Payfoward的な近江商人エコノミクスを感じる秋葉原トランシーバー横丁(仮)

本日は饗宴の儀という新天皇即位式的なイベントにコインサイド(前晩からお巡りさん遭遇率多め)だったが、当方の一大イベントとしては、‪1ヶ月前に逝去した祖父の遺品整理としてラジオとカメラの処分に奔走。何事も収集癖のある人だったので良品なのかは一切不明。

とりあえずメルカリを考えたが、動作確認担保や梱包の手間とニーズがあるか(どの位待つか)不明だったので断念。ググって出てきた専門店に其々の査定を電話とLINEでざっくりと教えて頂いたが、上述の2(即売出来るが、梱包等めんどい)と同じ悩みに回帰。秋葉原で少なくともカメラは買取してくれる所があるのは分かったのでラジオもどっかで売れるだろうととりあえず訪秋(と書くと時期柄にもイトヲカシ)

カメラは一眼も含めた2台にも関わらず、計400円というあり様だったが、そもそも二束三文の多寡ではなく「粗大ゴミにせず、識者なり、興味ある人の手に渡したい」という趣旨(&なるべく早く手放したい)だったので引き取ってもらう。

件のラジオだが、とりあえず検索に出てきたラジオ会館なる建物に行けば売ってるだろうと向かってみたところ、ラジオの痕跡は皆無でトレカ色満載だった。そのビルを向いて背面にはトランシーバーなり、防犯カメラなりの部品が売っている横丁があり、何となく買取してくれそうな店の匂いを感じ、最寄りのお兄ちゃんに声かけたものの全く愛想も手助けする気も無し。「ここら辺は無理すね」と情弱を一蹴する様な侮蔑を頂き凹む。

このトランシーバー横丁()がダメなら何処へ行っても無理そうなので、怖いあんちゃんに睨みを利かされない様に裏側から潜入。やはり専門店では無いもののラジオ売っているところはあり、店を早めにたたんでいた気の良さそうなおっちゃんに聞いてみた所、但書き(買ってくれるか分からん)を添えて2階のラジオ屋のお兄さんを紹介して頂いた。「祖父の遺品なのでワカル人に渡して貰いたい」旨伝えたところ、受け合ってもらえる事に。5点中4点は殆ど価値無さそうだが、SonyICF-SW7600のみ動けば需要有りそうな模様。ただ経年劣化はある程度不可避らしく、かなりノイズ多め。それでも諸々2,000円で買いとって頂いた。

上述の通り0円でも解体された部品が転生しラジオ好き手に渡して頂くのが主目的だったので、嬉しいお小遣いとなり、それだけの値段がつくという事は需要もしっかりありそうで安心。帰り際に紹介してくれたオッチャンにもお礼を述べ、壊れかけのレィディオも識者に巡る(思いも繋ぐ)三方良し的な経済の片鱗が垣間見えて、値段と手間以上に妙に満悦。

トレカの巣窟となった令和ラジオ会館

 

Sony ICF-SW7600

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