異邦人ワナビー的キャリア展望と憂い

現職の大ボスに退職意向を伝えた。心地悪い爽快感と自己満悦の端緒を記録をば。

専門性やら経験(精々利害関係者の顔を伺う位)を必要としない割に超属人オペ (担当者抜けたらてんやわんや) 慣行中の現職上長に転職(というより撤退)意向を切り出す。転職先オファーなく、普通に考えてそりゃ悪手じゃろ蟻んこ、なのだが、仁義を重んじて会話してよかった。

(勿論そういう風に持っていたのはあるが)意思も尊重してくれ、いつでも留意OKというオファーも貰えたし、何より腹割って話すカタルシスがある。自分の意思としては覆る事なくても、やはり発つ鳥跡をとっ散らかしがちな人種であれば、引き際のエチケットとしたい(業務コントロール出来ない輩なので)。

漠然と地続き(今迄の延長線上)なステップアップを志向して入った初の転職先だったが、給料下がったし(何なら新人時代より)、職業人としての成長は一切なく、只管に積み上がる細かいチョンボから跳ね返ってくるネガティブなFBと「躓き方の想像力」だけかき集めた2年だった。嘆きでも自嘲でもなく‬

‪向こう数年のキャリア見通しが立たない(職業人としての成長は見込めない)、(思考実験として)20万超いる組織の誰か(キャパ無いのは勿論だが、例えばトップ含め)になれたとして誰のShoesにも収まりたくない(組織で動くため複雑+多数の関係者の利害調整は誰にとっても至難で職責上がる程茨の道)‬
加えて自分が何桁の数字と組織規模でやっていけるのか内省したところ、恐らく数千万(年商というより自分の業務によって齎されるPLインパクトのイメージ)で500人位の組織が関の山で、恐らく数十人位の組織が肌に馴染んでいる、或いは生きる事に関してはゲリラ戦が得意なので、官僚体質にも一定程度馴染めるのだが、1人親方のが親和性高そう。
‪川中島の戦いでは歩兵として斬られる自信があるし、けれど恐らくゲリラ戦であればベトコン相手に生きていける(勝ちではなく。そして恐らくISISレベルになるとやられる)自信はあるので、‬‪爆死しない程度の‬「転戦型ゲリラ戦キャリア」‬‪が向いている(少なくとも嗜好している)という感覚の芽生え‬
‪いやはやキャリアも人生も昔から「逃げ恥」を徹頭徹尾実行しており、そこだけは一貫性ある。これは偏に競争に勝てないから派生した生存戦略であって、ブルーオーシャンを探してたつもりが単に青い鳥捜してるかだけかもしれないという真理には目を瞑って今後も流浪する見込み‬
‪こんな日和見主義的Diasporaというか、異邦人ワナビーというような人生/キャリア観だからか、そりゃあ計画性のある人生なんて歩めない。でも諦めというよりはこのモヤモヤしてた思考をある程度アウトプット出来たのが今回の転職(上段記述の儚き2年+α)の最大の収穫と思いたい(思うのが吉)‬