Laos Thakhek climbing trip ラオス ターケーク クライミングツアー (23年末/24年初)

2024年明け1/4(金)の飛石連休に有給をねじ込めば12暦日分社会とセルフ隔絶出来るという事実に2023年早々に気づいていたため(健全なクライマー仕草)、9月頃から海外ツアーを企図し始める。ある程度暖かい岩場を求めてスペイン、ギリシャ、タイなどのチケット代を横睨みしながら、5年前と比べても高騰する円建てチケット代の高騰に面喰らい(印象としてはアジアへのチケットが2010~15年位の欧州チケット代位に高騰している感じ)、アジア圏に絞りタイ(プラナン付近)かラオス(Thakhek)にショートリスト。参加応諾頂いていたKDさんがプラナンは経験済みなので、ツアー参加者4名全員にとってお初の岩場となる(&取り付き易いどっかぶりルートが豊富との触込みもあり)ラオスのThakhek(ターケーク)に絞ってチケット代を定点観測する。一向に安くなりそうにないチケット代に急かされる様に10月にチケット購入(飛行機分の往復10万程)。ロジ周りが結構複雑で、某旅券サイトのDynamic Pricingとオトリチケット(長々と情報入力した挙句最後に予約不可の通知を貰う×片手では数えきれない回数)に憤怒と怨嗟を募らせ、移動と宿のあたりが着いた頃にはヘロヘロとなる。反動で出発1週間前まで脳死して、最後に駆け込みで(主にロジ確認の)準備を行い、年末の仕事納めから直ぐに南国へ向かう。

Laos Thakhek

 

2023/12/27(水)

仕事納め。16時で終わりなので、翌朝の成田出発前に貧乏性で(移動で丸2日間登れないので)GooFee100課題を触りにいく&KSさんにヌンチャク借りる。めでたくカチランジの宿題を落としてワークアウト後に実家移動。

12/28(木):  往路移動日1

小豆島のKD&MRさんとお初のMKさんと成田で合流し香港航空(Hongkong Airlines)で成田>香港(機内食パンだけだったので2,000円のラクサランチ)>バンコク(Suvarnabhumi     Intl. Airport: BKK)> Don Mueang Airport 付近までAirport Shuttle(乗り継ぎチケットあれば無料)で移動後、ダブルベッド2部屋の宿で寝るだけの宿で一晩過ごす。昼飯のラクサ風Curry Mee(+ドリンク) 109HKD/2,000円@香港に皆面食らったが、同じ空港でもBKK到着後空港内のフードコートで食べたチキンライスは50THB/200円で円安&日本の相対購買力低下一辺倒にダダ下がりではない(少なくとも対タイ)点に少し安堵する。

BKKから徒歩で1km程歩いた安宿(We Inn)はダブルベッド2部屋を4人でシェアして1人辺り1,200円(一部屋2,400円)で此方もお得感あり。

Intra-airport bus

12/29(金): 往路移動日2

Don Mueang Airport (主にLCC用の空港@バンコク) > Nakhon Phanom Airport (タイ東北部のラオスと接する町) > 市内バスターミナル> バスで国境横断 > Thakhek (メコン川挟んで隣接するラオス側町) と移動。

7/11で朝食を買い、国内便でNakhon Phanom Airportに移動。この空港原野にポツンとある空港で、見渡す限り我々が乗ってきたAirAsia便しか飛行機が無かったのが印象的。

しかも建物に入ると即カルーセルがあり、荷物も直ぐに出てくるという超インスタント仕様。そしてそんな間もない時間に一機しかない先程降り立った機内に今度は乗客が既に搭乗を始めており、のどかな牧歌風景の中にこの空港とAirAsiaの超効率性が垣間見えた瞬間であった。

空港からNakhonのバスターミナルへは100THB(≒410円)でバンで20分程。11:45着位で次のThakhek行きバスが14:00だったので昼飯兼ねてNakhon Phanom散策。

Nakhon Phanom

1kmちょい東に行くとメコン(Mekhong)川に辿りつく。写真では捉えきり辛いが、1km弱位はありそうな川幅に島国にはお目にかかれないユーラシア大陸のスケールを感じる。

Mekong River

バス乗り場への帰りに小綺麗なBoat Noodleなる店で昼食を食べ、バスでタイからラオス移動(75THB)。

メコン川西岸のタイ出国はスムーズだが、東岸のラオス入国時は入管で時間とお金がかかり(日本国籍は40THB、タイだと20THB、ラオスだと無し?)NakhonバスからThakhekバスまで1.5時間程かかる。

タイ側とラオス側で異なるのは、赤土(リン?)の多さ、舗装/インフラの未整備さ、家の作りがモルタルとレンガ多め(ラオス側は山と石灰岩多めでもモルタルなど取りやすい?)、車線(タイ:左、ラオス:右、だけど運転席は右だったり左だったり)などで総じてやはりタイ側の方が発展している印象だった。

Thakhek Bus St.

Thakhekバスから町の市内までは遠いので若干高かったものの400THBで宿候補のInthira  Hotelまでバンで運んでもらう。

Inthira Thakhek

本年度アラポテト会長(無事退任済)に酷似したバンの運ちゃんに翌日の岩場までの往復の約束も取り付け(朝夕往復で350THB*2(往復)=700 THB=2,800JPY)Inthira空部屋と値段を伺う。しかし、年末もあってか翌日も含め満室との事で付近のHostelを物色。KDさんが不穏に感じ引き返そうと行ったほどに閑散とした裏道の離れ(といってもInthiraから300m程)に偶々見つけたLao Home Hostel にてまず値段感を掴もうと聞いて見る。

Lao Home Hostel

部屋も見せてくれて寝場所としては十分であったので聞いてみると600 THBでOKとの事だった(&結構疲れてた)ので、4人総意でここに決める。怒っているか喜んでいるかわからない主人にお金を払おうとすると、何と1人600THBではなく4人合計で600THBでOKとの事。つまり1人一泊辺り約600円でベッドとWifiとシャワーが付いてくる嬉しい誤算発覚。「1ヶ月滞在しても2万いかないじゃん!」と感動しているとMKさんの日本での新幹線停車駅駅徒歩の現状家賃が凡そ2万で更なる衝撃であったw

一息つき、荷物をデポしてメコン川沿いに町を散策。丁度夕焼けがいい感じで黄昏を演出してくれた。コンビニやキオスクはGoogleマップでは出てこないので、とりあえず翌日以降の水を買い込み、メコン川沿いで夕食。大きめの海鮮チャーハン(100,000 LAK=700JPY)は4人でシェアが正に丁度良い分量で移動尽くしの旅に既に充実感を感じつつ早めの就寝。

12/30(土): 登攀日1

前日のThakhekバスでの運ちゃんに7:30amにピックアップしてもらい、次第に石灰岩の山並みが臨める15km程の道中を30分程で移動この日もThakhek市内泊なので1往復450,000 LAK(約750THB/3,000JPY)を帰りに支払う事を合意。

牛とクライマーで賑わうGreen Climbers Home (GCH)に到着後2023年版の最新トポを購入し、おすすめのエリアやルートをGCHスタッフのイタリア人に聞く。

ここも日差しがさす時間帯は避ける様にエリアを移動するのが主流らしく、午前に日が当たらないHangoverエリア方面に向かう。

GCHのCamp1から川を渡渉し5分程歩いたHangoverエリアの手前のBayerischer Waldにてアップを行う。

Bayerischer Wald

スペインのフレンチグレード感が念頭にあったので気軽にGaston Cat Whips 6cに取り付いたが核心が意外に悪く/遠く奮闘的なアップ終了後、これまた一撃狙いで取り付いたどっかぶりGschaftlhuber 7aは見事に撃沈。

Gaston Cat Whips

これも核心のガバToガバのスパンがたりず、スタティックガチガチのムーブで辛くもRP。

Gschaftlhuber

その後お買い損ハンターKDさんが取り付いたFei Grimmig 6c+ の出だし核心に心をおられ、パーティーとしてもひと段落ついたので、GCHに戻り昼飯。チャーハン、春巻、タイ風カレー、パッタイ、フォーを4人でシェアして舌鼓を打ち完全に仕上がってしまいクライミング終了ムードだったが重い腰をあげてHangover方面に戻る。

辛うじて日が当たらないが熱波と胃もたれを感じる中Fat Doobies 6cをRP後取り付いたDans Dyno 7bの核心は初見には絶望的に思えたが、足位置を変えるとで抜けられたので、一応組み立てる。

Fat Doobies

帰りのPickup時間があったので、Thakhek市内に戻り、シャワーをあびて、枯渇してきた現金セーブのためクレジットが使えるInthira Thakhekにて夕食。Papaya Saladaの唐辛子に舌(というか口全体)をやられシェイクも飲んだのにアイス2個注文し中和を図る。

 

12/31(日):  登攀日2

同じ運ちゃんに8AMでピックアップ依頼。この日は往復800 THBでお願いとの依頼が前日にあり応諾済。翌日レストにしようとの事でGCHのスタッフに1日チェックインを後ろ倒し出来るか聞いてみたところOKとの事だったので、大晦日はThakhekに戻り元日は観光レストとする。

この確認中に日本人クライマーのHRさんと長年東南アジアに行ったりきたりしているYSさんと鉢合わせ、早朝のアップ推奨エリアのClimbers Homeに向かう。コルネガバが続くが隣ラインと区別がつき辛いAlready Done 6b登攀中に既に日が当たり始めて汗だくだったので、昨日宿題のDans DynoをやるべくHangoverに向かう。

Hangoverから見たPartiemile

昨日の印象が悪すぎたが、日が当たる前の午前の持ち感は良好でMRさん共々RP。

Dans Dyno

昨日から7a界隈でも苦戦しているので、恐る恐るもGCH推奨のSchwitzerland 7aにOSトライ。適度なガバが散在するので、試行錯誤繰り返しつつ嬉しいOS。ルート読むのが難解な好ルート。

Schwitzerland

日が当たり始めたので、これまたGCH推奨のWorld Tripに向かう予定だったもののアプローチの急登を見て横着して登らず平たく続く横のエリアを散策。HRさんが午後のエリアとして推奨していたHiltonの長大な壁にテンションが上がり、鞍替えする。80mいっぱいで継続登攀が出来るPinzgauer Bua 6b & 420 Lockdown 7a を辛くも(最後の最後にサプライズあり)MOS。

Pinzgauer Bua (‘sExtension): 420 Lockdown

MRさんが取り付いたボルダー課題のPotatohead 7b+に着手。ガッツリベータも聞きFlashトライを狙うも案の定核心でダメ。その後6-7人待ちの大人気ルートになった中、MRさんはきっちり決め、此方はやはりしっかり落ちる。帰路の時間と夕暮れでタイムアップ。街に帰着後は再度クレジットが使える(所はかなり希少)Inthira Thakhekにて夕食。どれも美味しい。宿に戻ると隣の半公園半屋台の様なスペースでカウントダウンのRaveが始まり結局26時頃までズンチャカズンチャカラオスPopsの激リピの中ザイオンス効果を実感する。

致死量の羽虫

寝る体勢だったがカウントダウン10分前程にメコン川沿いに向かい対岸のタイのかしこに連発されている花火を観ながら2024に突入。いわゆる正式なお祝いは旧正月との事だが、花火はないもののラオス側も若者(みんな若く見える)を中心に飲んだり唄ったりしていた。

 

2024/1/1(月):  レスト日1

レスト日&前日のRave祭りのため、ダラダラ起床。メコン川沿いで遅めの朝食。正午頃に宿でバイクを2台(2人乗りずつ)借りてThakhek周遊(130,000 LAK/台)。

目立った観光スポットはないのだがインスピレーションの趣くまま停車しながら郊外を超えてバイク周遊。ほぼ空のガソリンで貸して貰ったため、まずガソリンスタンドで50,000 LAK分(≒170円、ほぼ満タンになる)補充してメコン川沿いを概ね北上し戻ってくる。大きめのスーパーで買い物をしたため一旦宿にデポしようとしてWifiに接続した15時頃(日本時間-2時間)に石川の震度7地震の報が各所から舞い込む。各々家族の安否を確認し、被災状況の情報に張り付く事になる。一方で特段心配以外出来る事もないので、個人行動として、各々バイク周遊を続けたり宿周辺でのんびりしたりする。

Mekong Riverパンいち沐浴

フランス植民時の遺恨はちゃんと残す

現金ショートのためせせこましい倹約に努めていたが流石に馬鹿らしくなってきたのでInthira Thakhek斜向かいのATMでキャッシュ引き出しを3社のクレジットで試すものの失敗。仕様がなく、当初予定&期待していたラオスでの散髪に向かう。20,000 LAK/ 140円で15分で後頭部とサイドを中心にカット頂く。期待を大きく上回る出来栄えに満足だが、前髪のボリュームは(多分先方はあえて残してくれたのだが)もう少し落として欲しかった。140円カットに文句は言えまい。

before
after

 

 

 

 

 

 

 

その後は黄昏から夜にかけて2時間程観光地の無いThakhekをバイクで走り周る。未舗装のダート、舞う砂埃、高速でぶつかってくる羽虫、結構チャレンジングな横断を試みる犬、(郊外で)しれっと脇にいる牛などに注意を払いながらThakhek界隈の道路を走破する。

バイクを返し三度のInthiraディナー。ひき肉と香草を和えたラオスの郷土料理のLaabと空芯菜炒めを頂く。相変わらず旨い。石川地震の余震の続報が入る中で意図せず対照的にまったり過ごした年明けとなった。

1/2(火):  登攀日3

この日はGCHチェックイン日であったので、いつもの運ちゃんに片道(400THB)のみお願いし到着。荷物が多いがGCHには朝C/Iできないため、重めの荷物のみで受付にデポをお願いし、Hangoverから見てはいたものの、登るのはお初のPartiemileに向かう。

Green Climbers Home (Dorm Room)

 

6c+で適度に快適/負荷のあるガバハング越えでアップし、このエリアで1番見映えの良い7b+に取り付く。

Schnapsnase

左横から何となくホールドとムーブを予想して一応OSトライもやはり核心入口でアウト。何通りも取れそうなのだがどれも同じ位悪い。カチでリップを安定して出すムーブで決めて次便でRP。

Resteficken

MRさんトライ後に日が出てき始めたので、1番メインエリアであるRoofエリアに移動。道中に通るHiltonで宿題のPotetohead をトライさせてもらう。ボルダー課題で連発させて貰うも、最初のトライから同じ所で落ち続ける。RoofでMRさんのCheeky Fucker 7aのビレイをしつつHilton往復してもらい正味7便出すも登れず。壁に入る基本が大事だという事を10トライ目間近で漸く気づく。

暗くなる中で失意の帰路となるが、先行してGCH泊をしていたSGさんMZさんペアと夕食ご一緒させて頂き総勢6名でワイワイ(クライミング中心の)談義をして楽しい中就寝。

賑わう Green Climbers Home

1/3(水):  登攀日4

MRさんに泣きを入れ、朝食前にHiltonのPotatoheadをトライさせて貰い3トライを無駄に積み上げる。情けなし。。。ヨレ具合から当分登れそうにないのでこの課題からは一旦離れる。GCHで朝食と行動食の購入を済ませ、南(Camp 1から更に奥に向かう)Music Hallエリアに向かう。

Music Hall

ここも巨大なクラゲやパイプオルガンの様なコルネ(というよりStalactite)が発達しており奥のケイブが圧巻。

Music Hallの洞穴奥にあった骨

 

MRさんのHard Rock 7bのOSトライやMZさんのRPトライを横目で見つつ、Caveで何やらFirst Ascent という会話で盛り上がっていたので、オーストラリアから来たJackとDavitに話を伺うと、どうやら既存のCaveman 5cがケイブ内で終わるのだが、リップまで延長させたExtensionをJackが前日ボルトを打ち、この日にFAしたとの事。課題名やグレードは悩んでおり、SGさんがすかさず第2登、私も第3登、MKさんも第4等と初登日に嬉しい再登が続く。Caveman 自体は物凄く面白いのだが洞窟途中で終わり確かに中途半端な感じがするがこのExtensionはリップまで行き完結している感があり更に最後付近に奮闘的な核心も加わるので更に名課題となっている。再登者等の意見も聞きつつCavewoman 6a+となる見込みとの事。

Cavewoman

エリアの看板課題Hard Rockをトライさせてもらい、初便でワークさせてもらい2便目でギリギリRP。核心前にがっつりレストできるが、3Dクライミングで見栄えもかっこよい名作。

Hard Rock

午後はいよいよラオスの看板Roofエリアに訪問。正にルーフが見たことの無い規模で続く、違う惑星に来たかのように錯覚するエリア。

The Roof

ルーフをぶっこ抜くラインのSmall Worldにお試しトライするものの、めちゃくちゃ厳しい。なんとかパーツパーツのイメージはできるものの、体験したことの無いルーフの長さに圧倒され繋がるイメージは皆無。めちゃくちゃかっこよいラインなのだが、今回のツアーでは無理そうということで敗退。夜は三鷹ジムのHRさんなどと一緒に夕食。

1/4(木):  登攀日5

この日もMusic HallでMRさんHard RockのRPトライ。MRさんがアップで取り付いたSooty Babbler 6b+でパワフルな出だしのアップを済ませ、ムーブ変更をするMRさんの精査便をビレイ後、Mutantes 7bを触るも中間部の最大核心がこなせそうになく、後半部もしんどいのでトップアウト後回収。MRさんのHard Rockはレスト日後にとっておくとの事でRoofエリアに移動。

Sooty Babbler

以前ビレイや他クライマーの登りを見ていたCheeky Fucker 7aを無事FLするもNid Toi, Nid Moi 7aはOS失敗。

Cheeky Fucker

Nid Toi, Nid Moi

MRさんがトライするSchwig Mei Ding 7bをビレイ後Raining Bolts 7aをOS。

Raining Bolts

翌日のレスト日に備えて追い込む意味も込めてNid Toi, Nid Moi をRP回収し、暗くなる中Frechdachs 6b+を最後にFL。Roofで追い込めたレスト前の1日となる。

1/5(金): レスト日2

Thakhek到着時から我々のパーティーと時々ご一緒させて頂いている東南アジアエキスパートのYSさんにバイクをガソリン満タン返し+20,000 LAKで格安のレンタルさせて頂き、MRさんを後ろに乗せて街に向かう。

目的としては観光というより、パーティーとしてかき集めてもキャッシュが枯渇しており、最終日Nakhon Phanom空港までのキャッシュ(4人以上で100USDか2,100,000 LAK)が工面出来ないため、YSさん情報を基にThakhekロータリー近くの両替商にて日本円をLAKに換金する目的であった。朝食後出発し、道中GCH Camp2(Camp1から街道側に徒歩10分程)に立ち寄り、Open All Hours (一日中日陰で登り易い故のエリア名)等を散策後、街へと15km程街道の右側車線の端を巨大トラック(概ね日本のトラックより大きく8t以上が多い印象)に怯えながら向かう。

Thakhekの街に差し掛かってきたロータリー(Roundabout)にて、合流時の衝突を避けるため慎重に走っていた所、汽笛を鳴らされPoliceの襷を着た警官に止められる。マズった。。ロータリー合流時のルールを破ったかと思っていたらロータリー真横にある(盲点だった)派出所に連れられ、ノーヘルの罰則である旨を翻訳アプリで告げられる。罰金は1人あたり100,000 LAKの合計約1,500円。街中で走るバイクの半分位はノーヘルで時には4人乗りや恐らく10歳に満たない少年少女の運転(+勿論ノーヘル)のエキストリーム違反を目撃する中で安全運転を心がけていた(+現地民に溶け込める見た目格好だと思っていた)ので盲点だった。

その上、万が一財布を落とした際に被害を少なくするため、敢えて日本の免許証は財布から取り出して日本に置いてきていた。警官に日本の免許提示と罰金を要求され多少緊迫が走る。取り敢えず財布LAKはほぼすっからかんである旨を見せ、有金全ての40,000 LAK(300円)程を召し上げられる。MRさんの財布も見せ、LAKは無かったのっで120THB(500円程)を徴収される。ここで凡そ罰金総額の半分になったので、先方も示しがついたのか、放免となった。

ノーヘル民が闊歩する横目に狙い打ちされたのは貧乏くじであったが、日本円を取られなかったのは不幸中の幸いであったし、貴重な経験が出来た。

リリースされた後は引き続きノーヘル継続するしかないのだが一応ジェスチャーとして、バイクを牽いて警察の視界から離れる。丁度両替商が警察の真向かいだったので、停車させ、歩いて両替を行う。2万円が280万キープに替わる。

再度お縄にかからない様にコソコソとその場を離れる。お札を全て10万キープ(1400円)で貰って使い辛いので、小綺麗な商店でお土産を買いお金を崩し、年末まで泊まっていたLao Home Hostel一階共用スペースにてしれっと挨拶をしてWifiのアクセスを借りる。1/1の能登半島地震、1/2の飛行機衝突までは情報が入っていたので、更なる厄災見舞われていないか恐る恐る確認するとBBCのおどろおどろしい能登被災の映像が衝撃的であったが、X/Twitterなどでは吉本スキャンダル等が再燃しており、ある意味ほっとした。

Inthira Thakhek近くいつも外国人で賑わっている定食屋で昼食食べるとこれまた当たり、後段知ったのだが(by Thakhek通OGさん)ここのコックは昔Inthiraで勤めた後独立したとの事。

警察が張っていそうな幹線道路を避け、ドラゴンフルーツをしこたま買って帰宅。

ドラゴンフルーツ

GCH到着後は特段何もせず、おやつから早めの夕食でいつものメンバー歓談。

1/6(土):  登攀日6

前日からMRさんにお願いし、朝食前から永年のネメシスであるPotatohead を片付けにHiltonに向かう。それにしてもこのルートの脇の雨垂れは恐らく10日以上晴天が続いても止むことがなく、石灰岩の保水力には驚かされる。ヌンチャクがかかっていないためマスターとなるが、アップはGCHの懸垂バーで懸垂を行ったのみなので、初便は身体の確認としてとりつく。壁に入るという基本動作とデリケートな足位置の感覚を馴染まなせながら、14便にて漸く片付け完了(日本の良く通う岩場でも中々ここまでかけない)。

Potatohead

MRさんのHard Rockトライのため、Music Hallに向かい、Time to Move 6bやTNT 7b(未完登)で遊ぶ。MRさんは無事Hard Rock RP。その後午後はThe Roofに移動して長大などっかぶり課題をツアー最後の追い込みで皆登る。看板課題のキングラインJungle Kingも含めて、いずれもFL/OSでき、最後に大満足の登りができた。

Jungle King

Schwing mei Ding

Hanging Garden

 

Schwing mei Ding

夕食はいつものメンバーで残留する長期滞在者を羨みつつ、早めの就寝

何度もお世話になったグリーンカレー

1/7(日): 帰路1

岩場貧乏症なので、前日にMRさんを説得し朝一でターケークの最後の思い出作りにHiltonの長大な Take Forever(5cだがこのグレードでここまで立体的&総会なラインは滅多にお目にかかれない)を最後に登る。超速でシャワーを浴び、C/Oを済ませる。宿で数日前から手配していた国境超え混みの空港行きバンに乗り帰路に着く。

11:55 Nakhon Phanom 発で1時間ほどでBKK Don Mueang 着。翌日3AMのSuvarnabhumi 空港からの出発時間まで時間があったので、4人でバンコク観光。ハイライトは魔改造されたであろう爆速(多分70km近く出てたと思う)Tuk Tukでバンコクの街を疾走し、皆テンションが上がる。

爆速Tuk Tukライドin Bangkok

相変わらず(やや草&酒臭い)のKhaosan Roadなどを見物してふらつく。なぜか広東風中華料理屋で夕食を食い、健全なマッサージ(でもそういうたぐいのオプション打診をされる笑)を受け、バンコクの渋滞を横目にナイトマーケットを散策したのち、電車でSuvarnabhumi空港に到着。仮眠しつつ翌日早朝のフライト待ち。

Khaosan Road
安全<エモさ の圧勝
クライマーには馴染みのある名前

1/8(月)

3AMにSuvarnabhumi発で香港に7AM到着。またもや同日15PMまで時間があったので、(ちょっと遠めの)City Centerの観光を打診したものの、皆さまお疲れなので、単独で香港プチ観光、といってもバスで往復したのと昼飯食った位。2011-12年頃に香港は1か月滞在しているのだが、アイコニックなサインボードが少なくなっていたり(昼間に行ったからかもしれないが)、色々と取りざたされているように、10年前と比べてもややダイナミズム/Vibrancyが少し陰っていた気がする。

Random street in Hong Kong

15PMに香港発で20PM成田着。皆長旅でさらに上州、信州方面までのそれぞれの帰路があるのでお疲れモードで解散。

まとめ:

今回もエイヤでねじ込んでやはり正解。電波少年チックな、でもワイルド過ぎない(アラ還2人にはやや酷だったかも、と思ったけどかなり楽しんでくれたのでそれも良かった)旅の醍醐味を今回も満喫できた。そもそもラオス(加えて岩場)までが遠いのがハードルが高いが(加えてフレンチなのにかなり渋めのグレード感でグレード的成果は出しにくい)、機会があればぜひ再訪したい。

 

登果:

RP on Decimal Grade French Grade Route Name Result 体感 Area/Rock Days tried Atmps tried Notes
12/30 11b 6c Gaston Cat Whips MOS 11b/7a Bayerischer Wald 1 1 ☆☆☆☆ 滞在できるケーブから見た目通りの核心。概ね快適。この時期だと14時頃から日が当たって暑そう
12/30 11d 7a Gschaftlhuber RP 11d/7b Bayerischer Wald 1 2 ☆☆☆☆☆ どっかぶり越えからエンデュランスでストレッチーなパートへ
11c 6c+ Fei Grimmig 封印 ? Bayerischer Wald 1 1 ? 物凄い悪い出だし。タッパがあればよりきつい模様。
12/30 11b 6c Fat Doobies MOS 11b/7a Hangover 1 1 ☆☆☆☆ 中間部が読みづらく、上部はストレニ
12/31 12a/b 7b Dans Dyno RP 12a/7b+ Hangover 2 2 ☆☆☆☆☆ ダイノと書いてあるけど。。日が差している(午後)ととても厳しい
12/31 10c 6b Already Done MOS 10d/6b Climber’s Home 1 1 ☆☆☆ 長大で快適なルートで楽しいが、左のラインに合流しそうになる
12/31 11c 7a Schwitzerland OS 11c/7b Hangover 1 1 ☆☆☆☆☆ コルネの楽しい登りもあり、難解な核心もあり、OSで是非
12/31 10c 6b Pinzgauer Bua MOS 10c/6b Hilton 1 1 ☆☆☆ 快適なライン。長い
12/31 11c/d 7a 420 Lockdown MOS 11c/7a+ Hilton 1 1 ☆☆☆☆ 下部はPinzgauer Bua。最後の最後にサプライズあり
1/6 12b/c 7b+ Potatohead RP 2級 Hilton 4 14 ☆☆☆ リーチ得があるボルダー課題。クリップまで気を抜けない
1/2 11b 6c+ Schnapsnase MOS 11b/6c∔ Partymeile 1 1 ☆☆☆☆ 傾斜があるコルネをグイグイ
1/2 12b/c 7b+ Resteficken RP 12a/7b+ Partymeile 1 2 ☆☆☆☆ やや疲れる下部から色々な選択肢ができる核心へ
1/3 10b 6a+ Cave Woman OS 11a/6c Music Hall 1 1 ☆☆☆☆☆ 出来たてほやほやを第3登。唯一無二の立体クライミングでリップまで抜ける
1/3 12a/b 7b Hard Rock RP 12a/7b+ Music Hall 1 2 ☆☆☆☆☆ アイコニックなスタートから傾斜を多彩なムーブで越える傑作
12b/c 7b+/7c Small Worlds 敗退 ? Roof 1 1 ☆☆☆☆☆ 違う惑星でのルーフクライミング。
1/4 11a 6b+ Sooty Babbler FL 11a/6c Music Hall 1 1 ☆☆☆☆ パワフルな出だしにツルツルの中間部に楽しいトラバース
12a/b 7b Mutantes 敗退 ? Music Hall 1 1 ? 核心と思しきところ越えられず??
1/4 11c/d 7a Cheeky Fucker FL 11b/7a Roof-Right side 1 1 ☆☆☆ ルーフへの入り方が怖い。どうせならもう少し登りたい
1/4 11c/d 7a Nid Toi, Nid Moi RP 11c/7a+ Roof-Left side 1 2 ☆☆☆☆ 長く蛇行するラインに読み解くのが難しい核心
1/4 11c 7a Raining Bolts OS 11c/7a Roof-Left side 1 1 ☆☆☆☆ 同じく長く蛇行するラインにパワフルなマントル。
1/4 11a 6b+ Frechdachs FL 11a/6b+ Roof-Right side 1 1 ☆☆☆☆ どっかぶりを気持ち良いホールドで
1/6 10c 6b Time to Move FL 11a/6b+ Music Hall 1 1 ☆☆☆☆☆ 休息ポイントもある気持ちの良いガバどっかぶり。
12a/b 7b TNT 敗退 ? Music Hall 1 1 ?
1/6 12a/b 7b Jungle King FL 12a/7b+ Roof-Right side 1 1 ☆☆☆☆☆ 延々と続く傾斜とガバとパンプ(ちゃんと核心もあり)
1/6 11d/12a 7a+ Schwing dei Ding FL 11c/7a+ Roof-Right side 1 1 ☆☆☆☆ 立体的な形状の岩を抜ける
1/6 12a/b 7b Schwing mei Ding FL 11d/7b Roof-Right side 1 1 ☆☆☆☆ ボルダリーなマントルが連続。下部抜けれたらこの延長も是非
1/6 11c/d 7a Hanging Garden OS 11c/7a+ Roof-Right side 1 1 ☆☆☆☆☆ 概ね快適だが、ルーファイが求められる
1/7 5.9 5c Take Forever MOS 10a/5c Hilton 1 1 ☆☆☆☆ 長大で快適なライン。名前の通り
 Cost Summary:
2023/12 LAK 0.0069
THB 4.10
USD 142.51
JPY 1
為替 (2023/12)
使える順:
THB (Thai Bhat) > LAK (Kip) > USD
※Kipはおつりで貰う分を地産地消。
1 JPY ≒ 143 Kip (LAK)、
1 Bhat (THB) ≒ 4 JPY ≒ 600 LAK
1 USD ≒ 20,000 LAK ≒ 143 JPY ≒ 35 THB
※USD-JPYとJPY-LAKがほぼ同じ
Category Cost Item Source Remarks Paid by Qty Unit Price Sub-Total Currency  Sub-Total Currency (per pac)
Transport Flight: Tokyo <-> Bangkok
(Narita -> Hong Kong -> Suvarnabhumi)
Hong Kong Airline Round-trip Card 1 82,470 82,470 JPY 82,470 JPY
Transport Flight: Bangkok <-> Nakhon Phanom
(Don Mueang <-> Nakhon Phanom)
Air Asia Round-trip Card 1 20,760 20,760 JPY 20,760 JPY
Transport Bus: Bangkok airports
(Suvarnabhumi <-> Don Mueang)
Free Airport Shuttle 2 0 0 0 JPY
Transport Bus: Nakhon Phanom Airport <-> Nakhon Phanom Bus Terminal oneway 100 THB Cash 2 100 200 THB 1,640 JPY
Transport Bus: Nakhon Phanom Terminal –> Thakhek Bus Terminal Cash 1 75 75 THB 308 JPY
Transport Visitor Visa (Japanese) Immigration Cash 1 40 40 THB 164 JPY
Transport Bus: Thakhek Bus Terminal –>
Thakhek Town Center
on-spot negotiation oneway 400 THB (4ppl) Cash 1/4 400 100 THB 410 JPY
Transport 12/30 Bus: Thakhek Town<-> Crag on-spot negotiation round-trip 750 THB (shared by 4 ppl) Cash 1/4 750 188 THB 769 JPY
Transport 12/31 Bus: Thakhek Town<-> Crag on-spot negotiation round-trip 800 THB (shared by 4 ppl) Cash 1/4 800 200 THB 820 JPY
Transport 1/2 Bus: Thakhek Town -> Crag on-spot negotiation oneway 400 THB (shared by 4 ppl) Cash 1/4 400 100 THB 410 JPY
Transport 1/1 Bike: Daily rental at Thakhek shared by 2 ppl Card 1/2 130,000 65,000 LAK 449 JPY
Transport 1/1 Gas for Bike shared by 2 ppl Card 1/2 50,000 25,000 LAK 173 JPY
Transport 1/5 Bike Rental from YS-san Daily Cash Only? 1/4 20,000 5,000 LAK 9 JPY
Transport 1/7 Van: Green Climbers Home  –>
Nakhon Phanom Airport
Green Climbers Home one way 100USD or 2,100,000 L (3-8 ppl) Cash 1/4 100 25 USD 3,563 JPY
Accommo 12/28 Bangkok (Don Mueang Airport) We Inn shared by 4 ppl Card 1/4 1 4,724 JPY 1,181 JPY
Accommo 12/29 Thakhek Town Lao Home Hostel shared by 4 ppl Cash 1/4 600 150 THB 615 JPY
Accommo 12/30 Thakhek Town Lao Home Hostel shared by 4 ppl Cash 1/4 600 150 THB 615 JPY
Accommo 12/31 Thakhek Town Lao Home Hostel shared by 4 ppl Cash 1/4 600 150 THB 615 JPY
Accommo 1/1 Thakhek Town Lao Home Hostel shared by 4 ppl Cash 1/4 600 150 THB 615 JPY
Accommo 1/2-1/6 Thakhek Crag Green Climbers Home 5 nights stay Card 5 12 60 USD 8,551 JPY
1 1 LAK 0 JPY
Meal Lunch (Curry Mee) Hong Kong Airport 1 109 109 HKD 2,000 JPY
Meal Dinner (Chicken Rice) Bangkok (BKK) Airport 1 50 50 THB 205 JPY
Meal Meal (Shopping) Various approx. daily cost 17 500 8,500 LAK 997 JPY
Others Guidebook Green Climbers Home 1 50 22 USD 3,135 JPY
Others Bike Rental Lao Home Hostel bike/day 1 130,000 130,000 LAK 897 JPY
Others Hair Cut near Inthira Thakhek 15mins 1 20,000 20,000 LAK 138 JPY
Grand Total 131,506 JPY
Cost/Day per climb days 7 days 18,787 JPY
Cost/Day per Total Trip 12 days 10,959 JPY