2人組に声をかけられ、クライマーだという事が判明。まだトライしない事だったが、後ほどEkelトライするかもしれないとの事。正直待ち惚けで疲れていたが朗報。取り敢えずObertrubachのカフェにてパンとアイスを補給しEl Doradoまで戻る。17:30頃になって漸く2人組が登る準備を開始。フランスのシルビアとミシェル。其々EkelとUnbehagen 8+を探った後、まだ日が高い20時頃にEkelを探らせてもらう事に(待った甲斐有り!)。最初の体幹を使う体制からのランジ(といっても距離的にはちょっと跳ねるだけ)が中々気持ち悪く、直後のガバ2つを挟みその先も最後まで短いのだがボルダリー。全容は分かった。

Eldorado

ミシェルが怒濤のトライでUnbehagenをRP、シルビアのEkelもRP体制に入ったので、探り便は自重(というより帰りの4kmを歩きたくないから、便乗させてもらう魂胆の方が色濃い)。布石として(我ながら)上手い事自分のロープを使って貰ったので、シルビアの最終便を見届けてドロップして貰える運びに。シルビアは惜しくもRPならず。有難く宿まで運んで貰いクライミング開始が18時で21:30まで登る(のを観る)という欧州的時間軸を嗜んだ1日は終了。

7/14: Climbed a lot, but hiked even more.

前々日に声をかけてくれたオランダのマシューとルリンがパートナー。登攀暦20年以上でユーラに恐らく100回は来ているとの事。10:30頃に出発し、Pottenstein近くのDromedarで開始。7と8-のKlemmen erlaubt (jamming allowedの意。好ルート)で3人ともアップし、11- (5.14b程)を登った事もあるというマシューは顕著なルーフの看板課題 Mr. Incredible 10を探る。観るからにエグ面白そうな課題であり、探りも丁寧。一方此方は恐らく再訪は(今世では)しないので、直ぐ片付く様な良課題を探すも余り食指が動くルートはなく、マシューも今日は諦めとの事だったので、3人とも合意し移動。

Near Dromedar
Mr. Incredible @ Dromedar

 

 

 

 

 

 

 

 

Altweibersommer @ Schwesternwand

お次はMoritzという町から15分程(キャンプ場が最寄だが、利用者以外は坂下の駐車場まで+5分程)歩いて、2人も初めてというSchwesternwand取付きに荷を降ろす。マシューお目当の課題は白日の下との事で、甲府幕岩チックなAltweibersommer 8 に着手。ルリンがTRでWP後、アルパインチックな下部と中間部のホールドの使い方に迷いつつFL。周辺で遊んでもよさそうだったのだが(というよりこれ以上の歩きはメンドい)、移動。

 

 

Neppwand

3箇所目(‼︎)はKajak Mietserviceというカヤック乗場 (Doos)近くの駐車場から10分+α程歩くNeppwand (Fake Wallの意)へ。マシューが看板課題のCrossing over 9+/10-を触っている間、トポでもお薦めのErfahrungsfeld der Sinne 8を目標に定める。ホールドの乏しそうな中間のフェイスからどっ被りの凹角を超えていく観るからに面白そうなルート。OSトライでは中間部フェイスを意地の脚上げで突破したものの、ルーフ入り部分を読み間違えおじゃん。

Crossing over @ Neppwand

ホールドは良いがパワフルな上部を把握し、2人のトライ後無事RP。5.11d位に感じ厳しめだがかなりの好ルート。似た様な構成のCrossing overをマシューが3便目でRPし、登攀(そして長かった歩き)終了。GösweinsteinのLIDLというスーパーにて(この周辺では珍しくクレカ使用可!)向こう2-3日の食糧調達を済ませ、キャンプ場にて夕食を取りながら、色々貴重な情報を伺い就寝。25:30頃にトイレに起きるのだが、キャンプ場の方がこの時間にトイレ掃除をしていた。週末の100人は泊まっているであろうキャンプ場のメンテを利用者が少ない夜中に行うとは頭が下がります。

 

7/15: Clumsy deadpoint prevented the RP of “Fight Gravity”

Fight Gravity @ Richard Wagner Fels

本日最終日のマシューとルリンから消費期限近めの食糧を譲り受け(最後までお世話になりっぱなし)、お決まりのフライヤーを掲げ待機。幸い10時頃見つかり、今回は自分同様にソロで車無しというルーマニアのシュテファンと組む運びに。歩ける範囲という事でRichard Wagner 付近のZauberbergに課題があるらしく、午後(13:30頃)から日が当たり灼熱となるRichard Wagnerに先に寄って貰える事に。超クラシックMagnet 9 を触りたかったが、4連登目のヨレもあり、同じくKurt Albert初登の3ツ星課題 Fight Gravity 8+ を触る。OSはハナから諦めて1便目は探り。大きなホールドでグイグイ行く好課題。クリップも悪くない。ドイツ人パーティが参入した後、日が当たる直前で焦り気味に2便目。余裕はあったのだが、お得意の勝負弱さを発揮し最後のビクトリーガバをヘナチョコデッド遂行後、これ又お得意の自己憤怒で気付けば腕及び指が閉店。徒歩6-7分程の坂上の木陰エリア Zauberbergに移動し、Harpie 8+のビレイに終始。シュテファンは近い内ユーラ近郊に移住するとの事で、目ぼしいフラットを訪問しなければならなかったため16時にはバス停で解散。2km程だが陽の下の帰り道は大いに疲れる。

 

7/16: Totally defeated by “Magnet” @ Richard Wagner Fels.

Geile Kante (which looks good, but the tree is interrupting the route) @ Zauberberg

案の定指が悲鳴を上げておりレスト予定だが、シュテファンのビレイには付き合う約束。雨模様漂う中ZauberbergにてHarpieトライのビレイ。最初は昼寝を交えてビレイに終始していたものの、エリアを見渡すと中々面白/簡単そうな課題が散在。誘惑に耐え切れずアクティブレストの名目で食い散らかす。中でもカサメリのレーザーズエッジのエッジ部分を切り取ったかのような、綺麗なGeile Kante 8-に胸膨らますが、寄り添う様に木がルートに干渉していて、木を避けるムーブの発動やら2P目上に知恵の輪の如く動く(が外れない)拳(x2)大浮石もあり、腕/指フルパワー解放。「ふぁっくざれすと」と吐き捨て、アクティブレストとの惜別を告げる。3日連続でHarpieに打ち込んでいるシュテファンは最終トライで気合いのRP。

 

Harpie @ Zauberberg

17時を過ぎ、Richard Wagnerに注ぐ日も大分傾いたという目算で移動するがハズレで陽の下はまだ灼熱。木陰に守られている左端2本をトライ。Westwand 6+はガバ満載だが、ムーブ、ルーファイ、ランアウト(終了点までの12-13m位にボルト2本)に加えてホテル(使う必要は無し)もあり、トポには特記ないがかなりの好課題。漸く日が陰り始め翌日は完全レストと決め込んだので、ランアウト具合甚だしい(7m位の1本目まで目算10c位が続く)Magnetの探り便に着手。下部は横のFight Gravityからトラバースしてスキップし、核心と言われるルーフ張出し部分へ。後で知ったのだが本ルートは身長(というより腕スパン)180cm以上だと9 (12c/d界隈) だが、以下だと9+(13a界隈) であるとの注釈がトポに記載されている。その記載通り中々にフルストレッチで厳しい。ムーブは分かったが一連の流れでは繋がらず。張り出し後の次のクリップまでも厳しいが、判ったので何とかなりそう。その後の最終Pまではレストも出来、ヘタレクライマーフレンドリー。しかし、そこから遥か彼方(両眼2.0でも目視不可)の終了点まではランアウトもさることながら、そこ単体で切り取っても厳しい。使えそうなホールドは散在しているが、相当な指パワー、或いは核心後にはやりたくないレベルの博打(ダイナミック)ムーブ要。リップ付近の棚ガバらしきホールドに手が出せず。20時過ぎてからの1時間以上に亘るハングドックへの謝辞を連呼しながら敗退。5連登の最終便で精魂と持ち合わせの水を絞り尽くし喉カラカラで暗くなった帰路に着く。

7/17: First rest day and got informed of WC (soccer) result.

Approach to Großenoher Wand

今度こそレスト日だが、フライヤーを覚えていたのか、声をかけて貰ったので、翌日の布石のためにもビレイヤーとしてハイキングする事に。ドイツのマティアス、カナダのトム&フィンランドのサトゥに尾いていく事に。キャンプ場から車で10分程のGroßenoher Wandへ。3時間弱の登り鑑賞/ビレイを行い、キャンプ場に帰ってだべる。2パーティとも数ヶ月以上欧州を旅しており、クライミングバムの生活事情を伺う。

Routebook box (ascenders can write their names etc.) @ Großenoher Wand

180,000km走行のキャンピングバン(トイレ/バスは無し)は5,000€で購入し、保険600€/年、及び300€/年の税(ドイツ登録の場合)なので車の維持費は1万円/月位(+ガソリン代)。ガソリン代はユーラ界隈で140€/Lとかなり高め(大きめのバンだと大抵ディーゼルで125€/L 弱) だが、岩場滞在が長くなるので、走行距離/ガソリン代は余り溜まらないとの事。キャンプ場宿泊費や食糧代込みでも諸々1,000€/月位の生活費らしい。レンタカーの場合(「フィット」位のFiat車)は保険適用外(カナダで加入)でドイツpick-up&downで130€/週位だが、保険を着けると700€/週位に跳ね上がるらしい。遅ばせながら、サッカーWCでのフランス優勝の旨を知る。

7/18: Excursion to Northern areas and pushed my personal OS grade to 7b+/9- (Sledgehammer).

Waischenfeld (charming village along a river)

レスト明け初日。昨日のメンバーと共に泊まりがけで北上する運びとなった。車で1時間弱北上してKleinziegenfeldの近くの岩場へ。北海道同様に信号が少なく、低めの速度制限が設けられた町/村周辺では皆ゆっくり走り歩行者優先で田(麦?)園地帯はかっ飛ばせる仕様。

 

Ziegenfelder Wände前でドイツのマルゥーと合流。トポでの三ッ星課題 Basic Instinct 7などでアップし、顕著なハング部分はどれも厳しそうなので、2つの大岩に挟まれたルーフ課題 Tetris 8 にトライ。グレードからして両壁限定だが、ルーフを身体張力でダイナミックに超える好課題。

Ziegenfelder Wänd
Tetris @ Ziegenfelder Wände

 

 

 

 

 

 

 

 

Sledgehammer @ Diebesloch

マルゥーのDumbo 9-も面白そうだったが、皆満足したので、車で2分程走り、そこから急登を3分程登ってどっ被りにガバが散在するDiebesloch へ。Quergang 7+ (10d位) はこのグレードでは中々味わえない被りで、有笠山を彷彿とさせる。レスト明けでフレッシュなので三ッ星の9- (12b界隈) Beavis & Butthead を触る事に。多少細かい下部、ポジティブで明瞭な中間部を越え、クリップも悪くないので核心と思しきリップ付近までノーテン。チョークが付いたカチやポッケは細かいが掛かりは良く、足もフックなど(記憶は不確かだが)使い腕への負担を殺しながらリップ上部のガバへ渾身のデッドし成功。ここで初めてOSがちらつくがリップ乗越し後も少し悪く、慎重にレストし嬉しいMOS。自身のMOSグレードを大きく更新したが、甚だ怪しいのでマティアスとトポを再確認すると、左横のSledgehammer 9- (これも2つ星) を登っていた事が判明。ラインとしては自然で、更に左にも9-が有ったが、両隣の9-に挟まれた 9- という事でMOSグレード更新として結着。真のBeavis & Buttheadはもう少し厳しそうで、明日来るかも分からないので、皆満足した所で駐車場脇の川にて水浴び。ここで驚いたのが、マルゥー(女性)が皆の前で躊躇無く丸裸になり川で楽しんでいた事。追ってマティアスに聞いた所 FKK: Freikörper-Kultur (Free Body Culture)といって、ドイツでは散見される事らしい。車で5分程のSchloss Camping 場にて夕食を創りながら歓談。話題も雰囲気も如何にもヒッピーらしい夕べを堪能。

Schloss Camping near Kleinziegenfeld

 

7/19: Climbed @ Roter Mönch which has been climbed since 1932.

ダラダラと起床&朝食後、昨日の川を越え、Diebeslochとは対岸のRote Wandへ。ユーラに於いては20m超位のスケールのある易しい課題が多いエリア。今日はマルゥーに替わり、ドイツのローランドがジョイン。登り始めて間も無く陽が射してきたので、右奥のAltbabawandへ移動。

Rote Wand
Natz Bramslinger @ Altbabawand

 

 

 

 

 

 

 

 

Kuttenbrunzer (beginning is very fragile) @ Roter Mönch

トポお薦めのNatz Bramslinger 7- に着手するも、1P目が取付きから8-9m上(1P目までの1m位が余り心地良くないトラバース) でその後の2P目までは1m足らず(しかも3P目までそんなに悪くない)という謎のボルト事情だが、登り自体は面白い。陽が更に追ってきたので、対岸側のRoter Mönch に移る。まず目を惹くルーフ課題のKuttenbrunzer 8-にトライ。取付き付近の逆層地帯を触った途端、骨盤大の岩が崩落し、一旦登るのを躊躇するが、相当慎重にルーフ取付きまで登る。ルーフ部分は埃っぽいが岩はしっかりしており、内容は良好。ガバ満載という訳でも無くグレードよりかなり厳しめに感じたがMOS。トポにもshixxxな下部が無ければ三ッ星との記載がある通り、下部が脆過ぎてお薦めは出来ないが、楽しかった。1947年(!!)初登のディエードルを越える Enzianriss 5+ やデリケートなムーブが面白いSpitzentanz 7- で楽しみ登攀終了。

Spitzentanz @ Roter Mönch
1932年初登の課題もあるというから驚き、ボロい部分があるのも納得。骨盤岩崩落時に踝を打ったらしく少し気になるので、件の川で遅過ぎる気休めのアイシング。この日にEichler (拠点のキャンプ場)に帰る予定だったが、Schloss Campingにもう一泊延長。似た様な夕食に似た様な談義をして就寝。

 

 

 

 

7/20: Another disgraceful un-sending of “Sautanz” @ Obere Gößweinsteiner Wände

Another charming view that reminds of Castle Hill (which I’ve never been though)

例の如くダラダラと朝食を済ませ、マティアスは別途帰路に着く。行き先は決まっていないが、Eichler方面に戻ってもらう事となっていたので宿題のSautanzがあるObere Gößweinsteiner Wändeを提案し承諾される。40分程南下し到着。エリアに陽射しはないが、それでもうだる様な暑さ。6+だと思って取り付いた7+のラインでキツめのアップをしてSautanzトライ。あわよくばマスターRPには程遠く5P目もかけられずTake。

Danzer Ged.-Weg @ Obere Gößweinsteiner Wände

精査後の2便目は個人的最大核心の5P目クリップで力尽きアウト。3便目は実質終了の6P目ガバ取り前のガバポッケ取りでアウト。これにて時間切れ。ローランド、トム、サトゥの登攀最終日に我儘を通して来て貰ったのに、決め切れない己の決定力の無さにやり場の無い怒りを抱える事となる。

 

 

 

 

7/21: Forced rest by rain.

Kurt Albert & Wolfgang Güllich

朝から雨で1日降り続くという事なのでレスト。昼間は件の遅いPCでネットサーフィンやら昼寝やら。夜はスロベニア人グループとだべり、機会があれば組ませてもらう事に。丁度リードWCがやっており、女子決勝は8人中4人がスロベニア人でJanja (スロベニア) が優勝。200万人を超える程の人口しかいないのに、この結果は相当なクライミング熱が計り知れるが、人気になったのはここ10年位らしい。Ospやkotecnik の話なども伺い、是非いつか訪ねてみたい機運が高まる。

 

7/22: Revenged “Fight Gravity” and enjoyed dampened pocket jags @ Reichelsmühler Wand

Aquaplanning @ Reichelsmühler Wand

好転するという天気予報は外れ起床時は雨。レスト延長を余儀無くされるかと不貞腐れ二度寝。10:00頃に起きると、天気は好転し登れそうだが、レスト日でBambergに向かうとの事だったスロベニアグループはキャンプ場から離れてしまった模様。キャンプ場に着いたばかりの2人組に声をかけて一緒に組む事に。スウェーデンのディビッドとエドワード。友人にドロップしてもらった2人も車無しとの事で、歩ける範囲のRichard Wagnerを紹介するついでに、宿題だったFight Gravityをマスター回収し、そのままMagnet上部の探り便。何とか上部は繋がったが、RPは厳しそうな予感。陽射しが照りつけてきたので、迷いつつReichelsmühler Wandに移動。110°位の壁にポケットガバが散在する7+界隈の課題が充実している木々に囲まれたエリア。ジメジメだがOSトライを楽しんで2.5km程の帰り道を歩いて帰宅。

7/23: Joined Slovenian gangs and climbed @ scorching Weißenstein

前述のスロベニアのベネディク、ミハエル、ジャン、タディに混ぜてもらいWeißensteinにて登る。Eichlerから25分程、駐車場からはアプローチ30秒、取付きも平らで、終日滞在する事となったが平日なのに20パーティー位(内1/3位が家族連れ)が入れ替わり立ち替わり登っていたのでかなりの人気エリアだと伺える。左壁が垂壁付近の7までの課題があり、右壁は被りが強く8代位までの課題が充実している。Kurt Albert初登のトポ三ッ星課題 Entsafter 8+はマスターFL出来たが、これまたKurtのDampfhammer 8 の方が難しく、OSならず。他の課題もホールド良好で登っていて楽しい物ばかり。日照時間が長く、陽射しの下は灼熱なのが玉に瑕だが、5.12前半位までが充実している好エリア。登りつつ、近くのAutobahn脇のスーパーへ買物を挟みながらゆっくりと過ごした1日。キャンプ場にてスロヴェキア人の親子と談笑する内に何か判らないが兎に角キツい酒(当方下戸)を飲まされる。10ml程飲んだふりしただけだが、スロヴェキア人との呑み会は避けるべし、という教訓を学ぶ。
Weißenstein (left wall)
Entsafter @ Weißenstein

 

 

 

 

 

 

 

 

7/24: Bumped into (with 3 fingers) the nest of Siebenschläfer (a small rodent who supposedly hibernates 7 months!! in a year) @ Graischer Bleisteinwände

Fuchsstein

スウェーデンのエドワードとディビッドの友人であるレベッカ(ドイツ)が12時頃に車でピックアップしてくれるというので、一緒に混ぜて貰う事に。まず徒歩圏内のFuchssteinにて登る、筈がアプローチの時点で身体が異常に怠く、ビレイもせずに昼寝に終始させて貰える事に。レベッカ登場後、エリアを移動し、車で25分程のGraischer Bleisteinwändeへ。岩塔をてっぺんまで登る楽しいNadelspiel 5+を登り、少し徒歩移動をしてレベッカがBroken Heart 6-を登っている途中にドイツ版トポにも紹介されているSiebenschläfer (“Seven Sleeper”の意: 1年の内7ヶ月冬眠を行うためらしい) に遭遇する。写真撮りたいという人間のエゴのため、居住地のガバポッケを踏み荒らし怖い思いをさせてしまった(それでも逃げる様子はない)。易しめの岩/課題が充実し、木陰も豊富なエリアだが、身体のダルさは抜けず、核心ムーブと上部の張り出しマントルが楽しい (Der) Koung 8-のみ登り、フレーク状の岩がチョックストーンとなった岩場の前で記念撮影をして登攀終了。帰りに買物後、レベッカお薦めのレストランにて今遠征初のレストランでの夕食を嗜む。

Nadelspiel @ Graischer Bleisteinwände
Siebenschläfer

 

 

 

 

 

 

 

 

7/25: Had Slovenian gangs to come over for Sautanz sending during their rest day (with all due appreciation)

Sautanz @ Obere Gößweinsteiner Wände
Gößweinstein
レスト日というスロベニアギャングにご厚意頂き、態々ご足労頂き再度Sautanzをトライさせて貰える事に。いやはや良い人ばかりで頭が上がらない、そして打算的に成らざるを得ない単独遠征はちょっと心苦しい。やはりマスターRPは出来ず、いい加減厭気が差してきたが、2便目で無事RP。核心が短い割には、乏しい足と豊富だがスローピーな手ホールドとの組立てがかなりデリケートで苦しまされたものの、漸くドイツ初の9-を登れ肩を撫で下ろす。Cathdral が荘厳なGößweinsteinの町をプチ観光し、2日連続でレストランディナーを堪能。夜はエドワードとディビッドに神経衰弱を教え、且つ大人気なく圧勝する。

 

Cathedral @ Gößweinstein
Dining @ Gasthof Zur Guten Einkehr

 

 

 

 

 

 

 

 

7/26: Onsighted 8+ (Empathie) at Castellwand

自分の最終日翌日まで滞在するという面倒見の良いスロベニアギャングと最終日まで行動を共にする事に。Eichlerから車で南東に40分程のCastellwandへ。アプローチは10分弱で終日日陰のエリア。しかしボルト近め(横)で岩も脆い部分が多いため、長いドライブの割には合わない印象。とはいえ、12時から20時までしっかりいたので、結構みっちり登る。2本の8+(内一本は紐付きボルダーだがMOS)も登れ、暑すぎず心地良い登攀日和。あわよくば Ekel か Magnet をトライさせて貰いたかったが、日も暮れ、夕食モードだったので自重。この時点で今遠征での Ekel トライは諦めるが、明後日の登攀最終日朝(陽射しのため) にRichard Wagner で登らせて貰える様に説得成功。Magnet RPからは甚だ遠いので気負わず最終日を待つ事に。

Goliath @ Castellwand
Minerales @ Castellwand

 

 

 

 

 

 

 

 

Twilight @ Neuhaus

 

7/27: Active rest at Hexenküche and celebrated the birthday of the Slovenian Grand Master of Chakura.
最終日のエドワードとディビッドに朝お別れを告げ、Magnet最終トライ(というのは名ばかりの消化負け戦だが)に備えてレスト日予定だったがスロベニアギャングに尾いて車で15分弱、アプローチ7-8分程のHexenkücheへ。ここも終日日陰で、ハードルートは少なめだが課題数は多く岩質は比較的しっかりしてそう。平日でキッズスクール一行もいって人気エリアの模様。案の定「岩を見ると登りたくなる症候群」を抑えきれず、見るからに楽しそうな流線形の凹角を突くAthos 7とどっ被りを行くKleine Hexen müssen hexen 8もFLしたが、やはり指への負担を懸念し登りたい衝動を抑え、写真/ビレイ係に徹底。レストランにて誕生日のベネディクを祝い、スロベニアではスキージャンプが盛んでレジェンド葛西を始め多くの日本選手が崇められているとの事。キャッシュが底を突きかけなので奢って貰う。なんだかなぁ。

Athos @ Hexenküche
Kleine Hexen müssen hexen @ Hexenküche

 

 

 

 

 

 

 

 

7/28: Got slapped by Magnet, torrential rain and my own stupidity at the last day, so I FKKed (bathing naked in the creek) full-fledged for the 1st time and it was enlightening.

Torrential rain @ Richard Wagner Fels

昨晩に肉を食い過ぎたのか早起きする筈が久しぶりに10時間位みっちり寝る。何時もキャンプ場の面倒をみてくれていたマルサ(7時に朝食準備をしていれば23時にも消灯呼びかけをしていたり)に感謝と再訪の旨を告げ出発。ベネディクとRichard Wagnerで降ろして貰い、他のメンバーはHexenkücheへ、それぞれの宿題を回収に。Magnetに早速取り付くが、アップを抜いたのを差し引いても核心がお話にならず、上部は安定していたが、RPは明らかに無理なので、エンクラに鞍替えする目算も、日陰のApokalypse 8-をMOS出来ず(Richard Wagnerは往々にしてグレード辛めで1B目遠め)、雲が差したので南面の25m程の8-に取り付くも10分足らずでスコール級の通り雨でびしょ濡れになり敗退。

Nürmberg

土曜という事もあり、帰りのForchheim行きバスの最終便が14:30 (日曜だとバスは休止!) なので、ここで打ち辞め。前日に眼鏡も無くしており、踏んだり蹴ったりの最終日となった。しかしながらそれらひっくるめてどうでも良い位にずぶ濡れに。Hexenküche組もベネディクをピックアップしに戻ってくる。お別れの挨拶をしてびしょ濡れの荷物を畳み、バス到着まで時間もあり何よりびしょ濡れなので、最寄の川でFKK (7/18参照) 完全版をトライ。これが中々に爽快でFlasherの行動原理に若干のシンパシーを抱きながら帰路に。

Frankfurt Hbf

が災難はここで終らず、電車のチケット券売機にて(英語表記有り)目的地までの乗換えタイムテーブルを印刷出来るのだが、何故かNürmbergから電車を間違え2時間程ロスしたため、予定していたFrankfurtでの観光も面倒くさくなり(主に荷物が原因だが)、翌朝のフライトも午前中なので、空港へ直行し濡れたギアを乾かしながらお寝んねする事に。我ながら貧乏性とは棺桶までお付き合い頂く事うけあい。

7/29:

I`m not contending the nomenclature, but wonder the commonalities among these countries

Got Wifi for the 1st time in 2.5 weeks only to realize a mere handful of emails/messages have been actually directed at me (with dozens of spams), which cemented my conviction of non-necessity of carrying a smartphone around (at least for me). Watched “Greatest Showman” (another great musical with the celebration of human diversity), “Unsane” (reasonably thrilling not to the point of disgusting) and “Super 8” (home-made film in the end credit was more fun). Returned home safely with another applaud of successful landing (happened at Moscow, but not at Tokyo’s landing though)

 

Overall:

In terms of redpointing, the result was a bit of letdown, but the climbing and travel in overall has been very fun and indeed memorable thanks to the spontaneous encounters with nice folks. Having received undeserving help and supports (notably; car ride, belaying time and foods), I would love to return (pay forward) the favor by extending the help to uninformed foreign climbers in Japan (nearby Tokyo only though) who should have planned to go elsewhere nonetheless (as far as rock climbing is concerned).

色々な方の善意につけこんで、甘い蜜 (車移動、ビレイ、情報、食糧etc.)を享受し、業の借入れを増やした2.5週間。岩資源の乏しいFar Eastに岩場目当てに訪れる奇特な異邦人が入れば、是非手を差し伸べて上げたい所存。社会復帰を3ヶ月は後ろ倒しにして滞在延長したい所だが、肝っ玉の小さい本邦Proletariat (サラリーマン) 根性を根絶やしにする事は現実的では無いので、再訪する場合には現地滞在5日前後が関の山か、再び転職のバキューム期間を創るしかないのが悩ましいが是非また訪れたい (RPグレードが下降線を辿る前に)。

 

教訓/所感/General Info 諸々:

  • 同行パートナー無しでは、目標課題(エリア)に取り付けない事もあり。エンクラでバム/ヒッピー感を堪能するには中々に乙だが、やはりパートナー現地調達は真面目なクライミングには不向き。このため、パートナー現地調達の海外ツアーにならざるを得ない場合、目標課題など事前調査/設定をしない方が精神衛生上良い。セレンディピティに身を任せると中々に素敵な課題にも出逢える(と思い込むのが吉)。
  • 加えて恒常パートナーがいない不安が常に付き纏うため、パートナーが見つかると無理して登ってしまう。テント場というクライマー交差点では結局見つかる事の方が多く、レスト日が取れず、泥沼の消耗戦に突入しがち。グレード臨界点に近い課題では無駄便出して、新たな課題に移れないでfrustrationが溜まるという悪循環に陥った。
  • 1日でRP出来る範囲の課題を触る見極めが重要。この点は中々に留意したつもりだったが、実力と結果が伴わず。明らかに複数日に亘る課題の場合は、ヨレている日に探るのが有効。
  • 国籍に関わらず、ハングドッグで精査し、少ないトライでRPするスタイルのクライマーが多かった。未知の部分を残すのではなく、精緻なムーブを模索&遂行し、結果短時間でRPを目指すスタイルには欧州的プラグマティズムが垣間見えた。
  • 当たり前だがビレイ、コール (ユーラの終了点は結び替えが必要なルートが多数)など安全面に関しては、事前に共通認識と要望(RPトライで緩めのロープが欲しい箇所など)をはっきりさせておき、且つパートナー/自分の力量を見極めて無理をしない/させない様にはっきりと伝える事が肝要。普段は陽気でおちゃらけたクライマーでもビレイはしっかりやってくれたり、きっちりカチカチのイメージが伴うドイツ人でもだらりんビレイが散見されたり、こればかりは個人に依る。
  • 1B目が高く、全体的にランアウトしているルートが多いが、大抵は(オブザベ時点でもそうだが登ってみると尚)余り理不尽には感じない。但し極端なルートもあり例えば、7- (10b位) のルートで取付きから10m弱の所までボルトが無いのに、そこまでに6 (5.9)の核心位のムーブをこなさなければならないルートもあった。このため1B目が高く(或いはグラウンドの可能性がある範囲の)見た目が不安な場合はOS遂行能力分マージンを勘案しておくのが吉。少なくとも9 (12c/d界隈)位までは7(10c位)以上のグラウンドを孕むムーブを強いるボルト事情は無い様子(だが確約は出来ない)。因みにドイツ人や高グレードクライマー(国籍関わらず)含め、結構チョンボ棒を多用している模様。
  • 終了点は1箇所のみ(700箇所に10,000のルートがひしめくというから、2箇所造る余裕が無い?)だが、ボルトは安定している(47本登って不安があった終了点ボルトは無し)。多くの場合ボルトのみなので結び替え必須。たまに残置ビナやリングがついており摩耗が激しい場合もあるので、ボルトに加えて、ロープの通り道の摩耗具合も確認するのが吉。因みに終了点以外も同じボルトである場合が多く、途中敗退は比較的気軽に出来る(が、要ボルト確認)。
  • 岩質(脆さ)はエリアによってかなりばらつき有り。人気エリアは大体しっかりしているが、逆層アンダーが豊富な岩(往々にして上部がどっ被りで登攀意欲を掻き立てる)などは要注意。
  • Topo/Guidebook (only ones that I’ve referred):
    +

    Frankenjura Topo (German)
    Detailed info of; approach, shade time, inclination of wall Sketch of rock and bolts is simplified,

    Frankenjura Topo (German & English)
    Sketch of rock and bolts is elaborate and precise Grading seems softer (more appropriate?) than German Top
  • ロクスノ30号(2005年12月発行)にはフランケンユーラのエリア/ルート紹介、38号(2007年12月)にはドイツクライミングの歴史に関する記事有り。

    Frankenjura 100 Classics
  • 鳥の繁殖期には登れないエリアもあり、最新情報はfrankenjura.comにて更新される。
  • 夏場は雨に加えて日陰/日向を考えて1日のプランを練る必要あり。特に曇りが濃厚な場合は一日中日向のエリアに行く良い機会。ドイツ版トポには日向情報も記載有り。通り雨は頻繁では無いし、予測出来ないので気にする必要無しかと。
  • Tick (ダニ)と蚊は遍在。特にTickに噛まれ1日以上放置(気付かない事もあるらしい)するとライム病感染の可能性もあるらしい(詳細はGoogle先生参照)。但し、肌を這っている際に気付き易く、1日1回チェックしていれば特に神経質になる必要は無い。長ズボン着用の方がお薦め。
  • 煙草の煙(捨て殻)も遍在。ユーラ(クライマー)界隈にもスモーカーは多いため、気になる場合は(特に食事の時には意図せずとも煙に囲まれる事あり)伝えれば、配慮してくれるハズ。
  • 暑い時は勿論だが、エリアによっては砂埃が多く思った以上に水が必要となる
  • ユーラ周辺(というよりドイツの田舎全般)はキャッシュ対応のみの店やレストランが殆ど。大手スーパーではクレカ使用可。
  • キャンプ場の冷蔵庫は学生寮の冷蔵庫同様、コモンズの悲劇(食糧は共用物と見做される)の社会実験場として機能する。必要最低限の物以外は個人管理しておくのが賢明。
    Berries available from meadows

    Liver paste is good and cheap

 

 

 

 

 

  • 些末な事だが東洋人が少ない。ユーラに2.5週間いて所謂中国以東系アジア人を遂に1人も見なかった。アジアンクライマー諸氏、もっとユーラ来訪/満喫すべし。
  • Grade Conversion:
    UIAA Grade Conversion (As per German Topo)

    UIAA Grade Conversion (As per German/English Topo)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Climbing Log:

MOS: Master Onsight,  OS: Onsight, FL: Flashing

RP on UIAA  USA Route Name Result Felt Grade (USA) Area/Rock Days tried Atmps tried
7/25 9- 12b Sautanz RP 12c Obere Gößweinsteiner Wände 3 7 ☆☆☆☆☆
  9+ 13a Ekel   12d Eldorado 1 1 ☆☆☆☆
7/14 7 10c Guillotine FL 10d Dromedar 1 1 ☆☆
7/14 8- 11b Klemmen erlaubt FL 11a Dromedar 1 1 ☆☆☆
7/14 8 11c Altweibersommer FL 11b/c Schwesternwand 1 1 ☆☆☆
7/14 8 11c Erfahrungsfeld der sinne RP 11d Neppwand 1 2 ☆☆☆☆
7/22 8+ 11d/12a Fight Gravity RP 12a Richard Wagner Fels 2 3 ☆☆☆☆☆
7/16 5+ 5.7 Zauberer von Oz MOS 5.5 Zauberberg 1 1 ☆☆☆
7/16 7 10c Zaubermaus MOS 10a Zauberberg 1 1
7/16 8- 11b Geile Kante MOS 11a Zauberberg 1 1  
7/16 7 10c Saupär MOS 10d Zauberberg 1 1 ☆☆
7/16 6- 5.8 Winklmoos MOS 5.9 Zauberberg 1 1 ☆☆☆
7/16 8- 11b Rheingold RP 11c Richard Wagner Fels 1 2 ☆☆☆
7/16 6+ 10a Westband MOS 10a Richard Wagner Fels 1 1 ☆☆☆☆
  9/9+ 12d Magnet   13a Richard Wagner Fels 3 3 ☆☆☆☆☆
7/18 6 5.9 Gemeinschaftsweg MOS 10a Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆
7/18 7 10c Basic Instinct MOS 10d Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆
7/18 8 11c Tetris MOS 11c/d Ziegenfelder Wände 1 1 ☆☆☆
7/18 7+ 10d Quergang MOS 11a Diebesloch 1 1 ☆☆☆☆
7/18 9- 12b Sledgehammer MOS 11d/12a Diebesloch 1 1 ☆☆☆☆
7/19 5+ 5.7 Reinhard Karl Ged.-Weg MOS 5.5 Rote Wand 1 1 ☆☆☆☆
7/19 7- 10b Natz Bramslinger MOS 10c Altbabawand 1 1 ☆☆☆
7/19 8- 11b Kuttenbrunzer MOS 11d Roter Mönch 1 1  
7/19 5+ 5.7 Enzianriss FL 5.7 Roter Mönch 1 1 ☆☆☆☆
7/19 7- 10b Spitzentanz OS 11a Roter Mönch 1 1 ☆☆☆☆
7/20 6 5.9 Danzer Ged.-Weg MOS 10d Obere Gößweinsteiner Wände 1 1
7/22 7+ 10d Aquaplanning MOS 10d Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆☆
7/22 7+ 10d Weiße Realität MOS 11a Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆
7/22 7+ 10d Testpilot MOS 11a Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆
7/22 7+ 10d No Chance with Wellingtons MOS 11a/b Reichelsmühler Wand 1 1 ☆☆☆☆
7/23 6+ 10a R9 OS 5.9 Weißenstein 1 1 ☆☆☆
7/23 8+ 11d/12a Entsafter FL 11c/d Weißenstein 1 1 ☆☆☆☆
7/23 7- 10b Verlobungsweg OS 10c Weißenstein 1 1 ☆☆☆
7/23 8 11c Dampfhammer RP 11d Weißenstein 1 2 ☆☆☆☆
7/23 5+ 5.7 Boulderwandl OS 5.5 Weißenstein 1 1 ☆☆☆
7/23 7- 10b Kaminpfeiler (R7) MOS 10c Weißenstein 1 1 ☆☆☆
7/24 5+ 5.7 Nadelspiel FL 5.6 Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆☆
7/24 6- 5.8 Broken Heart FL 5.9 Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆
7/24 8- 11b (Der) Koung FL 11b Graischer Bleisteinwände 1 1 ☆☆☆☆
7/26 6+ 10a Kauperkante OS 10c Castellwand 1 1  
7/26 7 10c Baldrian OS 10c Castellwand 1 1 ☆☆☆
7/26 8- 11b Goliath RP 11c/d Castellwand 1 2 ☆☆☆
7/26 8+ 11d/12a Empathie MOS V4 Castellwand 1 1 ☆☆
7/26 8+ 11d/12a Pfundig RP 11d Castellwand 1 2 ☆☆
7/27 7 10c Athos MOS 10d Hexenküche 1 1 ☆☆☆
7/27 8 11c Kleine Hexen müssen hexen FL 11c Hexenküche 1 1 ☆☆☆
7/28 8- 11b Apokalypse RP 11c Richard Wagner Fels 1 2 ☆☆☆

Cost Summary (1 EUR = 130JPY):

 

北海道 赤岩青巌峡 2018

有給を3日とふんだんに使い、初の訪道?渡道?。相変わらずの安旅で学生以来初めての関東外の岩場遠征。新千歳に降り立ったのに札幌には一切寄らず、ヒグマが鮭をハントしてそうな方面へ直行。移動日も入れ6日滞在中に雨が降らなかった日は無く、毎日結構な量の雨に見舞われるシケシケな毎日。そんな中でもエリアは限定されていたものの、3日フル(中レスト1日)に登れたので満足。

6/20:
就業後帰宅し、羽田からの最終便で新千歳へ。新千歳空港内(23時以降締出しで空港泊は不可)の温泉施設にて1夜を明かす。入場料と深夜料金其々1,500円で計3,000円。浴場は広く露天風呂(勿論塀有りなので空しかみえない)もあり、仮眠場のリクライニングチェアも(フルフラットにはならないが)幅広で快適(乗った事無いけどビジネスクラスの椅子よりも快適そう)な上、漫画も有り、朝食付きという至れり尽くせりな待遇。クロークもあるので、荷物の管理も楽。かなりおすすめ。

新千歳空港温泉

6/21:
昨晩到着時の大雨からマシにはなったものの引き続き雨なので、ゆっくり岩場に向かい、取り敢えず散策して、キャンプ場にチェックインする事に。わざわざ房総半島から苫小牧まで車と共に丸1日かけて入道?して頂いたTさんにピックアップしてもらい夕張方面に向かう。流石のでっかいどうであり、道幅も広く、街を離れれば信号が殆ど無いので、高速を使う必要性を感じない(そもそも時間制約はないのでハナから使う予定ではなかったが)。50kmほどで新夕張駅、及び隣接する道の駅に到着。向こう数日の買い物を済ませ、青巌峡方面へ。40分程で青巌峡に到着。道路の脇にすぐ顕著な岩があるので、分かり易い。コンパクトに纏まった岩場なので、一通りエリアを見てみる。100岩場に記載されている概略図の2つの橋の内、1つ(図上では上の橋)は橋桁はあるものの既に外されている。引き続き小雨だったので登らずキャンプ場に向かいチェックイン。ニニウキャンプ場は青巌峡から6km程だが、一部砂利道があるので、車でも15分程。バンガローは1棟1泊3,000円で6人まで可だが、実質4人までが快適なスペースか。やる事も無いので15時頃から夕食を準備し、20時過ぎには就寝。

ニニウキャンプ場
降雪時の路肩目印@北海道

6/22:
相変わらず雨模様だが、前日の偵察でえらいこっちゃ岩は登れそうなので、岩場に向かう。2つの駐車場が有り、坂下の駐車場入口にあるプレハブ小屋にて登攀届(毎日代表者の提出要。寄付金もここで納められる)を出し、えらいこっちゃ岩へ。読み通り、登れるので登攀開始。「裏切り」という左の岩のやけに悪い10bでアップをして看板の「天国列車」12bをお触り。3P目付近で力付き探り便に。テン山だが全容は分かったので、次からRP便のつもりだったがムーブの見た目的には地味な所が核心で、核心超えても際どい部分が続くので、結局ほぼ1日打ち込み漸くRPに漕ぎ着ける。夕飯は羊肉でジンギスカンもどき。中東もそうだったがラム肉料理がローカルフードとして根付いている所では、ラムの匂いが全く気にならず美味しく頂ける。

天国列車@えらいこっちゃ岩
北海道といえばガラナ

6/23:
相変わらず雲行きは芳しくないが、土曜という事もあり岩場は盛況。ローカル(といっても北海道の方々から来てる模様)クライマーは顔見知りが多いようで、さながらジムの様相が感じられる。橋の岩で10代の看板課題の「僕を見て」10cでこれまた厳しい(けど面白い)アップを済ませ、これまた13の看板課題「日高源流エサオマン」13bがあるぶったまげ岩にて課題を物色。どの課題もどっ被りの最大傾斜130〜160°位で、中々に圧倒されるが、気になっていた「ダイナマイトボンボン」12bにヌンチャクがかかっていたためトライ。4P目までは11a位だったが、その後の核心がガツンと厳しく、何とか核心を抜けた後ヌンチャクデッドをかまし、トップアウト。もう2便出すが、核心から終了点まで続くボルダリーセクションがお話にならず。敗退色濃い中、昨日の天国列車の余波の影響と結論付け、取り敢えず撤退。しゅうちょう岩の「ワンダーボーイ」11bのOS失敗後、ギリギリRPで締め。これは適度にストレニで楽しい。夕食は再度のラム肉。相変わらず美味しい。

ぶったまげ岩
ガリガリ君北海道メロンソーダ味

6/24:
レスト日。遅く出発したので、天国列車前に人集りが出来ているのを横目に見ながら富良野方面へ。20分程走ると100岩にも載っている湯の沢温泉があったが開館(11:00)1時間前という事でパス。雄大な自然の中を50km程走り、富良野へ。久しぶりのコンビニや街に感動しつつ、富良野の市街地を抜け、ラベンダーの丘なる所にある浴場へ。残念ながら時期早尚だったが、ラベンダーのシーズン中であれば、壮観な露天風呂が楽しめるハズ。市街地方面に戻り魚市場横にて海鮮ランチ後、チーズ工房にてチーズやらジェラートやらを嗜む。サッパリとレストを充実し、15時頃に岩場に戻った時には入浴中に見舞われたゲリラ豪雨の影響か、盛況していた岩場にはクライマーは皆無であった。雨に強いえらいこっちゃ岩も遠目でみても染み出しが分かる程やられていた。青巌峡は日を跨いで(例え土日でも)のヌンチャク残置はNGという事だったが、突然の豪雨のためか、ヌンチャク残置が見受けられた。幸いにも我々にとってはレスト日和となった。

ラベンダーの丘@富良野
チーズ工房@富良野
スラックライン@ニニウキャンプ場

6/25:
自分にとっては最終日。前日の豪雨のため、ぶったまげ岩は保留し、乾きが早いえらいこっちゃ岩の「ニニウ君」12bにトライ。幸いヌンチャクをお借り出来たので、マスターではなかったが、出だしのカチカチセクションに手こずる。全体的にホールド選択も難しいが、上部はムーブが分かればグレードの割には御し易い。2便目も探りのつもりだったが、下部を抜けられたので、行けるかと思ったが、軽いデッドの部分でプレッシャー負け。上部も精査し、3便目でRP。ダイナマイトボンボンに後ろ髪引かれていたので、偵察した所、染み出しはあるが何とか登れそう。ニニウ君と同じ持ち主の方にまたもやヌンチャクお借り出来たので探り便のつもりで出発(ヌンチャクが掛っているとヤル気が湧く哀しい性)。一昨日との保持力の差を感じ核心超えられたので、突っ込んだ所、多少濡れていた箇所もあったが望外の嬉しいRP。レスト様様。登果としては満足だったが、時間も体力もあるのでしゅうちょう岩にて「ジェロニモ」(ミジかしい)「ワンダーガール」(ライン不明瞭)を登り、橋の岩の「見ちゃヤダ」の2P目もかけれずに敗退し、有終の美とはならず終了。新夕張駅まで送って頂き、電車で空港まで。22:30頃に羽田着。翌日の出社に備える。

蛾もでっかいどう
新夕張駅
お土産(ぼりぼりが美味しい)

Climbing Review (外岩RP100本達成)

 

外岩(スポート)ルートRPが100本を漸く越えたので、今までのClimbing 遍歴を整理してみた(スポートルートのみ)。

Decimal Grade別記録:

観察/所感:

  • デシマルグレードとRPトライ数は見事に正の相関あり(グレードが上がれば、トライ数もかかる)
  • Grade Pyramid の底上げ(RPグレードのみが先細りしない様に登り易いグレードも多く登る)を意識してきたのが功を奏し、中々登攀力を盤石化できてきた模様。
  • 10d と11dがどうしてもブラインドスポットとなるのは人間の性(11a と12aに流れてしまう)。
  • スポートルートの10aでは落ちないが、10bでは稀に落ちる事あり。
  • 11台前半では凡そ50%で一撃できるものの、11台後半ではぱったり出来ない(母数が6本なので、数をこなせば改善の余地あり)
  • 従前はめっきりプラスチッククライマーであったが、外岩が一気に楽しくなったトリガーとして、ざっくり以下のイベントがあった(Indoor嗜好の人でもいずれかの経験を経ると、急に外岩が楽しくなると思う):
    • (得意系だけではなく色々な)10台後半がOSできる用になった。(※スラブとトラッドは除く
    • (得意系だけでもいいので)11台が数トライで(ハングドックせずとも)サクッと登れるようになった。
    • (得意系で更に打ち込んだとしても)12aが登れた
  • 現状自分にとって高難度である12b以上のGradeが登れない原因(因果関係が大きい順):
    • ①トライ数&時間の少なさ(そもそもあまり触っていない)
    • ②ムーブ&ルート解析力の低さ
    • ③ボルダー力の低さ
  • 但し、高難度になればなるほどボルダームーブがボトルネックとなり、解決出来ない事が多い。根本的に登攀力を底上げするという意味では③、②、①の順で取り組むのが有効。そのため、「平日はジムボルダーを常にOSの気概でバシバシ登って、外岩ではRPトライも増やす」という暫くの方針に決定。(これまでは持久力に偏重したトレーニングであった)
  • 時間(週末&連休)とパートナーは有限。そしてGradeの右肩上りにもいつかは終わりが来るのは必然。数字に踊らされず、Climbingをライフワークとして楽しめるよう、刺激の衣替え(e.g.ボルダーやらクラックやらマルチやら)が必要。ただ、今は楽しいので頭打ちするまでスポートに注力。

登攀リスト(個人的なマイルストーンとなったボルダーやIndoor記録含む):

No. RP on Grade Felt Grade Route Name Result Crag Area/Rock Days tried Atmps tried ☆(0 – 5) Notes
1 2008/08/12 3級 4級 N/A(小川山ジャンプ横) RP 小川山 汚い大岩 1 2
2 2008/08/12 4級 5級 アンブレラ OS 小川山 アンブレラ 1 1 ☆☆
3 2008/08/13 5.8 10a 川上小唄 RP 小川山 マラ岩 1 2 ☆☆☆☆ いつトライしても怖いが、頂上からの眺めは圧巻
4 2008/08/13 10a 10a 卒業試験 FL 小川山 卒業試験 1 1 ☆☆☆☆☆ 岩一面で弱点を突く。眺めも爽快
5 2017/08/27 10c 11a レギュラー RP 小川山 マラ岩 3 3 ☆☆☆ いつやっても難しい。終了点前は左上でもOK
6 10a 10c カサブランカ Top Out 小川山 妹岩 1 1 ? 奮闘の記憶有り。
7 2008/08/14 10a 5.8 秋の訪れ MOS 小川山 リバーバンク 1 1 ☆☆☆ 楽しかった記憶有り。(「川上小唄」とのギャップが激しかった事もあり)
8 2008/08/14 5.9 5.8 プテラ FL 小川山 リバーバンク 1 1
9 12a/b ? morning.S 敗退 小川山 リバーバンク 1 1
10 11a 10c シートタイム Top Out 小川山 リバーバンク 1 1
11 2008/10/19 3級 3級 凹角右 RP 御岳 とけたソフトクリーム岩 1 15 ☆☆☆
12 2008/10/19 3級 3級 マミ岩右 RP 御岳 マミ岩 1 10 ☆☆
13 2008/11/15 10a 10a サンセット FL 湯河原幕岩 桃源郷
14 2008/11/15 10c 10d 帰還兵 RP 湯河原幕岩 希望峰 1 3 ☆☆☆ いつやっても省エネで登らしてくれない
15 2017/10/08 10d 11a シャクシャイン RP 湯河原幕岩 希望峰 2 3 ☆☆☆☆ 見た目より手が限られているが、(100岩に記載がある)ランジは不要
16 2008/11/20 3級 5級 がまく OS 具志頭 パイン岩 1 1 ☆☆
17 2008/11/20 2級 4級 パインカレー RP 具志頭 パイン岩 1 10 ☆☆
18 2008/11/21 3級 8級 ジャンピングダパーン OS 具志頭 うさぎ岩 1 1 凄い易しかった記憶がある。
19 2008/11/21 3級 4級 アラウンド・ザ・コーナーⅠ RP 具志頭 うさぎ岩 1 10 ☆☆☆
20 2008/11/22 2級 3級 イタリアンパスタ RP 具志頭 奥ゆんたく岩 2 20 ☆☆☆☆
21 2008/11/23 1級 3級 マチルダさーん RP 具志頭 チェイサー岩 2 15 ☆☆
22 2009/01/14 IN-1級 ? 銀■ OS BR横浜 ボルダー館 1 1
23 2017/10/01 1級 1級 忍者返し RP 御岳 忍者岩 5 60 ☆☆☆☆☆ 混んでても触る価値有り。
24 2017/11/19 1級 1級 デッドエンド RP 御岳 デッドエンド 5 40 ☆☆☆☆☆
25 2009/05/04 10a 10a トータルリコール FL 瑞牆 1 1 ☆☆
26 2009/05/04 10c/d 10c レーザーズエッジ RP 瑞牆 1 2 ☆☆☆
27 2009/06/20 IN-12a ? 茶■ OS BR横浜 リード館(既に閉鎖) 1 1 今は無きBigRock横浜リード館にて。
28 2010/01/04 5.9 5.8 ダークヘラー FL 湯河原幕岩 希望峰 1 1
29 2010/01/04 11b 11a ワンダーマリア RP 湯河原幕岩 希望峰 1 2 一手もの。
30 2010/02/15 1級 3級 パインライス RP 具志頭 パイン岩 3 20 ☆☆
31 2017/01/15 初段 2級 チョックストーンアタック RP 具志頭 チョックストーン 2 5 ☆☆☆☆☆ ノーマット
Climbing Hiatus 休業 (2010 Mar – 2016 Mar)
33 2017/01/15 初段 2級 アラウンド・ザ・コーナーII RP 具志頭 うさぎ岩 1 4 ☆☆☆ 左に逃げない。ノーマット
34 2017/04/22 IN-12c 12b 黒(110°) RP T-Wall 江戸川橋 2 3 ツルツルの箱をラップ持ち。
35 2017/04/29 10a 10b タジヤンⅣ FL 小川山 兄岩 1 1 「三日月のピン・クリップ」に合流。最後ランアウト
36 10b 10b ピクニクラ WP 小川山 兄岩 1 1 ☆☆☆☆ 1P目遠し。NPルートだが快適
37 10c 10c G’day mate (グダイマイト) WP 小川山 兄岩 1 1 ☆☆ ハーケンクリップが怖い
38 10b 10c 三日月のピン・クリップ WP 小川山 兄岩 1 2 ☆☆☆ 3P前の立ち上がり
39 3級 3級 ライトスパイヤー 敗退 小川山 林の中のボルダー 1 7 ☆☆ リップ取りのアンダーのスタンスを探すうちにモカシムOnsightがオシャカ。Nanafateにて靴新調
40 2017/05/02 3級 2級 穴社員 RP 小川山 林の中のボルダー 1 15 ☆☆☆☆ 足が置ければよれてても結構大丈夫
41 1級 1級 エイハブ船長 敗退 小川山 林の中のボルダー 2 15 ☆☆☆☆
42 2017/08/19 IN-13a 13a 黒 (Roof) RP T-Wall 江戸川橋 4 11 リップキャンパ
43 2017/08/26 10b 10b ロング・ロング・アゴー FL 小川山 ソラマメスラブ 1 1 ☆☆☆ ビレイでヒヤリハット、60mでギリギリ
44 2017/08/26 10c 10c コグレ大サーカス RP 小川山 屋根岩2峰 1 2 ☆☆ サーカスというほどでもないけど、ボールドなムーブあり。
45 2017/09/10 10d 11b イレギュラー RP 小川山 マラ岩 2 4 ☆☆☆☆ 3P目までは慎重に
46 2017/08/28 10a 10a 三色すみれ MOS 小川山 ソラマメスラブ 1 1 左に寄り気味(倒木が無くなったため?)の印象
47 2017/08/28 10b 10a 甘食 MOS 小川山 ソラマメスラブ 1 1 ☆☆ 甘食乗越し時の足がポイント
48 11b 11b 裏ジェットストリーム Top Out 小川山 ソラマメスラブ 1 1 ☆☆☆ ストレニュ系。出だしは思い切り要。
49 2017/08/28 10c 10b ソラマメハング MOS 小川山 ソラマメスラブ 1 1 ☆☆ 快適なガバを繋ぐ。乗越しが肝
50 2017/09/09 11a 10d DDT RP 小川山 屋根岩2峰 1 2 出だしのみ。
51 2017/09/24 12a 12a イエロークラッシュ RP 小川山 妹岩 3 6 ☆☆☆☆☆ 色々なホールド&ムーブがあり楽しい。壁一面を贅沢に使える。
52 12a 11d Jack参上 Top Out 小川山 屋根岩5峰 1 2 ☆☆☆☆ カンテに廻らない方が難しい/面白い、4本目クリップ注意
53 10d ? JECCルート 敗退 小川山 マラ岩 1 1 ? 1P目遠い。カムを決めていきたい。
54 10c ? 届け手の平 敗退 小川山 マラ岩 1 1 ? ムズイ。
55 初段 1級 子供返し 敗退 御岳 忍者岩 2 15 ☆☆☆ リーチ有利
56 2017/10/07 5.7 5.8 シンデレラ MOS 湯河原幕岩 マコロンランド 1 1 ☆☆
57 2017/10/07 5.8 5.8 トムソーヤ FL 湯河原幕岩 マコロンランド 1 1
58 10b 10c アリババ Top Out 湯河原幕岩 マコロンランド 1 1 ☆☆ ルーファイは難しくないのに、登りづらい。
59 11a 11a 魔法のランプ Top Out 湯河原幕岩 マコロンランド 2 3   限定がハッキリしない。
60 2017/10/08 10b 10b クリスマスローズ MOS 湯河原幕岩 マコロンランド 1 1 上部が苔コケ(17年10月)
61 2017/10/29 IN-13a 13a 黒(110°) RP T-Wall 江戸川橋 4 8 ポッケランジに始まり, 大小縦ホールド駆使
62 2017/11/03 5.9 5.9 イエローマウンテン MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 ☆☆☆ ガバ満載ではない。
63 2017/11/03 5.8 5.8 ナベちゃん OS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 アップ向き
64 2017/11/03 11a 10d コジマン RP 甲府幕岩 豊饒の森 1 2 ☆☆ 短くボルダリー
65 2017/11/04 11b 11c ダーティクライマーズ RP 甲府幕岩 豊饒の森 2 3 ☆☆☆ マスターだとムズい。
66 2017/11/03 10b 10c わささび MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 凹角でのバランス。
67 2017/11/05 10b/c 10d ピリカ RP 甲府幕岩 豊饒の森 2 2 ☆☆☆☆ 3P目までデリケートなので要注意
68 2017/11/04 10b 10c 動物がイッパイ MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 バランシー
69 2017/11/04 10c 10c 木の実がイッパイ MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 ジムナスティック。乗越して終了点にすればいいのに
70 2017/11/04 11a 10d WORK ON MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 ☆☆☆ 適度にホールドが点在。
71 2017/11/05 5.9 5.9 ペンタゴン MOS 甲府幕岩 森の散歩道 1 1 ☆☆ スケール小さいが楽しい。快適なホールドを繋ぐ。
72 2017/11/05 10a 10a HIVE MOS 甲府幕岩 メルヘンランド 1 1 ☆☆☆ ジャムも使える。ロープの流れ要考慮。
73 12a/b ? 甲府の軟派師 Top Out 甲府幕岩 豊饒の森 2 2 ☆☆ スローパーかピンチか。要ボルダー力。
74 2017/11/05 10c 10a エキセントリック・ヨシコ MOS 甲府幕岩 豊饒の森 1 1 終了点含むボルトがGalvanic Corrosion (2017年11月)。Top Outして下降も可。
75 2017/11/05 11a/b 11a サイコモーター MOS 甲府幕岩 メルヘンランド 1 1 ☆☆ 見た目通りの核心。最後も少し悪い。
76 2017/11/11 10a 10b アボリジニ MOS 湯河原幕岩 桃源郷 1 1 ☆☆ ムーブの10a
77 2017/11/11 10b 10b 夕暮れ時 MOS 湯河原幕岩 桃源郷 1 1 出だしが肝
78 2017/11/11 11a 11b ダイヤモンドヒップ RP 湯河原幕岩 桃源郷 1 2 ☆☆☆ フェイスへの乗越しが肝。ホールドを探すのが難しい。
79 11a 11b 憧れのハワイ航路 Top Out 湯河原幕岩 桃源郷 2 2 ☆☆☆ 乏しいフットホールドで体上げる。
80 2017/11/12 12a 11d コンケスタドール RP 湯河原幕岩 桃源郷 2 6 ☆☆ 岩が脆く、アンダーホールド欠損前後に2回RP。欠損後に若干難しくなったが、グレードに影響する程では無い。
81 2017/11/12 10a 10a アブラカタブラ MOS 湯河原幕岩 桃源郷 1 1 ☆☆ 左に逃げたくなるが、右にホールド有り。
82 2017/11/12 11a 10d ゼルダ RP 湯河原幕岩 桃源郷 1 3 上部は快適
83 11c ? 卑弥呼 封印 湯河原幕岩 希望峰 1 1 限定が謎。限定無し(10c位)で登った方が面白い。終了点が2つ有り、左が古いので要考慮(17年11月)
84 2017/11/12 11c 11b ダイヤモンドヘッド RP 湯河原幕岩 桃源郷 1 2 限定が謎。ルートは楽しい
85 初段 初段 勅使河原美加の半生 御岳 デッドエンド 1 15 ☆☆☆☆
86 2017/11/22 11a 11b 入梅 RP 有笠山 フェアリーロック 1 2 ☆☆ 要パワー&体幹
87 2017/11/22 11b/c 11a パスファインダー RP 有笠山 フェアリーロック 1 2 ☆☆☆☆ 分かり易いライン。OS向き。
88 2017/11/22 12a 11d 緋牡丹博徒 RP 有笠山 フェアリーロック 1 3 ☆☆ ボルダリー。リップを使わないでも登攀可。
89 2017/11/22 11a 10c 大いなる山の日々 FL 有笠山 東の石門エリア 1 1 ☆☆☆ ジムちっく
90 2017/11/22 10c 10a はし休め FL 有笠山 東の石門エリア 1 1 ☆☆ 快適だが剝れそうなガバ多数
91 2017/11/22 10a 10a 謎の女 MOS 有笠山 東の石門エリア 1 1 ☆☆ 「はし休め」の方が顕著な核心が無くて楽に感じた。
92 2017/11/23 10a 10b おいらの人生 FL 有笠山 アドベンチャーランド 1 1 ☆☆ 2P目クリップが悪いので慎重に。
93 2017/11/23 10c 10c 宝捜し RP 有笠山 アドベンチャーランド 1 2 ☆☆☆ 最後が悪くて遠い
94 2017/11/23 11b 11a いかだ下り MOS 有笠山 アドベンチャーランド 1 1 見ため通りの核心。リーチ有利
95 2017/11/23 12a 12a 感謝の心 RP 有笠山 アドベンチャーランド 1 3 ☆☆☆ 遠いホールドをダイナミックに取ったり、バランシーに取ったり。
96 2017/11/23 10d 10b やもめの日々 OS 有笠山 アドベンチャーランド 1 1 ☆☆ 快適だが、ガレている。初ヘッデンクライミング。
97 2017/11/24 10c 10d とうりゃんせ FL 有笠山 南国エリア 1 1 2P目上が緊張。アップには向いておらず、限界グレードの場合は危ない?
98 2017/11/24 12a 11d 南の国 RP 有笠山 南国エリア 1 3 上部カンテ限定は不自然。下はDynamicで上はBalancy。
99 2017/11/24 12a 12a 天狗の鼻 RP 有笠山 南国エリア 1 3 ☆☆☆☆ マントル満載。バランシーな中間部から最後まで気が抜けない。ガバ地帯がガレているのが玉に瑕。
100 2017/12/02 10c 10d アイソメトリックス RP 甲府幕岩 豊饒の森 1 3 右からも左からも登れるがどちらもあまり良くない
101 2017/12/03 11d 12a ジベリングス RP 甲府幕岩 豊饒の森 2 3 ☆☆☆☆ 100岩に「1本目は遠いが、簡単」とあるが、ルート全体だと寧ろ厳しい。カチ&レイバックが続きバランシー。登ってみるとボルトの少なさも納得。
102 2017/12/03 10b/c 10d ワイルドトットちゃん RP 甲府幕岩 豊饒の森 1 2 樹の右から取りつく、WORK ONと被るのは最後だけ
103 2017/12/03 11c 11b 岳でキョン RP 甲府幕岩 豊饒の森 1 2 ☆☆☆ リーチ有利。キョンというよりはフック?
104 2017/12/29 5.9 10b ムーンビーム FL 河又 コウモリ岩D 1 1 出だしのクリップ注意。アップに向かない。
105 2017/12/29 10a 10a 月光 FL 河又 コウモリ岩D 1 1 ☆☆ 100岩に掲載無いが、現地にトポあり(2017年12月)。ムーンビームの右横
106 11a ? H・E 封印 河又 コウモリ岩D 1 1 左壁限定は不自然。限定無しだとアップに向いているのかも。
107 2017/12/29 10c 10c 藤娘 FL 河又 シュテファンフェイス 1 1 若干脆い箇所あり。
108 2017/12/31 11d 12a ディレッティシマ・ドラゴン RP 河又 シュテファンフェイス 3 5 ☆☆☆☆☆ 壁もラインもムーブも秀逸。しかしキビシイ。
109 2017/12/29 10a 10a ミヤザキミドリ MOS 河又 コウモリ岩B 1 1 ☆☆☆☆ 3次元の登りをガバ満載で楽しめる。
110 2017/12/29 10d 10c サファイヤ MOS 河又 コウモリ岩B 1 1 ☆☆ ハンガーが抜けているボルトがあるが、右下にちゃんとボルト有り。但し、それでも若干ランアウト気味。
111 2017/12/29 10b 10c 気分はダイレクト FL 河又 シュテファンフェイス 1 1 出だしはどこからでも良い模様。
112 2017/12/30 5.9 10a 忍吉98 MOS 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆
113 2017/12/30 10c 10c 泣かないで愛ちゃん FL 河又 コウモリ岩C 1 1 ☆☆ 足がツルツル
114 2017/12/30 11b 10d タコ MOS 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆☆ 強傾斜だが、ガバ満載の中からドガバを探せれば楽。
115 2017/12/30 11a 11a アリゲーター MOS 河又 コウモリ岩B 1 1 ☆☆ ワニの口が特徴的。スタートは中々思い切りがつかない。
116 2017/12/31 10a 10b いきのいい奴 MOS 河又 コウモリ岩C 1 1 ☆☆☆ スケールもあり、徐々に難しくなるのでアップ向き。
117 2017/12/31 10c 10c カッパ MOS 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆ 色々寄りかかれる。
118 2017/12/31 11b 11b 小作人 MOS 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆☆☆ ジムでの練習&想像力が活きるルート。コルネを使った典型的な石灰岩ムーブ(石灰岩3日目なので単なる想像)。
119 2017/12/31 10c 10c ギザギザ・ハート FL 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆ 「カッパ」より休みづらい
120 2017/12/31 11b 11b オガミイットウ RP 河又 コウモリ岩B 1 2 ボルダリー。2P目までは無理しない方が良。
121 11b ? 地主 敗退 河又 コウモリ岩A 1 1 ☆☆☆ リップ抜けが悪い。
122 2017/12/31 10b 10c 麦畑 FL 河又 コウモリ岩B 1 1 ☆☆☆ ムーブの一本。OSで楽しむのが良。
123 2018/01/06 5.7 5.9 花便り MOS 天王岩 下の岩場 1 1 1P目が高いし、ボルトが脆い(18年1月)ので要注意。
124 2018/01/06 5.8 5.9 ホウセンカ MOS 天王岩 下の岩場 1 1
125 2018/01/06 5.8+ 5.9 小便小僧 MOS 天王岩 下の岩場 1 1
126 2018/01/06 5.9 5.9 春雷 MOS 天王岩 下の岩場 1 1
127 2018/01/06 5.9 5.9 つゆしらず MOS 天王岩 下の岩場 1 1 ☆☆☆ 下の岩場で(5.9以下で) アップするならこれ
128 2018/01/06 10a 10a サンコウチョウ MOS 天王岩 下の岩場 1 1 ボルトは気にせず、弱点を付けば良い気がする
129 2018/01/06 10b/c 10c ノーリー MOS 天王岩 下の岩場 1 1 ☆☆☆ 傾斜とグレードの割りにガバ満載では無い。要ムーブ
130 2018/01/06 10b 10c ダブルハッカー MOS 天王岩 下の岩場 1 1 乗越しは右に逃げず、直上(100岩を見る限り)
131 2018/01/06 11a 11a ドロボーカササギ MOS 天王岩 上の岩場 1 1 ☆☆ ムーブは面白いが、隣接するボルト(ルート)が近すぎ&多すぎ
132 2018/01/06 5.9 5.9 クラックジョイ MOS 天王岩 上の岩場 1 1 ☆☆ 楽しいが、終始脆いのが気になる
133 2018/01/13 5.9 10a 椿の森の中で FL 城山 チューブロック 1 1 顕著なホールドが余り無くて怖い
134 2018/01/13 5.8 5.8 イスタンブール FL 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ 顕著なホールドがあり快適
135 2018/01/13 10c 10c ストーンフリー OS 城山 チューブロック 1 1 ☆☆☆☆ 出だしの傾斜が強いが快適なルート
136 2018/01/13 11b 11b こんにちはマコロン OS 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ (色々な登り方が出来ると思うが)よく似た体の引上げムーブが2回出てきたのが印象的
137 2018/01/14 11d 11b OVERDRIVE RP 城山 ワイルドボアゴージ 2 3 ☆☆☆ 持久系だが、1P目までが中々悪い(ので要注意)。逆に1P目まで余裕で登れるのであればOSし易いハズ
138 2018/01/13 10d 10d オンリーイエスタデイ MOS 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ 近隣のルートと同じく、核心が何処かは判り易い
139 2018/01/14 10c 10d ジャーニーオブホープ RP 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆ 見た目は結構ねているがFace的。棚への落下/激突注意
140 2018/01/14 10b 10b ファンタジーランド OS 城山 ワイルドボアゴージ 1 1 ☆☆ 大きな動きが楽しいが全体的に脆い
141 2018/01/14 11a 11a ミウラー MOS 城山 チューブロック 1 1 1P目まで高いので, 余裕が無ければマスターはやめた方が良い。隣接するルートに寄り気味になる(がOKらしい)。
142 2018/01/14 11c 11c ジャンバラヤ RP 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆☆ ルート解析力も持久力も試される好ルート。
143 2018/02/03 11a 11a チャンディーラサ MOS 城山 チューブロック 1 1 ☆☆ テラスに立ったら終わりと思いきや。。
144 12b/c ? オレゴン魂 敗退 城山 ワイルドボアゴージ 1 1 ? ホールドがいっぱい有りそうで。。
145 12b 12b トゥエルブモンキー Top Out 城山 ワイルドボアゴージ 2 2 ☆☆ ボルト位置(18年2月)が初見では「?」。ルート全容が判れば、若干納得だが、遠いクリップを強いられている気がする(1P目は下地崩壊のためらしい)。
146 2018/02/04 11b/c 11b ジゴロ RP 城山 ワイルドボアゴージ 1 2 ☆☆☆ 大きい動きが楽しい。ルート名の由来は「遠いホールドで女性泣かせ」だから?
End of List

 

 

 

2017年振り返り / Lookback on 2017

2017年はなんといっても、クライミング(外岩)ブーム再燃が特筆。

社会人5年目を迎え、丁度中東と日本で働いた期間が同じ位になり、所謂日本の大企業官僚機構のダイナミクスに辟易しつつ、時々ソコソコ頑張った結果、「大凡見通しがついたと思っていた今後のサラリーマン人生の予測は(能動的に変化を嗜好しない限り)、恐らくかなり的確な現実となる」事に益々確信が深まる。

  • 1月:

人生初の(ほぼ)坊主を余儀なくされる。頭洗うのが楽(シャンプー不要)。

沖縄観光。往復JALで2泊3日(内1日はマリオット泊@名護)で29,800 円は破格。マット要らずの具志頭にてチョックストーンアタック(一応ボルダーグレード更新)とアラウンドザコーナーⅡを登る。

  • 3月:

人生初ぎっくり腰。(当日&翌日: 寝たきり。2日後: 分速20m位で出社。この時から会社の昼休みに横になって床で寝る習慣を開始。これが至極良い。3日後: クライムダウンしながらボルダリング再開。)

ジムでリードを再開。11C位まではOS。

  • 4月:

クライミング関連のちょっとしたお手伝いを開始。(生活パターンの変化)

Gym RP Grade更新: 12C (2日3便)

小川山兄岩にてクライミング再開後初の外岩リード。

  • 6月:

Personal Much Ado(すったもんだ)

  • 7月:

出張兼海外ジム遠征(シンガポール&マニラ)

  • 8月:

Gym RP Grade更新: 13A (4日11便) 。ジムと外岩の登攀力乖離に焦り、やや義務感から外岩通いを意識し始める。

クライミングログの記録開始@Excel。(進捗&目標の定量的モニターに加えて、モチベーションUp/維持にも繋がるため)

御年65歳の母が2ヶ月間渡英。偏に孫パワー

  • 9月:

RP Grade更新: イエロークラッシュ 12A (3日6便)。仕事の(一層の)閑散もあり、漸く外岩が楽しくなってくる。

  • 10月:

派遣会社に2度目の給与交渉&処遇改善を試みるも失敗。

シンガポールの友人を迎えて湯河原幕岩でエンクラ(初めての英語コールも一応大丈夫であった模様)

  • 11月:

初甲府幕岩&有笠山(激強パートナーの「脚を引っ張らざるまい」と豊富な成果)

  • 12月:

今更ながら初めてSUICA(PASMO)を電子マネーとして使い、ハマる。余計な買い食いが増える。

初河又(初石灰岩)

 

加速度的に早くなっていく1年。あっというま。