2020 まとめ

コロナ禍でマクロ的に激動だった1年とは対照的に物理的には在宅で2月から籠りきっり。但し人生で意義を探しちゃうphaseに差し掛かり、とち狂ったのかセルフパルプンテを発動。見通しが付きにくい時代に更に人生に不透明性をかち込むストロングスタイルで適者生存力を磨いていきたい(というこじ付けで納得させている)。

  • コロナ

こちらに備忘録

  • 転職

1月時点では未移行だが、現職の上長には半年前頃に後任の要請し、粛々と引継ぎを4カ月程実施中。結果的に19年末の人生初のインフル罹患からの就活@ヤンゴンから、20年末まで、細く長くのつもりがかなりtail heavy で通年転職活動をしていた。人生双六のバシルーラ枠に自分から飛び込んでいったような決断で経済的には完全に悪手じゃろ(というか狂気の沙汰レベル)。経緯を端的に述べるのは難しいのだが、雇われ人としての自分のキャパの限界と天井が見えた+「エトランゼになりたい青い鳥症候群」発症に起因。うだつのあがらない事務屋・似非官僚太郎を継続したところで、会社員の融資枠が堅実に積み上がるのと微々たる雇われ人給与が微増する位のメリットしかないので(前者はかなり痛いが。。)、このロジックを積み上げただけでは到底たどり着く事がない決断を塞翁が馬とするしかないので、退路を断った(つもりでは個人的には思ってないが、「おれは丸の内属性を辞めるぞー。ジョジョー!!」のような社会的な見られ方をする認識はある)晴々しさはある。人生経験としてはキメラ並みに稀有なハイブリッドなので、この選択をプラスに変えていくように行動していく。また、詳細はかけないのだが、個人の選択が当人が思わぬ所まで波及効果を及ぼす事の一端を垣間見た(他人様に億単位で経済的損失を被らせる一歩手前だった)。割り切ってしまえば他人事として見て看ぬフリはできたのだが、当方にもしこりの残らない形で来世のための徳積みができたので良しとする。

  • 不動産

19年末は3為区分1戸で開始したが、20年末では小ぶりな新築1棟も併せて計15戸と高金利頭金多めで拡大。債務界王拳10倍(源泉徴収ベース)で月次手取りだと20倍弱、区分でお試しのはずが、完全にジャンキーになってしまった。月々の給与の1/3が金利支払いに消えていく地獄に21年2月から突入。法人は21年から。転居を伴うので、強制ブレーキがかかり、区分or戸建1件位しか買えないだろうから、小さくても返済実績を積むところから始める。

  • 株式・ETF投資というか投機

投資というより投機的ギャンブル。上半期は200万くらい儲かって、下半期は損確を余儀無くされた事もあり、500万位すった。。ツイッターで投機判断するのは完全に悪手。儲かったのは: 原油、インデックス、日経インバで、損したのは: VIX(入りが最悪、含み損維持)、米国ワクチン(入るのも出るのも悪手、ただ被害額は50万未満)など

  • 甥っ子・姪っ子との交流

小5-6の林間学校ぶりに飯盛山に甥っ子と登った8月。9月以降はトリ(恐らく+2位になりそう)リンガル(とっていも発話はまだ独自エスペラント)/ADHD気味3歳児と良く遊んだ。自身のDNAは絶つべき呪いとして看做しており子持ち欲求は無いというか血縁断絶欲求の方が強いのだが(それ以上に望んでも子孫残せる見込み薄いが)、数週間単位で人間/ホビットの成長と変化が顕著に見えるのはなんとも微笑ましかった。

  • としまえん: 閉鎖前に行けなかった。結構頑張ってお久の人(が大多数だが)に声かけたものの結実せず。人望の無さが露呈してダブルパンチ。
  • クライミングは大晦日にジムも含めて丸2年ぶり(19年1月の城ケ崎以来)に河又で1日のみ再開。10a(ミヤザキミドリ)が登れず再開への機運が一気に萎える(怪我だけしなくてよかった)。ジムで3か月は登り込みしないと話にならなそう(だが後は外岩の楽しさでリハビリできそう)。大学の先輩と登ったが、私以上に単身拗らせぶりが垣間見えて同朋意識が芽生えた。

お初の経験シリーズ

  • 白髪。コロナ前に同僚(女性)に指摘され、油がかった頭頂部から一本ちぎってもらう様お願い(省みるとセクハラ)するものの抜けず、帰宅後確かめると完全なアルバイノが1本際立つ。抜いても白く再生するので、最近は前向きに中2位でほぼ頭真っ白だったKれ君、K村君とかを思い出して無駄な内省マウントとってる。(本当は白髪を愛でる心の余裕が欲しい)
  • 株で300万超損確定(レバも先物も暗号資産もやってないし、これからもやりません。ふぁっくっ!)
  • 東武アーバンパークライン・スカイツリーライン(野田線・伊勢崎線)利用: 一回きりのご縁となるかと思ったらズブズブの関係となってしまった。
  • 車エリアの物件見学: 車手配やガソリン代が結構かかる(高速は使わない)ほか廉価物件が多いので、コストを意識してしまい、相当重い腰を上げなければならない。
  • 初退去のご連絡(8月): いつかは来るとわかっていたが、出費でおなか痛くなって途中から麻痺してくるのは含み損と同じ。
  • 脱糞の夢(とのTwitter備忘メモ。このブログ全体への問いかけだがマジ誰得)
  • 北海道以外の仙台以北(青森+岩手)訪問。メディアテークを擁する(特に他意はない)仙台は大都市である事を実感。
  • (お初じゃないけど)フリースタイルダンジョン終了: 深夜の極上の愉しみロスは大きく、後任のティーチャーは数回見てドロップしてしまった。
  • 都内某図書館にて、ゲルマン系の見た目と名前を擁した方が流暢な日本語で受付を担当してて、久しぶりに国内外で蓄積したracial heuristicsがバグるoutlierとの出逢いに感動してしまう中秋の午後
  • 口内炎をニキビ見たいに口内で潰せた記念日(11月6日)
  • バリウム検査: 酸っぱい顆粒を飲まされたあと(胃を膨らませるため)、割と美味しいバリウム(空きっ腹に流体を流しこんで観察するため)を飲み込んで、上下左右する機会の上で回ったり横向いたりする。イッツァスモールワールド並みにアトラクション感あって楽しいが、指示された体位をすぐ取れないと圧をかけられるので、雇われ人の被マイクロマネージ感が思い起こされる。ただ、胃カメラの生殺与奪権握られてる感よりは心地良い。
  • 骨密度検査: 5000円位の病院・クリニックもあったが、ケチって1,650円のクリニックで実施。ツボがない足ツボマットみたいなものに、片足(のみ)の踵両端にジェルをつけて秒くらいで(恐らく振動の反響を見て)終わる。明らかにこんなもので、検案の膝の骨が分かる訳もなく、健康検査はケチるものではないと学習。
  • ラブホ利用(誰得だが、やはりメモラブルなので)。やはり入店は緊張し、相方もお初なので嫌がっていたがマスクが後押ししてくれた。部屋に入ると思った以上にアメニティや見かけもしっかりしているのだけれど、若干湿り気を感じるのは、安宿だからだと思量(この類の廉価施設に共通。。)この施設を利用する方のバックグラウンド探ってみたい。期限付きの交際も至って順調。来年(本年)は両者とも転身なので、また独り身。

お初の映画・ドラマ・音楽

  • 鬼滅の刃 無限列車編: 煉獄さん映画は1年以上の期待を裏切らず、興行収入にも裏打ち(入場者特典で釣られている感あるが)されているように傑作。最初はピンとこなかった「炎」も鑑賞後に染みてきて、年末の紅白では煉獄さん国葬の様相。21年1月時点で3回鑑賞済。天気の子は確か4回。(高校生から10年位後にレミゼを観るまで乾ききってしまった心が)最近は三十路を超えどんどん涙脆くなる。ただ、最近はフィクションでしか感動ができなくなってしまった模様。起伏なくうだつが上がらない人生にしんみり引き戻されるPost鑑賞のVoid館に包まれながら、帰宅の途に現実を噛み締める。戦闘シーンは特に圧巻で、本作を世に送り出してくれた関係者(特に末端構成員)にはたんまりお金落としてほしい(便乗ビジネスではなく)
  • NCIS(Naval Criminal Invesigation Service) : 17シーズンを凡そキャッチアップ。脚本が秀逸。DinnozzoやZivaの掛け合いに脂が乗ってたSeason5-9がお好み
  • 半沢直樹: 鬼滅、Jojoに通じる、不条理な逆境下でも最大限頑張る人間への賛歌のテーマがあって好き。歌舞伎演出はもっと好き。前作時は新卒で砂漠でひいこら言ってた時期なので、観ていないが是非みてみたい。
  • パラサイト: 圧倒的エンターテインメント。解釈やメッセージ云々を語るのは恐らく創り手自身も出来ないし不粋。ただ傑作なのは明らか。オスカーの前に観た!(というどうでもよい先見の明アピール)
  • Free Solo: 般ピーがクライマーを変人扱いする様に、この種(オノルド氏は完全にOutlierだが)の人種は量産クライマーからしたら5ノッチ位狂ってる(が人となりがわかる日常の断片も記録してていい)。家購入シーンでの「(寝るのは)床の方がいいかな」というのと崖の中腹のコスプレ男にはツボッた。
  • コンフィデンスマンJPプリンセス編(19年末にヤンゴン便で見た前作の三浦さんの赤いスーツがとにかく印象的だった。合掌。。Crazy Rich Asianのオマージュなどがあり、狙って滑稽にしていてサブくないエンタメ性があって好き)
  • ナウシカ: 金曜ロードショーで初めて通して観た。勿論良い作品なのだが、当時のエポックメイキング感をタイムリーに感じられないのが残念なのと、最後のシーンで村のばぁばぁのセリフが解釈/講釈を押し付けられている感があって若干消化不良。自然は意味や目的をSpoonfeedしてくれることはないからねぇー
  • カメラを止めるな: NHKで監督のインタビューを見て、プライムで。噂に違わず良作。忘れた頃に何回か観たい。
  • Bohemian Rhapsody: コロナ禍で名作Box Office作品がリバイブしてた時期(7月)に劇場で。ライブ部分がやはり良かったのだが、ドラマ部分が省かざるを得なかったのか、そもそも常人離れした人生なので、正直余り響かなかった。ただ序盤の”Never take if off”と終盤の”I got it”のシーンが良かった(との記載あるが、記憶は朧げ)Lip Singなのか気になったがやはりそうらしい。
  • 泣きたい私は猫をかぶる: ヨルシカに釣られる。繊細なティーンの機微はもうわからないオッサンになってしまった。千と千尋オマージュあり?
  • 20年年明け休みの鬼滅一気見と同じく本年年明けは呪術廻戦を一気観(といっても13話のみ)。最近/これから人気になるマンガは圧倒的画力に支えられたアニメから人気に火が付くパターンが垣間見える。
  • 音楽では新規にはまったのは藤けいこ(漂う哀愁が何とも。娘さんは疑い余地ない稀代の大シンガーだが、個人的にはこの哀愁のが好き)以外は、ヨルシカ、King Gnuなど最近のものだけ。「かつて天才だった俺たちへ」は一番響いたかもしれないが、Creepy Nutsがアングラから、完全に地上に巣立ってしまった元年なので少し寂しい。
  • 本は全然読まなかった。財務諸表、不動産、税金の入門本を幾つか斜め読み(全然身になっていない気も)。「風のマジム」などは読み易く面白かったが、記憶は朧げ。(今年はなるべく読んで記録取る)

お初の訪問地

  • 大宮: 下車するのは初(以前ケチって大宮で新幹線下車して、埼京線で池袋まで出た際にホームに足を下した経験はあり)26番線位まであるメガターミナルに驚愕。東口のわいがや感も池袋っこにはこれ愛おしい。大宮から上り、下り(高崎・宇都宮vs埼京・京浜東北)とか言われるとコンパス狂う。
  • 東武アーバンパークライン(野田線): 七里、大和田、北大宮
  • 東武スカイツリーライン(伊勢崎線): 竹ノ塚(メルカリの自転車引き渡しで日暮里から舎人ライナーを下る。昼なので月曜から夜更かしのカオス感は感じれず)越谷、新越谷、春日部、一ノ割、武里、東武動物公園
  • 東武東上線: (どの駅もお初じゃないけど)池袋―成増間をよくチャリで往復した。
  • 西武線: 入曽(雪降る中の狭山茶畑)、秋津/新秋津(武蔵野線乗り換え)
  • 埼玉他: 土呂(大宮横なのにやけに閑静)、東大宮、南与野、与野本町、北与野、中浦和
  • 千葉(雑): 北柏、柏(小学校の林間学校を再訪)、五井(大学の同窓を新卒直後に訪ねた以来、記憶から抹消されていた)、北小金、馬橋、
  • 神奈川: 反町、白楽、東白楽(なぜ此方が西=横浜寄り?)、登戸、中野島
  • 東京他: 調布、深大寺、国分寺、恋ヶ窪、西国分寺、南千住(松尾芭蕉の奥の細道はここかららしい)、水元公園(バカでかいし、メタセコイアの景観が素敵)
  • その他: 桐生(絹産業で栄えた面影はいずこに。。)、太田(スバル城下町で歓楽街が苦戦しつつもまだ健在している)、佐久平(ほぼ通り過ぎただけ)、八戸、岩手某所
  • 海外に滞在・訪問しなかった年は高校3年以来の模様。歳取ったのもあるけど、海外は「ここではないどこか」だから魅力的なのだよなー。。

 

 

起伏の無い人生に無理やり起伏を作ろうともがく、ここ数年はいつもそんな感じ。ただ今年は客観的には屋上から飛びおりちゃった感ある(個人的にはごくごくポジティブな変化のつもりなのだが)