2020 まとめ

コロナ禍でマクロ的に激動だった1年とは対照的に物理的には在宅で2月から籠りきっり。但し人生で意義を探しちゃうphaseに差し掛かり、とち狂ったのかセルフパルプンテを発動。見通しが付きにくい時代に更に人生に不透明性をかち込むストロングスタイルで適者生存力を磨いていきたい(というこじ付けで納得させている)。

  • コロナ

こちらに備忘録

  • 転職

1月時点では未移行だが、現職の上長には半年前頃に後任の要請し、粛々と引継ぎを4カ月程実施中。結果的に19年末の人生初のインフル罹患からの就活@ヤンゴンから、20年末まで、細く長くのつもりがかなりtail heavy で通年転職活動をしていた。人生双六のバシルーラ枠に自分から飛び込んでいったような決断で経済的には完全に悪手じゃろ(というか狂気の沙汰レベル)。経緯を端的に述べるのは難しいのだが、雇われ人としての自分のキャパの限界と天井が見えた+「エトランゼになりたい青い鳥症候群」発症に起因。うだつのあがらない事務屋・似非官僚太郎を継続したところで、会社員の融資枠が堅実に積み上がるのと微々たる雇われ人給与が微増する位のメリットしかないので(前者はかなり痛いが。。)、このロジックを積み上げただけでは到底たどり着く事がない決断を塞翁が馬とするしかないので、退路を断った(つもりでは個人的には思ってないが、「おれは丸の内属性を辞めるぞー。ジョジョー!!」のような社会的な見られ方をする認識はある)晴々しさはある。人生経験としてはキメラ並みに稀有なハイブリッドなので、この選択をプラスに変えていくように行動していく。また、詳細はかけないのだが、個人の選択が当人が思わぬ所まで波及効果を及ぼす事の一端を垣間見た(他人様に億単位で経済的損失を被らせる一歩手前だった)。割り切ってしまえば他人事として見て看ぬフリはできたのだが、当方にもしこりの残らない形で来世のための徳積みができたので良しとする。

  • 不動産

19年末は3為区分1戸で開始したが、20年末では小ぶりな新築1棟も併せて計15戸と高金利頭金多めで拡大。債務界王拳10倍(源泉徴収ベース)で月次手取りだと20倍弱、区分でお試しのはずが、完全にジャンキーになってしまった。月々の給与の1/3が金利支払いに消えていく地獄に21年2月から突入。法人は21年から。転居を伴うので、強制ブレーキがかかり、区分or戸建1件位しか買えないだろうから、小さくても返済実績を積むところから始める。

  • 株式・ETF投資というか投機

投資というより投機的ギャンブル。上半期は200万くらい儲かって、下半期は損確を余儀無くされた事もあり、500万位すった。。ツイッターで投機判断するのは完全に悪手。儲かったのは: 原油、インデックス、日経インバで、損したのは: VIX(入りが最悪、含み損維持)、米国ワクチン(入るのも出るのも悪手、ただ被害額は50万未満)など

  • 甥っ子・姪っ子との交流

小5-6の林間学校ぶりに飯盛山に甥っ子と登った8月。9月以降はトリ(恐らく+2位になりそう)リンガル(とっていも発話はまだ独自エスペラント)/ADHD気味3歳児と良く遊んだ。自身のDNAは絶つべき呪いとして看做しており子持ち欲求は無いというか血縁断絶欲求の方が強いのだが(それ以上に望んでも子孫残せる見込み薄いが)、数週間単位で人間/ホビットの成長と変化が顕著に見えるのはなんとも微笑ましかった。

  • としまえん: 閉鎖前に行けなかった。結構頑張ってお久の人(が大多数だが)に声かけたものの結実せず。人望の無さが露呈してダブルパンチ。
  • クライミングは大晦日にジムも含めて丸2年ぶり(19年1月の城ケ崎以来)に河又で1日のみ再開。10a(ミヤザキミドリ)が登れず再開への機運が一気に萎える(怪我だけしなくてよかった)。ジムで3か月は登り込みしないと話にならなそう(だが後は外岩の楽しさでリハビリできそう)。大学の先輩と登ったが、私以上に単身拗らせぶりが垣間見えて同朋意識が芽生えた。

お初の経験シリーズ

  • 白髪。コロナ前に同僚(女性)に指摘され、油がかった頭頂部から一本ちぎってもらう様お願い(省みるとセクハラ)するものの抜けず、帰宅後確かめると完全なアルバイノが1本際立つ。抜いても白く再生するので、最近は前向きに中2位でほぼ頭真っ白だったKれ君、K村君とかを思い出して無駄な内省マウントとってる。(本当は白髪を愛でる心の余裕が欲しい)
  • 株で300万超損確定(レバも先物も暗号資産もやってないし、これからもやりません。ふぁっくっ!)
  • 東武アーバンパークライン・スカイツリーライン(野田線・伊勢崎線)利用: 一回きりのご縁となるかと思ったらズブズブの関係となってしまった。
  • 車エリアの物件見学: 車手配やガソリン代が結構かかる(高速は使わない)ほか廉価物件が多いので、コストを意識してしまい、相当重い腰を上げなければならない。
  • 初退去のご連絡(8月): いつかは来るとわかっていたが、出費でおなか痛くなって途中から麻痺してくるのは含み損と同じ。
  • 脱糞の夢(とのTwitter備忘メモ。このブログ全体への問いかけだがマジ誰得)
  • 北海道以外の仙台以北(青森+岩手)訪問。メディアテークを擁する(特に他意はない)仙台は大都市である事を実感。
  • (お初じゃないけど)フリースタイルダンジョン終了: 深夜の極上の愉しみロスは大きく、後任のティーチャーは数回見てドロップしてしまった。
  • 都内某図書館にて、ゲルマン系の見た目と名前を擁した方が流暢な日本語で受付を担当してて、久しぶりに国内外で蓄積したracial heuristicsがバグるoutlierとの出逢いに感動してしまう中秋の午後
  • 口内炎をニキビ見たいに口内で潰せた記念日(11月6日)
  • バリウム検査: 酸っぱい顆粒を飲まされたあと(胃を膨らませるため)、割と美味しいバリウム(空きっ腹に流体を流しこんで観察するため)を飲み込んで、上下左右する機会の上で回ったり横向いたりする。イッツァスモールワールド並みにアトラクション感あって楽しいが、指示された体位をすぐ取れないと圧をかけられるので、雇われ人の被マイクロマネージ感が思い起こされる。ただ、胃カメラの生殺与奪権握られてる感よりは心地良い。
  • 骨密度検査: 5000円位の病院・クリニックもあったが、ケチって1,650円のクリニックで実施。ツボがない足ツボマットみたいなものに、片足(のみ)の踵両端にジェルをつけて秒くらいで(恐らく振動の反響を見て)終わる。明らかにこんなもので、検案の膝の骨が分かる訳もなく、健康検査はケチるものではないと学習。
  • ラブホ利用(誰得だが、やはりメモラブルなので)。やはり入店は緊張し、相方もお初なので嫌がっていたがマスクが後押ししてくれた。部屋に入ると思った以上にアメニティや見かけもしっかりしているのだけれど、若干湿り気を感じるのは、安宿だからだと思量(この類の廉価施設に共通。。)この施設を利用する方のバックグラウンド探ってみたい。期限付きの交際も至って順調。来年(本年)は両者とも転身なので、また独り身。

お初の映画・ドラマ・音楽

  • 鬼滅の刃 無限列車編: 煉獄さん映画は1年以上の期待を裏切らず、興行収入にも裏打ち(入場者特典で釣られている感あるが)されているように傑作。最初はピンとこなかった「炎」も鑑賞後に染みてきて、年末の紅白では煉獄さん国葬の様相。21年1月時点で3回鑑賞済。天気の子は確か4回。(高校生から10年位後にレミゼを観るまで乾ききってしまった心が)最近は三十路を超えどんどん涙脆くなる。ただ、最近はフィクションでしか感動ができなくなってしまった模様。起伏なくうだつが上がらない人生にしんみり引き戻されるPost鑑賞のVoid館に包まれながら、帰宅の途に現実を噛み締める。戦闘シーンは特に圧巻で、本作を世に送り出してくれた関係者(特に末端構成員)にはたんまりお金落としてほしい(便乗ビジネスではなく)
  • NCIS(Naval Criminal Invesigation Service) : 17シーズンを凡そキャッチアップ。脚本が秀逸。DinnozzoやZivaの掛け合いに脂が乗ってたSeason5-9がお好み
  • 半沢直樹: 鬼滅、Jojoに通じる、不条理な逆境下でも最大限頑張る人間への賛歌のテーマがあって好き。歌舞伎演出はもっと好き。前作時は新卒で砂漠でひいこら言ってた時期なので、観ていないが是非みてみたい。
  • パラサイト: 圧倒的エンターテインメント。解釈やメッセージ云々を語るのは恐らく創り手自身も出来ないし不粋。ただ傑作なのは明らか。オスカーの前に観た!(というどうでもよい先見の明アピール)
  • Free Solo: 般ピーがクライマーを変人扱いする様に、この種(オノルド氏は完全にOutlierだが)の人種は量産クライマーからしたら5ノッチ位狂ってる(が人となりがわかる日常の断片も記録してていい)。家購入シーンでの「(寝るのは)床の方がいいかな」というのと崖の中腹のコスプレ男にはツボッた。
  • コンフィデンスマンJPプリンセス編(19年末にヤンゴン便で見た前作の三浦さんの赤いスーツがとにかく印象的だった。合掌。。Crazy Rich Asianのオマージュなどがあり、狙って滑稽にしていてサブくないエンタメ性があって好き)
  • ナウシカ: 金曜ロードショーで初めて通して観た。勿論良い作品なのだが、当時のエポックメイキング感をタイムリーに感じられないのが残念なのと、最後のシーンで村のばぁばぁのセリフが解釈/講釈を押し付けられている感があって若干消化不良。自然は意味や目的をSpoonfeedしてくれることはないからねぇー
  • カメラを止めるな: NHKで監督のインタビューを見て、プライムで。噂に違わず良作。忘れた頃に何回か観たい。
  • Bohemian Rhapsody: コロナ禍で名作Box Office作品がリバイブしてた時期(7月)に劇場で。ライブ部分がやはり良かったのだが、ドラマ部分が省かざるを得なかったのか、そもそも常人離れした人生なので、正直余り響かなかった。ただ序盤の”Never take if off”と終盤の”I got it”のシーンが良かった(との記載あるが、記憶は朧げ)Lip Singなのか気になったがやはりそうらしい。
  • 泣きたい私は猫をかぶる: ヨルシカに釣られる。繊細なティーンの機微はもうわからないオッサンになってしまった。千と千尋オマージュあり?
  • 20年年明け休みの鬼滅一気見と同じく本年年明けは呪術廻戦を一気観(といっても13話のみ)。最近/これから人気になるマンガは圧倒的画力に支えられたアニメから人気に火が付くパターンが垣間見える。
  • 音楽では新規にはまったのは藤けいこ(漂う哀愁が何とも。娘さんは疑い余地ない稀代の大シンガーだが、個人的にはこの哀愁のが好き)以外は、ヨルシカ、King Gnuなど最近のものだけ。「かつて天才だった俺たちへ」は一番響いたかもしれないが、Creepy Nutsがアングラから、完全に地上に巣立ってしまった元年なので少し寂しい。
  • 本は全然読まなかった。財務諸表、不動産、税金の入門本を幾つか斜め読み(全然身になっていない気も)。「風のマジム」などは読み易く面白かったが、記憶は朧げ。(今年はなるべく読んで記録取る)

お初の訪問地

  • 大宮: 下車するのは初(以前ケチって大宮で新幹線下車して、埼京線で池袋まで出た際にホームに足を下した経験はあり)26番線位まであるメガターミナルに驚愕。東口のわいがや感も池袋っこにはこれ愛おしい。大宮から上り、下り(高崎・宇都宮vs埼京・京浜東北)とか言われるとコンパス狂う。
  • 東武アーバンパークライン(野田線): 七里、大和田、北大宮
  • 東武スカイツリーライン(伊勢崎線): 竹ノ塚(メルカリの自転車引き渡しで日暮里から舎人ライナーを下る。昼なので月曜から夜更かしのカオス感は感じれず)越谷、新越谷、春日部、一ノ割、武里、東武動物公園
  • 東武東上線: (どの駅もお初じゃないけど)池袋―成増間をよくチャリで往復した。
  • 西武線: 入曽(雪降る中の狭山茶畑)、秋津/新秋津(武蔵野線乗り換え)
  • 埼玉他: 土呂(大宮横なのにやけに閑静)、東大宮、南与野、与野本町、北与野、中浦和
  • 千葉(雑): 北柏、柏(小学校の林間学校を再訪)、五井(大学の同窓を新卒直後に訪ねた以来、記憶から抹消されていた)、北小金、馬橋、
  • 神奈川: 反町、白楽、東白楽(なぜ此方が西=横浜寄り?)、登戸、中野島
  • 東京他: 調布、深大寺、国分寺、恋ヶ窪、西国分寺、南千住(松尾芭蕉の奥の細道はここかららしい)、水元公園(バカでかいし、メタセコイアの景観が素敵)
  • その他: 桐生(絹産業で栄えた面影はいずこに。。)、太田(スバル城下町で歓楽街が苦戦しつつもまだ健在している)、佐久平(ほぼ通り過ぎただけ)、八戸、岩手某所
  • 海外に滞在・訪問しなかった年は高校3年以来の模様。歳取ったのもあるけど、海外は「ここではないどこか」だから魅力的なのだよなー。。

 

 

起伏の無い人生に無理やり起伏を作ろうともがく、ここ数年はいつもそんな感じ。ただ今年は客観的には屋上から飛びおりちゃった感ある(個人的にはごくごくポジティブな変化のつもりなのだが)

異邦人ワナビー的キャリア展望と憂い

現職の大ボスに退職意向を伝えた。心地悪い爽快感と自己満悦の端緒を記録をば。

専門性やら経験(精々利害関係者の顔を伺う位)を必要としない割に超属人オペ (担当者抜けたらてんやわんや) 慣行中の現職上長に転職(というより撤退)意向を切り出す。転職先オファーなく、普通に考えてそりゃ悪手じゃろ蟻んこ、なのだが、仁義を重んじて会話してよかった。

(勿論そういう風に持っていたのはあるが)意思も尊重してくれ、いつでも留意OKというオファーも貰えたし、何より腹割って話すカタルシスがある。自分の意思としては覆る事なくても、やはり発つ鳥跡をとっ散らかしがちな人種であれば、引き際のエチケットとしたい(業務コントロール出来ない輩なので)。

漠然と地続き(今迄の延長線上)なステップアップを志向して入った初の転職先だったが、給料下がったし(何なら新人時代より)、職業人としての成長は一切なく、只管に積み上がる細かいチョンボから跳ね返ってくるネガティブなFBと「躓き方の想像力」だけかき集めた2年だった。嘆きでも自嘲でもなく‬

‪向こう数年のキャリア見通しが立たない(職業人としての成長は見込めない)、(思考実験として)20万超いる組織の誰か(キャパ無いのは勿論だが、例えばトップ含め)になれたとして誰のShoesにも収まりたくない(組織で動くため複雑+多数の関係者の利害調整は誰にとっても至難で職責上がる程茨の道)‬
加えて自分が何桁の数字と組織規模でやっていけるのか内省したところ、恐らく数千万(年商というより自分の業務によって齎されるPLインパクトのイメージ)で500人位の組織が関の山で、恐らく数十人位の組織が肌に馴染んでいる、或いは生きる事に関してはゲリラ戦が得意なので、官僚体質にも一定程度馴染めるのだが、1人親方のが親和性高そう。
‪川中島の戦いでは歩兵として斬られる自信があるし、けれど恐らくゲリラ戦であればベトコン相手に生きていける(勝ちではなく。そして恐らくISISレベルになるとやられる)自信はあるので、‬‪爆死しない程度の‬「転戦型ゲリラ戦キャリア」‬‪が向いている(少なくとも嗜好している)という感覚の芽生え‬
‪いやはやキャリアも人生も昔から「逃げ恥」を徹頭徹尾実行しており、そこだけは一貫性ある。これは偏に競争に勝てないから派生した生存戦略であって、ブルーオーシャンを探してたつもりが単に青い鳥捜してるかだけかもしれないという真理には目を瞑って今後も流浪する見込み‬
‪こんな日和見主義的Diasporaというか、異邦人ワナビーというような人生/キャリア観だからか、そりゃあ計画性のある人生なんて歩めない。でも諦めというよりはこのモヤモヤしてた思考をある程度アウトプット出来たのが今回の転職(上段記述の儚き2年+α)の最大の収穫と思いたい(思うのが吉)‬

Payfoward的な近江商人エコノミクスを感じる秋葉原トランシーバー横丁(仮)

本日は饗宴の儀という新天皇即位式的なイベントにコインサイド(前晩からお巡りさん遭遇率多め)だったが、当方の一大イベントとしては、‪1ヶ月前に逝去した祖父の遺品整理としてラジオとカメラの処分に奔走。何事も収集癖のある人だったので良品なのかは一切不明。

とりあえずメルカリを考えたが、動作確認担保や梱包の手間とニーズがあるか(どの位待つか)不明だったので断念。ググって出てきた専門店に其々の査定を電話とLINEでざっくりと教えて頂いたが、上述の2(即売出来るが、梱包等めんどい)と同じ悩みに回帰。秋葉原で少なくともカメラは買取してくれる所があるのは分かったのでラジオもどっかで売れるだろうととりあえず訪秋(と書くと時期柄にもイトヲカシ)

カメラは一眼も含めた2台にも関わらず、計400円というあり様だったが、そもそも二束三文の多寡ではなく「粗大ゴミにせず、識者なり、興味ある人の手に渡したい」という趣旨(&なるべく早く手放したい)だったので引き取ってもらう。

件のラジオだが、とりあえず検索に出てきたラジオ会館なる建物に行けば売ってるだろうと向かってみたところ、ラジオの痕跡は皆無でトレカ色満載だった。そのビルを向いて背面にはトランシーバーなり、防犯カメラなりの部品が売っている横丁があり、何となく買取してくれそうな店の匂いを感じ、最寄りのお兄ちゃんに声かけたものの全く愛想も手助けする気も無し。「ここら辺は無理すね」と情弱を一蹴する様な侮蔑を頂き凹む。

このトランシーバー横丁()がダメなら何処へ行っても無理そうなので、怖いあんちゃんに睨みを利かされない様に裏側から潜入。やはり専門店では無いもののラジオ売っているところはあり、店を早めにたたんでいた気の良さそうなおっちゃんに聞いてみた所、但書き(買ってくれるか分からん)を添えて2階のラジオ屋のお兄さんを紹介して頂いた。「祖父の遺品なのでワカル人に渡して貰いたい」旨伝えたところ、受け合ってもらえる事に。5点中4点は殆ど価値無さそうだが、SonyICF-SW7600のみ動けば需要有りそうな模様。ただ経年劣化はある程度不可避らしく、かなりノイズ多め。それでも諸々2,000円で買いとって頂いた。

上述の通り0円でも解体された部品が転生しラジオ好き手に渡して頂くのが主目的だったので、嬉しいお小遣いとなり、それだけの値段がつくという事は需要もしっかりありそうで安心。帰り際に紹介してくれたオッチャンにもお礼を述べ、壊れかけのレィディオも識者に巡る(思いも繋ぐ)三方良し的な経済の片鱗が垣間見えて、値段と手間以上に妙に満悦。

トレカの巣窟となった令和ラジオ会館

 

Sony ICF-SW7600

Continue reading “Payfoward的な近江商人エコノミクスを感じる秋葉原トランシーバー横丁(仮)”

Weathering With You: Spoiler-free (if not none) impressions

The highly anticipated “Weathering With You” has been released across Japan on 18-July.

Shinkai Makoto’s  previous “Your Name” deserved the artistical acclaim and the massive commercial success, but this another masterpiece does live up to and even exceed the elevated expectations. This post is by no means meant to spoil the joy of apprecieating latest Shinkai’s artwork, but to raise the expectations further by providing spoiler-free impressions (though any advance information could become a noisy  preconception).

 

Overall impressions:

  • Life-affirming theme eminates across the movie and we (audience) could easily feel (if not “measure”)  the enormity of the energy put into the  movie to get across the theme  to us.
  • As each of us  more or less gets lost in life, and however our struggles may be, we could find some hope and solace in the movie .
  • As with previous Shinkai’s works, the subtlety of characters’ (as well as our) emotions and gestures are minutely depicted. The vivid reflection of reality is also instrumental to leading us to believe the extraordinary world (fictional side) of the movie.
  • The movie is covered with various covert references to the subsequent plots (as well as previous movie characters), but they are not distracting and the audience could be glued to follow the arresting plot.
  • Granted our lives are not as dramatic as this movie, but the various bits of nonchalant interactions and depictions makes us giggle and relate to.

 

“Pilgrimage”  (for those living at/visiting to Tokyo) :

  • In the Japanese sub-culture context, the term for “pilgrimage” (聖地巡礼) is also used to refer to visiting the actual locations that are featured in Anime/Movie etc. “Weathering With You” features many Tokyo locations and those are (for those familiar with the locations) easily identifiable.
  • If you live in/visit to Japan and have a chance to watch this movie in Japan (and capable of understanding Japanese without subtitles: important!), I would highly recommend you to watch the movie at “Ikebukuro Humax Cinema” as there is a critical scene that takes place right in front  the theater  (I happened to watch the movie in the abovementioned theater, and I was overly euphoric)
  • Aside from Ikebukuro, Shinjuku, Yoyogi and Tabata appears as some of the noticeable/key scenes.

 

Music:

  • I have nothing much to add other than: RADWIMPS is as rad as they are for “Your Name”. Any amount of compliment would do the justice for their contribution to the movie.

 

End Credit:

  • It was noticeable that there are many non-Japanese names in the end credit (especially compared to previous anime movies). As good creative works shall be shared to a greater audience and also inspire further great works, the export of anime culture is welcome trend that I wish to continue to see.
  • These was a tragic arson/murdering case targeted to Kyoto Animation in the same week of “Weathering With You” release. However utopian it may seem, artworks shall drive positive changes only and not the contrary ones.

 

Climate/Weather:

  • Tokyo (as well as the rest of Japan) had exceptionall rainy weather during Jun. – July 2019, which coincidentally mirrored the setting laid out in the movie.
  • The movie seems to raise an issue to the current global climate change and seems to encourage the audience to think and adapt in the context of current climate change.

 

Searching for Trademarks/Characters from previous movies:

  • There are multiple conspicuous (and less noticeable) appearances of characters from “Your Name”. The 2 are obviouse, but some other characters seem to be hidden in the movie (according the the end credit).
  • As a predominant practice in Japan,  wives (rather than husbands, which is not non-existent, but rare) change their last name to the other spouse’s name. Having this practice in mind, we could develop wild conjectures about how Taki and Mitsuha evolved after the last scene of “Your Name”
  • Similarly, major trademarks/products, such as instant noodles,  are scattered in the movie.

 

Maturity of Characters (particularly Juvenile ones):

  • As Japanese culture is accentuated with high-context culture (tacit protocols/rule are assumed in communication), there are many depictions of non-verbal gestures that are well intended (but not obvious). Particularly, the maturity of young characters stand out in these small gestures and those are adding colorfulness of the movie.

 

Shinkai and the all creators involved managed to create another masterpice that provides us with a superb entertainment and forward-looking hopes for our life.

Snapshots (taken after 5-30 minutes after the watching of the movie) of locations appeared in the movie at Ikebukuro :

Ikebukuro Humax Cinema
Ikebukuro Sunshine 60 Street
Ikebukuro Sunshine 60 Street
Cinema Sunshine @ Ikebukuro Sunshine 60 Street
Ikebukuro Seibu Department Store
Overpass bridge and Incineration Plant located north of Ikebukuro
Overpass bridge located north of Ikebukuro
North Exit of Ikebukuro St. (near underground passage)

 

 

 

天気の子 (プロットネタバレをなるべく回避した) 所感

天気の子が期待を裏切らず大変に素晴らしい作品だったので、感動熱冷めやらぬ内に所感をメモ。
※やはり、先入観はなるべく排除して観るのが乙です!! プロットが読めてしまうような記述は、なるべく控える様にしています※

 

  • 新海 御大、並びに制作陣の熱量・拘りが今回も随所に垣間見える(というか2時間ぶっ通しで迸る)作品:
    • われらの人生の紆余曲折・もがき・踏ん張り を後押ししてくれる肯定的テーマ・メッセージが随所で感じられる。
    • 一方で「人生こうあるべき」と押しつけがましくない。台詞からも夫々のキャラクタ―(及び我ら人間共通)の機微がつまびらかに描写されており、解釈も視聴者の状況や年代にとって色々感情移入出来るけれど、人生(色々あるけど)賛歌・肯定してくれるメッセージは万人不変に訴求してくれる(はず)。
    • 伏線を思わせぶりに散りばめていてくれるものの、程良く忘れた(というよりプロットに集中させてくれるので伏線をあまり意識しない)頃に回収してくれ、終始先の展開への期待が絶えない。
    • 現実描写のリアル感にとことん拘っているので、違和感無く現実(といっても一般ピーポーが体験する日常よりは起伏のあるプロット)からフィクションの世界へと交差する場面に誘(いざな)ってくれる。
      • それでも現実では中々こっ恥ずかしくて言えないような、クスリと笑えるやり取りや台詞があるのもアニメの醍醐味!(「先輩」呼称のくだりなど)

 

 

  • 聖地巡礼:  劇場から出たら、ゼロ距離&秒で聖地巡礼が可能な稀有な作品。
    • 東京都心部近郊であれば池袋のHUMAX CINEMAで観るのがお勧め。
    • 今回もその他東京各所も随所に出てきます。
    •  印象的なのは奥に新幹線が走る坂が見える田端付近か?

 

  • 音楽: RADWIMPSは盤石の安定感。ジブリでいうところの久石譲タッグとなっていくのでしょう。

 

  • エンドロール: 漢字名やAlphabet名が多く見受けられた。パイの取り合いにならない(良品がインスパイアされどんどん生まれる)アニメ産業はどんどん輸出するべき、というのは業界を知らないいち消費者の絵空事なのだろうか。(丁度タイムリーに京アニの凶報もあり、単純な帰結は出来ないのだろうが)

 

  • 公開当初の天候: 丁度作中の天候設定が2019年6~7月にかけての東京の天候(ずっと雨)をかなりミラーしていて、偶然かもしれないが、本作の天気に対する洞察・訴えを身近に感じられる。天候変動に関に関しても作品を通じて問題提起しているのでしょう。

 

  • 商標:  チキンラーメン・ポテチ・カップヌードル・ソフトバンクのお父さん・Bossのビックネームが全面的に標榜されているようのは分かる。ただ「マンボー、マンボー」もそのままの存在感を放つ中、何故かアパホテルとドン・キホーテ(他にもあるかもしれない)は若干改名されていたところに、何か大人の事情を感じた。

 

  • 平泉成さん: 声だけでも存在感十分。細かくて伝わらないモノマネ選手権のイメージがどうしても頭をよぎる中、人情味系警部の味わい深さは逸品。

 

  • 新海作品の10代以下の精神成熟について:
    •  おしなべて10代(ぽいヤング)が主役でなので、「こういう人生のフェーズ(紆余曲折)は10代で卒業しなさい」という解釈を受けとってしまうのは、筆者の穿った人生観(及び所業)に依拠しているのか。。
    • 四葉にしろ、今回の凪にしろ、どうも最年少キャラが異様にしっかりしているのは、「フィクションだから」という帰結としたい。(最近の少年少女はこんなにスペック高いの?)

 

「君の名は」という傑作のDNAを感じつつ、更にエンターテーメントとして昇華してくれた新たなマスターピースです。後3回は劇場で観れる!

※これより下は、感の良い方はPlotが読めてしまうかもしれないので、1回観てからの反芻用にご参照下さい※

鑑賞直後聖地巡礼の足跡:

池袋Humax Cinema前
池袋サンシャイン60通り
池袋サンシャイン60通り(警官とのやり取りシーン)
Cinema Sunshine看板(現在は移転済)
池袋西部デパート
池袋北にかかる陸橋&焼却施設
池袋北にかかる陸橋
池袋北口地下通路付近
  • 鑑賞後の爽快感・満足感は今回も健在。どうしても現実はこうもドラマチックではないので、毎度現実に引き戻されざるを得ない「鑑賞後ロス」も不可避。

 

  • 前作キャラ: 2人は明らかなのですが、テッシー、さやか、四葉も出ている模様(見つけられませんでした)。夫婦別姓が主流でないのを考慮すると色々と思惑(前作から何年後経過したか?、2人の行く末など)を自由に広げられる余地あり。

 

  • 「人柱」という単語は、一般的な単語なのだろうか?: ハガレンやらナルトやらで触れた人はいるだろうけど、今作品でググった人も多いのでは。

 

  • 特に印象的なシーン(旬をとっくに過ぎた拗らせ男子用):
    • 平泉成警部「…人生棒にふっちゃってるからね。(中略)羨ましいよ」から壁に刻まれた伸長の足跡を見て>須賀さんに視点が移る一連のシーン
       >アラサー拗らせ男子には染みる
    • 帆高自戒シーン「一番歳上じゃん」
      > 自堕落なおっさん進行中の胸に突き刺さる

琴線に触れるシーンが多すぎて書き(&思い返し)きれません。何回でも観れます。

落雷のエレクトリカルパレードに馳せるAnimal Spirit

さしずめ、花火大会(Or ガチアルマゲドン)の様相。毎分100落雷(×20分) 位の大放電祭り。今迄もこれからもこんなに激しい落雷祭りに出逢うことはないでしょう。今年初めの大雪然り、リミッター解除された自然現象は例外なくテンション上がる。何がゾクゾクするかって、今までの経験則で立てた期待値の斜め上を易々と超えてくるから。ただ、こういったレコードブレイキングな異常値に出会えば出逢う程(要は歳をとればとるほど)異常値遭遇頻度が減ってくるのが哀しいところ。加えてこのような異常値のぶったまげ具合は記憶の中では更に昇華(誇張)されるため、これから出逢う落雷は今日のかっとばし具合(+記憶誇張逆補正分) と比較されてしまい、今後はちょっとやそっとの落雷では驚かなくなってしまう。

ただ、今回は「安全なシェルターの下観た落雷」でレコードブレイキングだったわけで、例えば「逃げ場の無い稜線上で降りかかる落雷」ではレコードブレイキングではなかったわけだ(というか幸い観測データ無し)。多かれ少なかれ、我らに冒険(やんちゃ)心があるのは、こういった未だ見ぬ異常値(未知)との遭遇を渇望しているからであろう。そして、「稜線上」というエキストリーム状況にまで追い込まなくても、「避雷針に囲まれた摩天楼ジャングルの下傘もささずに」位の冒険は出来る(し冒険をしていると思い込む事も自由)。要は何が言いたいかというと、経験を経れば経るほど、驚きや感動に鈍くなりがちだが、捉え(取り組み)方次第で、しみったれた日常にスパイスを加える事ができるということ。

When happenstance gets malicious intentions

I was late for work about 10 mins for 2 consecutive days. This is the 1st time since I started working, and it is such an abomination for any decently-behaved salaryman. One time glitch is conceivable even for dedicated Japanese work soldiers, but no excuse could redeem my tarnished reputation of being late for 2 days in a row. Nonetheless, I dare to attribute the cause to the malfunctioning of my stupid i-Pad whose alarm was apparently muted in the day 1, which prompted me to check if the sound would come out before going to bed on the same night (which confirmed the normal working of alarm sound). Despite my checking in the previous night, the sound was muted again in the day-2 morning.

Sometimes, a coincidence manifests ifself with clearly malicious intentions. On the other end of spectrum, we are undoubtedly beneficiaries of ubiquitous (yet non-obvious) happenstances that we seem to take them for granted.

笑う年金受給者と資本主義の精神

笑うセールスマンに会ったんじゃないかっていう話。

迷える魂を探しに善光寺に日帰りで行ったのですが、新幹線代をケチって、大宮から乗車したワケです(ざっくりと池袋周辺在住)。帰りも然り。そして帰りに大宮で新幹線用の改札を抜けた後も、池袋までJRを使うから、新幹線チケットは持っておいて池袋で精算という運びなわけです。池袋の精算機前で390円(大宮-池袋間)払おうとして、新幹線チケットを入れてモタモタして5秒後くらい、横から黒いコートの6-70歳位のお爺さんに話しかけられたわけです。何だか胡散臭い気はしたのですが、薄っぺらいシルバーフレンドリーイズムを掲げてお爺さんの話を聞いたわけです。聞くところによるとどうやらお爺さんが持ってる30円と書かれた精算券(使えば改札から出れる)をじぶんの新幹線チケット+300円と交換して欲しいとの事。4年の経済学部と2年間プロフェッショナルとして磨きをかけてきた四則演算スキルをフル活用して、自分には90円美味しい話しであると即座に飲み込んだわけです。ただ、胡散臭い話なので、貰ったチケットが使えないとか、後ろの共犯者とか、JRの駅員さんが出てきて、お縄かけられるとかの可能性を勘繰ってた訳です。お爺さんも中々引かず、自分が改札出るのを見届けるとオファーしたわけです。結局300円と新幹線チケットを渡して精算券を貰って改札から出れたわけです。

少し時間が経つまで気付かなかったのですが、彼の目論みはオイラの新幹線チケットを使って大宮(若しくは周辺)駅まで安く行く事

ただし、腑に落ちない点が幾つか。
1 何で精算機でアタフタしてる5秒位で彼はあらわれたのか?
2 何で自分が大宮方面から来たと分かったのか?
3 彼が大宮から来た精算をしようとしてる人を待ち伏せしていたと考えると、合点がいくのだが、数多くの路線が行き交う池袋というハブ駅とSuica普遍のご時世を考えると待ち伏せの機会費用が高すぎる。
4 何で彼は精算券をもってたのか?

考えれば考えるほど解らず、炭疽菌を使ったバイオテロの線(確かに指先を嗅ぐと微かに臭い、これは元々か?だとしたら気付きたく無かった事実。)やら、自分の指紋がついたチケットが何かしらの犯罪の証拠に替え玉される線やら考えを巡らせてみたものの、納得行く可能性に辿り着かず。

結局笑うセールスマンが自分の倫理観を試していた、という線が一番濃厚に。

幼い頃夢に出て来てうなされた記憶は鮮明で、(実際のストーリーは余り知らない)
笑うセールスマンが課したテストに誠実に応えられなかった者は「どーーーん」と言われ、破滅の道を進むというプロットが頭の中でちらついて、心中穏やかでは無いのです。

暫くは奉仕と献身の精神で罪滅ぼしに従事します。

2015 New Year Nonsense shortly to be forgotten

Following the tradition of 2014, no concrete goal will likely to be set as I seem to be incapable of retaining chunks of information larger than what I ate in the last immediate meal.

The decline in mental and physical agility has become more and more apparent to the point of making myself ponder over how to peacefully spend the rest of my life before fitting into the coffin, rather than looking forward to climbing up the corporate ladder, forming a loveable family, contributing to local community, etc.

 

Looking back this quarter-century-long incarnation, my life has been undoubtedly and undeservedly privileged, rewarding and entertaining, especially considering that I had long been a despicable brat who was nothing but a great detriment to society.

 

The only consistency in my life has been inconsistency, and that also exacerbated the enormity of troubles that I churned out (be it intentional or not). Despite sensing that being apologetic would never suffice for making up for the harms already generated, the self-deprecating disposition has been so ingrained by now that I don’t know what else to cling onto.

 

To a great extent, the deep-seated self-hatred and casually masqueraded cynicism have been the major drive and constituents of what I do. Though it was skewed, the purposefully miserable depiction/perception of the world and myself has equipped me with the sufficient shrewdness for charting social institutions that reward conformity and discretion. Despising whichever ugly part of myself (non-physically speaking) has become a psyche that has been instrumental in transforming myself from a social trash to a decent human being.

 

Lately however, as I have become relatively decent and sociable, there aren’t as many reasons for hating myself as I used to have. Besides, between spectrum of contentment and aspiration, I am leaning in the direction of contentment. Halfway through my twenties, I seem to have grown too tired and apathetic to despise myself.

 

Granted it is thankworthy for being content with my life, I firmly believe that indignation, inferiority, or negative forces are more powerful drives than virtuous causes when it comes to realizing aspirations. For this reason, I shall continue holding anger and resentment against whichever part of myself that deserves contempt so as to seek incremental betterment.

 

Given that the life provides no purpose or meaning for anybody unless they are set by ourselves, it is wiser and more fulfilling to identify some missions that we can devote our lives into. As I have been unable to identify what I would like the mission(s) to be in my life at this point, I can only remind myself with obscure notions rather than specific goals. For the time being, I blindly hope the pragmatic self-hatred and the facetious cynicism would at least help me stay being a decent social existence.

 

昨年は生まれてから四半世紀を迎えたわけですが、小生のようなドクサレタンカス野郎には分不相応に恵まれた25年間であったとしみじみ感じます。「植物の心のような人生」(と出来れば暖かい家庭を築く事)以外にこれ以上望む事はありませんが、ここ10年位最大の動力源であった「自己嫌悪」が明らかに枯渇してきました。憎んだり、怒ったりするのは非常に無駄な体力を消耗するし、若干の社会性を身に付けた自分を中々に嫌いになれなくなりました。

ただし、護るべきものがない今の状況では、天邪鬼な自分を突き動かす原動力はやはりマイナスのベクトルしかないので、もう少し自己嫌悪やら憤りを大切にしていきます。憤怒に塗れる事が出来るのは若者の特権であり、強みでもあるから、疲弊しきる前にもう少しだけ何かに憤慨していたい。